ひとりずもう

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  • 小学館 (2005年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861526

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ひとりずもうの感想・レビュー・書評

  • 性を意識し始める思春期から漫画家デビューまでの日々。
    基本的に他力本願でぐうたらスタイルを崩さないさくらももこ氏が、夢に向かい始めたときの姿勢、前につんのめるような姿勢に感動した。

    エッセイ漫画を描けばいいという方向転換がさくらももこ氏のエポックメイキングだったんだな。文章で書くエッセイもその後大成功してるわけだし。
    エッセイで書かれた数年後にはアニメも始まり、国民的アンセム『おどるポンポコリン』の作詞もするわけだから、すごいとしかいいようがない。とてつもないセンスを持った八百屋のぐうたら娘が主人公の映画を観たような気分。最高に気持ちのいい映画だった。

  • 漫画を描き始めたあたりから急激に変わっていくさくらももこに置いていかれたような気がした
    図書館で借りてきたのでがっちりテープでカバーしてあって本体の表紙の版画が見られなかったのが悔しい

  • 小学生の頃の自分に読ませたかった。

  • さくらももこさんの青春時代を振り返るエッセイ。昭和の思い出が生き生きと描かれていて、まあよく細かいことを記憶している人だと感心する。
    最後の投稿に関する思い出は、心に沁みるものがあった。さくらさんにもそんな時代があったのですね。

  • 中高生時代の淡々としたエッセイ

  • 漫画家デビューまでの話は読んでいて胸が熱くなった
    誰もが自分にも当てはめることができるような青春物語だと思う

  • すごく面白かった。青春時代まであのまるちゃんの感じのままでだらしなくお気楽に生きていたのがすばらしい。理想の好青年に腐りかけのメロンを用意して待っている、とかもお金持の家では花が咲く、とか、おもしろいなー。家が八百屋っていうのはまるちゃんでもその設定でいってよかったんじゃないかというくらいおいしい。さくらももこのエッセイがもっと読みたくなった。

  • こんな私だけど生きていけるかもしれないと思う。

  • 青春時代のお話。とデビューが決まるまでのお話。
    こんな学生時代を過ごしたんだ~と思った。

  •  著者の青春時代をテーマにした本。頻繁にすれ違う他校の男子に片思いしたり、将来の夢が徐々に見えてきたりして、迷ったり空回ったりを繰り返す。青春時代は誰しもがひとりずもうをしている、貴重な時間だなぁ。

  • 「自分は真面目だと思っているから辛い」という内容の一文に、すごくひかれました。
    たまにサボったり、落ち込んだりしてしまう自分もまた自分なのですね。

    そして後で振り返ってみると…まさに青春の…他愛のないことが、とても大切なことだったということに気づくのだとも思いました。
    何度も吹き出しながら、楽しく一気に読むことができました。

  • 男子が第二次成長期にヒゲが生え始め、
    声が変わり、本人がどうしようも無いほど
    大量の男性ホルモンが体に脳に影響をあたえ、
    さくらももこに
    「あれはリンパンジーか、ゴリラ」と、
    相手にせず、保健体育の時間にたった一人、
    女子には生理がくる事実を知り、(他は周知)
    おっぱいが膨らむから生理が来るんだと、
    毎夜うつ伏せに眠り、
    同級生を
    「なぜ、周りのゴリラやチンパンジーに興味がわくんだ」と、
    一人背を向けていたさくらももこ。
    そんな、青春の始まりの時期の女子の不安定な心情を
    あの、間の良い文章で面白おかしくエッセイに。

    まる子ちゃんが、中学生になったら
    高校生になったら、どんな女の子に
    なっていたであろうと、いう疑問がこれでとけます。

    今は、漫画版の『ひとりずもう」が発行されてるといいます。
    それも読んでみたいですね。

  • 読みやすく一瞬で読めてしまう。

  • ちっとも明るくない視点の青春時代エッセイです。不安定な心理についてや、どうやって現職に至ったのかが書かれています。漫画版もあるので合わせて読むといいかも。

  • あのまるちゃんが中学生になり、高校生になり、生理になやんだり、片思いを経験したりなんてことは、漫画のまるちゃんに親しんでいた私には衝撃でした。
    決してアダルトな目線ではないのですが、初体験話も書いてくれたらなあと思います。ただの好奇心です。
    本体表紙の版画にもニヤリとさせられます。

  • 久々に再読。サラっと読めます。
    これ読むときたぶん1時間もかかってないので軽く読みたいときに読んでます。でも文はとても面白いです。
    後半の今に至るまでの記述が心に残ります。
    色々悩みながら答えを出していく、まさにひとりずもうみたいでした

  • 「ちびまる子ちゃん」の世界観、平和な小学校生活から先の中学校、高校時代。生理、片想い、男女の体、といった年頃の話題から、楽さを追い求めて入った女子高生らしからぬ物理部の活動、冴えない実家への不満、そこからエッセイ漫画家を目指すまで。「東海地震と生理はいつ起こるかわからない」というような独自の言い回しと価値観はいつ読んでも笑ってしまう。

  • 小学生時代のお話が多い印象だったけれども、今回のエッセイは中学・高校時代。夢見がちで繊細な少女時代だったのですね。
    漫画家を目指して頑張っていたお話など、興味深く読みました。

  • 冴えない地味な学生生活、共感するなあ(笑)

  • 漫画家さくらももこのエッセイ。
    今回は小学校~高校までの学生時代について、著者の過ごした日常が語られている。
    生理を知ってショックを受けたり、女子高に進学して下ネタに夢中になったり、おしゃれに目覚めたり、通学路ですれ違う男子に妄想全開の初恋をしたりと、基本的には『ちびまる子ちゃん』のまる子がそのまま成長していく感じで、自堕落な日常が肩の力が抜けた独特の文章でユーモラスに語られる。
    しかし、そんな日々の中でも、高校生になった著者は少しずつ将来の自分について考えていく。それはとても漠然としていて、進路を決めたあともすぐに挫折しそうになる。
    この辺りの行きつ戻りつしている感じが、すごくリアルだった。大人は進路はしっかり具体的に決めろと子供に言うけれど、実際に社会のことをまだほとんど知らない子供にそれは無理な話だ。具体的にと言われても、経験が圧倒的に不足している以上、漠然としか考えられない。
    でも、じゃあ適当に決めていいのかといえば、それは違うだろう。大切なのは悩むこと、考えることだと思う。考え抜いたという自負、限界まで思考したという自負があれば、自分の決めた道を躊躇なく進めるし、ダメだった時の諦めもつく。
    最終的に自分の進む道を見出だした著者は、それまでとは別人のように昼夜を問わず猛烈な努力を続ける。そして、著者が自分の目標の端緒をつかんだところでこの本は終わるのだが、著者がその進路を選択するに際していかに考え抜いたかは、この本のあとがきを読めば明らかだろう。
    テンポの良い文章で手軽に読めるテンポの良いエッセイであり、漫画家さくらももこがどのように生まれたかが分かる一冊。

  • さくらももこの青春時代についてのエッセイ。
    主に中学時代から高校時代にかけて、漫画家になる夢を見つけ、最後は本気で夢を叶えようとする姿は清々しい。

    いつものようにくすりと笑える
    のかと思ったら、後味が違ったので、びっくりした。しかし、出会ってよかった本。夢に向かって突き進むっていいなぁ、と思えた。また、夢を叶えようと努力するだけではなく、微調整をすること、冷静に自分の実力と目標を照らし合わせる重要性の話は身に沁みた。

  • 何が得意で何が好きで、自分は何をしたいのか。
    とことん悩み考え、さくらももこという人が出来た。

    夢中になって取り組めるものを探し出せたことがとても羨ましく、自分はまだまだだと思う本だった。
    あとがきがとても良い。

  • 挑戦~方向転換~新しいスタートまでがすごく良かった。

    漫画家としての夢をつかむまでの過程が描かれていて、
    その取り組み方は、今までの他のものへの態度とは明らかに180度違う。
    ここぞという時に出す力、好きなものに対して発揮するパワーがすごいなぁと思った。
    高2までのダラダラ感と高3からの躍動感の違いが顕著。

    今の仕事も好きだけど、小さいころからずーっと憧れてた仕事を
    また追ってみたいなぁ…と。そういう風に思わせてくれるエッセイでした。
    また読みたい。

    小説を読んでも読んでも頭に入らなかった時に
    たまたま手に取ったこの本が、
    元気を与えてくれるすてきな作品で良かった^^
    小説もいいけどエッセイもいいよね。

  • ☆☆$$結構面白かった。$$著者の青春時代が、ありありと伝わった。$$あとがきが良かった。⇒ノート化。

  • さくらももこさんのエッセーは、ほとんど読んでいると思う。
    この本は、珍しく中高生時代のことで、けっこう無気力、無関心だったことが、これでもかと書かれ、いいのか?と読者を心配させる前半に比べ、後半の漫画を描きだしたところは、迫力が凄い。好きなこと、これだと決めたら、こんなにも人って変わるんだ。こうして、さくらももこが生まれたのか。

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テーマは「青春」。爆笑、そして感動。ももこワールド最新書き下ろしエッセイ。

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