本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093861861
感想・レビュー・書評
-
愛する男が死に、男の部屋を見せてほしいと本宅を訪ね続ける愛人。
クライマックス級にヘビーな展開から始まり、少しずつ時間が巻き戻ってゆく。許されぬ恋人達の愛と別れを描いた苛烈なる恋愛小説。さらりとしつつも、やはり苛烈。
感情移入しすぎると辛いので、客観的に読了できた事に何だかホッとしてしまいました。
激しい嫉妬、複雑な感情、それを上回る愛しい気持ち…女の慕情が余すことなく綴られていますが、ちっとも生臭く感じないのが特徴でしょうか。
これは主人公の女性だけの物語。妻の本心は別の所にあったりして…?想像が膨らみます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あ、なんか難しかったような?内容が重いのもあって途中で諦めてしまいました(>_<)今回借りてきたのが全体に似通ったものになってたし・・・苦笑
-
空気がすき。物語全体を包む空気が好みだった。主人公よりもひとみさん、が気になってしまうような。強いのか、意地なのか。何にしろ綺麗な人だと思う。外見だとかは知らないけど、きっと背筋の伸びた人だと思う。自分のペースを持った人。<br>一緒に生きたいと思えるくらいの人に出会ったことがないからそこらに関しては何とも。ただ、貴方が居なくちゃ生きていけないことはないだろ、って前から思ってるからラストは好きだった。