ア・ハッピーファミリー

  • 144人登録
  • 3.56評価
    • (14)
    • (26)
    • (52)
    • (0)
    • (1)
  • 34レビュー
著者 : 黒野伸一
  • 小学館 (2006年5月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861601

ア・ハッピーファミリーの感想・レビュー・書評

  • 図書館で何気なく手に取った1冊。
    兄弟の力強さ。
    家族の化学変化。
    家族って良くも悪くもなく
    運命共同体。

  • 精神的な病やいじめ、様々な問題を抱えた家族。
    なのに決して重くなく、説教臭くもない。ほんのり温かさを感じる。うまくはいかない事ばかりだけどそれでも彼らはたった一つの家族なんだ。

    特に姉弟関係が良いなぁ。気が強くてツンツンしてるのにいざという時に頼りになる長女も、ほんわかしているけど実は脆い次女も、たまに反抗するけど誰よりも純粋な長男も。なんだかんだ言いつつ、皆が皆それぞれに支えあってる姿が何だかうらやましい。
    何より主人公である三女の、まっすぐさが格好良い。いじめにも真正面からぶつかって、違うものを素直に「違う」と言える、彼女の強さが眩しい。なかなかこんな14歳はいないと思う。

    脇を固める登場人物一人一人まで◎
    そしてやっぱり桜井くんが可愛いんだよなぁ。

  • なんとなく手に取った本

    初めての作家さん
    どんなカンジなのかなーと思いながら読み進め・・・
    意外とハマりましたw

    複雑な家庭のお話、と一言で言えないストーリーだけど
    意外とどこの家庭も同じような事があるのかもなぁ、と思ったり
    娘の冷静さがこの家庭故の性格なのかしらー?とか
    色んな事を考える小説でした。

    また機会があったら読んでみたい作家さんかな

  • どこ家にもイロイロな事情がある。どーんと立ってる主人公が逞しい。おかあさんは、ナメクジになってる場合ではないけど…そのカンジわかる(笑)

  • 4人姉弟父母にばあちゃん、そんな7人家族や学校生活がギクシャクしならがも変わっていき、ハッピーファミリになる様を三女を中心に描いていく物語。なかなか強引な展開もあるけど問題が解決されて良い方向に向かう定番のあらすじ。

  • 語り手は、7人家族の三女で中学2年生のミキ。
    自分の息子に甘いおばあちゃんに、ニートになってしまった父親、一人息子を溺愛する母親、お父さんがイヤで
    家を出て行った長女のナナコ姐、美人でちょっと不安定な次女のマミちゃん、秀才だけど、いじめや両親の態度に
    悩む長男の源五郎、という家族構成の中、彼女は、とっても強く逞しいキャラクターとして存在しています。
    家族の問題と並行するように、学校でのイジメの問題も同時進行していきますが、すべて丸く収まり幸せです。
    ドタバタなお話ではなくて、読了後にホンワリとした気持ちになれる家族の話

  • かもめ幼稚園から気になって読みはじめた作家さん。

    ほんわかしてるけど、ちょっぴりダークなところがある家族のお話。

    サザエさんと同じ7人家族です(゜∇゜)

  • ほんとは★★★★★にしたいくらいだけど、少しだけ拙さが感じられたので。
    デビュー作品なんですね。

    現代小説。
    読み口の、とてもいい。
    家族物って、やっぱりすきだな。

    戸栗さんがすごく魅力的。

  • 家を出て借金まみれの男のためにキャバクラで働く長女、
    精神的な病に侵される次女、
    おとなしくまじめがゆえにイジメに遭い続ける弟、
    働きもせず暴力を振るう父、
    そんな父を甘やかす祖母、
    そんな親子を嫌がりながら性コンプレックスを抱いている母、
    ずる賢いが何かと忠告をしてくれる同級生の男のコ、
    昔は苛められっコだったが今では女王様と化した美少女、
    クラスでいじめに遭っている女の子、
    様々な問題を抱える人たちに振り回されながらも飄々と付き合う正義感の強い主人公の女の子が、周りを変えてゆく話。

    ハードだったけど、凄く面白かった。
    そして主人公の女の子と自分をめちゃ重ねてしまった(笑)
    最後の展開にはビックリしたかな。。
    まさかそこでそんなネタが出てくるとは…という。
    うん、そこでも主人公に共感\(^o^)/

  • おもしろかったー。
    家族ものって他人の家庭を垣間見る感じで
    とても好きなんだけど、予想を上回る面白さだった。

    サザエさんと同じ7人家族の物語。
    おばあちゃん、おとうさん、おかあさん
    長女・次女・三女・長男。
    三女の視点で物語が進んでいく。
    色々な困難が三女を始め家族を襲う。

    読後は後味すっきり、爽快だった。
    あまり深く考えないで軽く読めるのが良かった。

  • おもしろかった。

    主人公の立ち位置が、ほかに良くある中学生小説と、ほんの少し違って、良かった。

  • 家族の物語。妹が入院したり家族がバラバラになったりするが、最後にはほんわか、心があ多々あるお話。

  • 何回も読んでしまう、、

  • 装丁に惹かれて、手に取った一冊。
    黒野伸一って知らないなあ、と思ったらデビュー作なんですね。
    いい意味で男性作家っぽくなくて、読みやすかったです。

    ストーリーは思春期の女の子をメインに、学校と家庭、それぞれで騒動が起きるという感じで、特に奇をてらったものではありません。
    学校で起きるいじめや同級生とのさまざまな人間関係は、なんとなく岩井俊二の『リリィ・シュシュのすべて』を思い起こさせましたが、あそこまでしんどくはない。
    姉弟妹同士のやり取りなどは、江國香織の『流しの下の骨』っぽくもありますが、ミキを除く3人の姉弟妹の描写はあまりありません。

    どちらの要素もミックスされた、本当にその辺で起こりそうなお話。
    語り手であるミキが、それらの物事に動じない人物として設定されているのが、救いになっている部分でもあり、ストーリーを軽くしている部分でもあります。
    でもこんなに達観した普通の女の子って、いそうでいないと思いますけどね。

    面白かったし読みやすかった。
    けど、特に心に残るほどのインパクトはなかったかな、というのが感想でした。

  • いじめだったり、ニートだったり、精神的に病んでたりする家族。今の時代に多い問題をも、ひとつの日常として温かくさえ感じるお話でした。テーマは重そうなのに、読後感はすごく心がホコホコします。

  • 背表紙に目を引かれて適当に本を開く。

    うん、なんとなく読みたい。


    そんな行動で借りてきましたこの本。


    --


    わたし 目線であることに感謝。

    私自身が妹なので姉が主人公だと読んでいません。

    一つのお話は必ず問題事があってそれが解決してハッピーエンド、というふうになっています。

    この本もそのうちのひとつ。

    筆者の書き方が好きです。

  • ゆるゆるとした雰囲気にしては、最後のほうとかビシッと決めるところは決めて、しかも良い感じのハッピーエンドでよかったです。おもしろかった。どこにでもありそうな感じだけどそれがいいんじゃないかなと思ったり。

  • 帯の「サザエさんと同じ7人家族」とあって、面白そうだと思ってジャケ買い。だけど、そうじゃなくって色々と抱えている家族を主人公の女の子の目線で語っている作品。

  • 我が道を行く中2の女の子の、家族と学校との物語。
    先が気になって一気に読んでしまった。強く自分を持つ主人公が良かった。家族も個性が強く、学校での微妙な関係も共感できた。特に主人公と桜井君の関係が好きだった。結構親しく話しているのに「坂本さん」「桜井君」と呼び合うとことか。
    全て壊してからうまくいくことだってあるんだなって思う。これ文庫でたら買いたいな。

  • いい年して無職の父親と、そのダメ父に顔に騙されて結婚したと言って憚らない母親、父親を溺愛する祖母に、変わり者の姉二人と秀才の弟一人。
    奇妙な大家族と、いじめや派閥が渦巻くクラスに、苦労しながらも淡々と日々を送る中学生ミキの物語。
    全然ハッピーじゃないじゃん、というような凄まじい家庭環境なのに、さらりと描かれているためか重苦しさは感じない。飄々とした独特な雰囲気が面白い。

  • すごく素敵なものに出逢えました。心を掴んで離さない。幸せは尊いものなんだと実感した。

全34件中 1 - 25件を表示

ア・ハッピーファミリーに関連する談話室の質問

ア・ハッピーファミリーを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ア・ハッピーファミリーを本棚に「積読」で登録しているひと

ア・ハッピーファミリーはこんな本です

ツイートする