絶対、最強の恋のうた

  • 556人登録
  • 3.41評価
    • (49)
    • (79)
    • (179)
    • (27)
    • (5)
  • 124レビュー
著者 : 中村航
  • 小学館 (2006年10月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861779

絶対、最強の恋のうたの感想・レビュー・書評

  • 恋人を通じて、降りてくる優しさを実感できる小説。
    10代、20代の初々しい恋愛真っ只中の人たちに、適しているお話に想う。

    恋人と、“世界三大美徳”とは何かと、真剣に考えて答える誠実さは、忘れかけていたモノを蘇らせてくれた。

    恋のスタンプカードがたまれば、それと引き換えに、“世界三大美徳のひとつ”と交換できる。
    あと、ひとつを知るために、探し歩く。

    素直に、ただ、好きな異性と接することのシンプルさが素敵だ。

  • 知人に薦められて読んだのですが10年は遅かった。タイトルが小っ恥ずかしすぎてこそこそ読んだ。
    誰かを愛する、ということの幸せやかけがえのなさが、大学生の男女の清いお付き合いを見守りながら初々しく分かりやすく描かれている。
    でも、もう今の私にはこの子たちが尊すぎてしんどい。
    孫の話をきくおばあちゃんみたいな感覚になってしまった。
    「絶対」を信じたくなる気持ちや、「絶対」を祈りたくなる気持ち。
    わかる、わかるよそういうの。わかるけどね。

  • 肉にキープなし。ずっと幸せでいてもらいたいような二人でした。でも男の子側からのもので充分だったかな。

  • 僕は大学生になった。足りているのか足りていないのか、こんなものかなと思う日々を過ごしていた。そして10月の文化祭のとき、彼女に出会った。彼女とはときどき会うようになって、少しだけ話をした。私は大学生になった。今度こそ彼氏をつくろうと思っていた。正しい男子を見極め、そのハートを一撃で射抜こうと思った。新学期の初日、彼はもみじ饅頭をくれた。そして私たちは映画を見に行く約束をした。

    甘酸っぱい青春物語。

  • 不器用な人を野暮ったくそして爽やかに後押しする話。
    抱えきれないほど大きい恋心に飲み込まれようが、失恋にあらゆる水分を吸い取られようが、できることはある!って事だと思う。
    機嫌良く安らかに朗らかに。
    力を抜いてみたら結構どうとでもなるし、相手を想う気持ちが自分にも返ってくる現象も、恋の歌も、いろんな見えないものが大丈夫って言ってるんだよ、と。

    この本が伝えたい気持ちはとても素敵だけど、一所懸命受け取ろうとしないと表面撫でるくらいのもんで あんまり伝わってこなかったな。
    それにタイトル含め私はどうも気恥ずかしくてだめだ。
    主人公カップルがどうして互いにそんなに好きになれたのかは謎だったし。
    木戸さんのことは、「この泥臭くて馬鹿なとこがかっこいいんだろうなあ きっと…」くらいのぼんやりした感じでしか魅力が分からないあたり、自分は女だなあと思う。

    あ、でも1人の人間と1人の人間が出会って恋愛が成り立っている感じ、それぞれに背景があるっていう事実が感じられたのは良かった!
    意外と忘れてる気がするから。

  • 大学生になって恋人ができた
    木戸さんという駄目人間にも出会った

    この著者の作品の雰囲気が好きだ。
    世界三大美徳
    礼儀 仲良し? ?

  • タイトル負けしている。最強でもない平凡な恋愛小説。特段心に残るったり、迫ったりするようなことはない。

  • 読み終わった後、優しい気持ちになれる本。

    大きな出来事はないけど、優しく温かくゆっくりと愛を育む二人の付き合い方が素敵。

    個人的に木戸さんがすごく素敵。すごく好き。

    それぞれのキャラクターみんなが言葉を大事にしている感じがいい。
    中村航好きだなと確認できた。

  • 陽気でマシンガンな中学時代から、クールで一目置かれる弓道部員の高校時代を経て、大学生になった私がしたことは、恋をすることだった。付き合いはじめて三か月。幸せすぎて自分を見失いがちな私は、ふと怖くなってしまう。そのことを彼に告げると、とりあえず、毎日死ぬほど会う生活をやめ、デートは週末に三回、電話は週三回にするという提案を受けた。トラックを全速で駆け抜けた日々のあとに訪れたのは、恋のスタンプカードを少しずつ押していくような、かけがえのない大切な時間だった。
    --------------
    男女それぞれの目線から描かれている展開。
    それぞれ固有名詞が出ないので、最初は同じエピソードを描いていると気づかなかったほど。

    恋愛にはまりすぎて怖くなり、すべてを計画的にすまそうとするあたり
    不思議で面白いけれど
    そんななかで別れるのではなく、満ち足りた幸せを感じる瞬間を描いたところが素敵。
    そんな瞬間を日常でも見つけていきたい。

    ただ、タイトルが強すぎて、内容が負けていたのが残念。

  • 浪人生活を終え、大学に受かった大野君のはちゃめちゃな若い青春的な事柄から物語は始まり、彼女と出会い付き合い、そして友達の坂本と木戸さんとの男の友情を育み、彼女との愛を育む。
    若いからこそ、こんな事が出来たんだろうな。大学生だからこんな風だったのかなぁ。青春ってすごいなと思う素敵な話でした。
    最後の富士に至れは大野と木戸さんと出会わせた多分モテナイ系男子の坂本の就職した後の話でした。
    それもまた、大学生の青春時代とは違う甘酸っぱさがあってよかったです。

  • とにかく、木戸先輩がよかった。
    恋愛の方は、よくわからない。

    果たして、魚肉ソーセージから
    いい出汁はでるのか?

    でも、なんだか楽しそうな感じはする。

  • 男女のバカップルぶりを、双方の視点から描いた作品。
    二人共「中村航」的な感性で記載されているので独特の空気感で流れていく。

    一番良かったのはプロローグでもある、男性主人公が浪人を終える時のくだり。

    ――まだ何かあるやつは川原に集まれ

    という素晴らしく青春的なフレーズと、胴上げスクランブルという青春的な行為が、私の青春好き魂をくすぐりにくすぐった。
    胴上げスクランブルはマジでやりたいと思ったが、最後に注意書きでしなういように念を押されていたw

    木戸さん超格好いいな。どうやら他作品にも出てるらしいが、発刊系列てきには本作が最初らしい。今後まだ活躍が見れると思うと胸熱。
    一番の胸熱は「相撲でケリをつけろ!」だけどな。
    なんだそれ、と思いつつそのセンスに脱帽。

    個人的には、作者の描く”男性目線の日常生活”が一番ツボに来るようだ。
    一章目と最終章はとてもよかった。
    マリンスポーツ野郎w

  • 中村航さんの描く世界は、なんとなく生きているだけでは見逃してしまう、きらきらが埋め込まれているよう。
    ゆるゆると生きている様は普段のわたしたちのようなのだけれど、例えば礼儀が世界三大美徳に入る、という考え方は今まで考えたこともなかったことで、それなのにすうっと体の内側に入り込んでくる。当たり前のことが美しいことを教えてくれます。

    ひとつの季節は私の中を過ぎていった。こういうのはきっともう終わりなんだ。続くわけはないんだ。

    この言葉でひとつの季節が、私の中で終わりを告げたような気がします。

  • ゆっくりと歩いてゆく大学生カップルを双方の視点で画いたラブストーリー。

    メインのカップルもいいけれど、ラスト数ページの坂本くんのエピソードにほっこりした。

    「好きとかいう巨大なことを抱えながら、付き合いを続けることは、私にはとても難しいの。
    中略
    次はいつ会おうとか、どこに行こうかとかわいつ電話がかかってくるかとか、こっちからかけようかとか、今いるかなとか、嫌われたらどうしようかとか。……そんなことばっかり考えていたら、もうまともに生活できないと思った。」
    「昔カナリヤだった私たちは、いろんなやっかいごとを抱えながら、それでも周りの世界を回していかなければならない。なるべくなら機嫌よく。できるなら陽気な感じに。」

  • 全部決めちゃう付き合いかたが、正しいかどうかはわからない。
    けど、それでもお互いに「怖いくらい好き」でいれることがすごい。

    月にみられてキスする場面がめっちゃいい。
    お互い、同時に心から好きって気持ちを実感することって、つきあっていく中で一番幸せな瞬間だとおもう。


    タイトルがけっこー好きだったんだけど、なんか無理やりっぽかったのが残念・・

  • タイトルの力強さと違って、ほんわか青春な恋のお話。

    この人の描く恋人同士の掛け合いがとても好きなんだな。
    傍から見たらただのバカップルで。
    でも、バカップルでもいいじゃん!!!って思わせてしまう二人。

    「心がしん、とすること言って」という問いには「深海に棲む、小さなエビを食べました」と答え、
    「勢いのあることを言って」という願いには「もっと光を」「苦悩を突き抜けて、換気に至れ」と応える。

    どこか現実離れしているのに、お互いの感情を擦り合わせていくような、こんな会話をしてみたいものです。


    あ、それと重大なネタバレ!!

    木戸さんが出ています。もう、それだけで読むに値する一冊です。

  • あの時「ああしてたら、こうしてたら」って言い出したらきりがないけれど、
    自分も学生時代にこんな恋に出会っていたら。。。
    と思ってしまう小説です。

  • シンプルだけど素敵な恋愛小説だった。まあ、甘過ぎる所はあるけど、何か、色々、もう掴まえられないかもしれないものだとか、懐かしい思いだとかを蘇えさせられる。最初と最後がとってもいい。
    中村航さん、いいなぁ・・・。この人の本、装丁があまりにも可愛過ぎて、手に取る気にならなかったんだよな・・・。もっと読んでみよう。

  • なんか好きだった(^^)
    大野くんみたいなリア充みると時々イライラするけど(笑) まぁ人には色んな恋があるよね
    坂本くん、すごくいいなんか性格合いそう(^^)
    そんでもってこの大野くんの彼女何もかもが姉貴にいている
    色んな恋がこの世界にあっていい
    ほんわかしました

  • この作家さんのことは前から知っていたけれど
    なんとなく好きじゃなさそうと思って避けてきました。
    でも読まず嫌いなのもなぁと思って図書館で借りてみた1冊。

    …が、案の定、読み初めてすぐ合わないと感じ30分ほどでさらりと読了。
    どこにも感情移入できない恋愛小説でした。
    現実離れしてる雰囲気が心地悪かったんだけど、それはたまたま、
    私にそういう経験がないだけ…なのかな。

  • ありきたりなお話。
    世界の中心で愛を叫ぶ、いま君に会いに行きます、恋愛写真を読んだ後に読んでしまったから余計にそう感じてしまった。
    特にこの本ならでは、という部分は感じなかった。

  • 決めちゃおう、に既視感。前も読んだかも。

    双方向から書く意味はわからないが、たしかに「同じことを思っている」のを可視化するのはカタルシスある……第三者なのに? 第三者が入ってゆけるという意味で?

  • そこまで読み応えのある感じではなかったけど、悪くない。

  • 大野くんみたいな男の子どこにいるの

全124件中 1 - 25件を表示

絶対、最強の恋のうたに関連する談話室の質問

絶対、最強の恋のうたを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

絶対、最強の恋のうたを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

絶対、最強の恋のうたを本棚に「積読」で登録しているひと

絶対、最強の恋のうたのKindle版

絶対、最強の恋のうたの文庫

ツイートする