絶対、最強の恋のうた

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著者 : 中村航
  • 小学館 (2006年10月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861779

絶対、最強の恋のうたの感想・レビュー・書評

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  • 恋人を通じて、降りてくる優しさを実感できる小説。
    10代、20代の初々しい恋愛真っ只中の人たちに、適しているお話に想う。

    恋人と、“世界三大美徳”とは何かと、真剣に考えて答える誠実さは、忘れかけていたモノを蘇らせてくれた。

    恋のスタンプカードがたまれば、それと引き換えに、“世界三大美徳のひとつ”と交換できる。
    あと、ひとつを知るために、探し歩く。

    素直に、ただ、好きな異性と接することのシンプルさが素敵だ。

  • 知人に薦められて読んだのですが10年は遅かった。タイトルが小っ恥ずかしすぎてこそこそ読んだ。
    誰かを愛する、ということの幸せやかけがえのなさが、大学生の男女の清いお付き合いを見守りながら初々しく分かりやすく描かれている。
    でも、もう今の私にはこの子たちが尊すぎてしんどい。
    孫の話をきくおばあちゃんみたいな感覚になってしまった。
    「絶対」を信じたくなる気持ちや、「絶対」を祈りたくなる気持ち。
    わかる、わかるよそういうの。わかるけどね。

  • 肉にキープなし。ずっと幸せでいてもらいたいような二人でした。でも男の子側からのもので充分だったかな。

  • 僕は大学生になった。足りているのか足りていないのか、こんなものかなと思う日々を過ごしていた。そして10月の文化祭のとき、彼女に出会った。彼女とはときどき会うようになって、少しだけ話をした。私は大学生になった。今度こそ彼氏をつくろうと思っていた。正しい男子を見極め、そのハートを一撃で射抜こうと思った。新学期の初日、彼はもみじ饅頭をくれた。そして私たちは映画を見に行く約束をした。

    甘酸っぱい青春物語。

  • 不器用な人を野暮ったくそして爽やかに後押しする話。
    抱えきれないほど大きい恋心に飲み込まれようが、失恋にあらゆる水分を吸い取られようが、できることはある!って事だと思う。
    機嫌良く安らかに朗らかに。
    力を抜いてみたら結構どうとでもなるし、相手を想う気持ちが自分にも返ってくる現象も、恋の歌も、いろんな見えないものが大丈夫って言ってるんだよ、と。

    この本が伝えたい気持ちはとても素敵だけど、一所懸命受け取ろうとしないと表面撫でるくらいのもんで あんまり伝わってこなかったな。
    それにタイトル含め私はどうも気恥ずかしくてだめだ。
    主人公カップルがどうして互いにそんなに好きになれたのかは謎だったし。
    木戸さんのことは、「この泥臭くて馬鹿なとこがかっこいいんだろうなあ きっと…」くらいのぼんやりした感じでしか魅力が分からないあたり、自分は女だなあと思う。

    あ、でも1人の人間と1人の人間が出会って恋愛が成り立っている感じ、それぞれに背景があるっていう事実が感じられたのは良かった!
    意外と忘れてる気がするから。

  • 大学生になって恋人ができた
    木戸さんという駄目人間にも出会った

    この著者の作品の雰囲気が好きだ。
    世界三大美徳
    礼儀 仲良し? ?

  • タイトル負けしている。最強でもない平凡な恋愛小説。特段心に残るったり、迫ったりするようなことはない。

  • 読み終わった後、優しい気持ちになれる本。

    大きな出来事はないけど、優しく温かくゆっくりと愛を育む二人の付き合い方が素敵。

    個人的に木戸さんがすごく素敵。すごく好き。

    それぞれのキャラクターみんなが言葉を大事にしている感じがいい。
    中村航好きだなと確認できた。

  • 陽気でマシンガンな中学時代から、クールで一目置かれる弓道部員の高校時代を経て、大学生になった私がしたことは、恋をすることだった。付き合いはじめて三か月。幸せすぎて自分を見失いがちな私は、ふと怖くなってしまう。そのことを彼に告げると、とりあえず、毎日死ぬほど会う生活をやめ、デートは週末に三回、電話は週三回にするという提案を受けた。トラックを全速で駆け抜けた日々のあとに訪れたのは、恋のスタンプカードを少しずつ押していくような、かけがえのない大切な時間だった。
    --------------
    男女それぞれの目線から描かれている展開。
    それぞれ固有名詞が出ないので、最初は同じエピソードを描いていると気づかなかったほど。

    恋愛にはまりすぎて怖くなり、すべてを計画的にすまそうとするあたり
    不思議で面白いけれど
    そんななかで別れるのではなく、満ち足りた幸せを感じる瞬間を描いたところが素敵。
    そんな瞬間を日常でも見つけていきたい。

    ただ、タイトルが強すぎて、内容が負けていたのが残念。

  • 浪人生活を終え、大学に受かった大野君のはちゃめちゃな若い青春的な事柄から物語は始まり、彼女と出会い付き合い、そして友達の坂本と木戸さんとの男の友情を育み、彼女との愛を育む。
    若いからこそ、こんな事が出来たんだろうな。大学生だからこんな風だったのかなぁ。青春ってすごいなと思う素敵な話でした。
    最後の富士に至れは大野と木戸さんと出会わせた多分モテナイ系男子の坂本の就職した後の話でした。
    それもまた、大学生の青春時代とは違う甘酸っぱさがあってよかったです。

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