彩恋

著者 :
  • 小学館
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861878

感想・レビュー・書評

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  • 「とにかくね、愛だよ、愛!人生は!」というセリフの通りこの作品は愛で溢れている。親子の愛、家族の愛、恋人の愛、友人の愛、たくさんの愛にじんわりあったかい気持ちになります。
    この作品の「秀逸」な点は、絶妙な間だと思う。来てほしいところ、来るべきところで句読点が来るからとても自然。ストーリーに読者の感情が追いつくまで待っていてくれる。
    ほかにココ・ナツ・マリネの独特な言い回しがすごく可愛い。「女なら、やってやれだよ」「だわよ」「~の構え」「~じゃなあい」のような仲間内だけで通じる言葉が3人とその周りの人を強く結びつけているように思う。結びつけると言えば音楽もその1つ。
    ココ・ナツ・マリネの1人ひとりのテーマは重いけれど、ごく爽やかに語られる、私の大好きな作品です。

  • 表紙買いです。何か惹かれるものがあって何度も読み返してしまいます。読み終わった後、優しく爽やかな気持ちになれます。

  • ココ・ナツ・マリネと三人を取り巻く人々の話。
    個人としては第三章「FLY」が一番好きである。
    表紙は中村佑介。

  • なんてオモシロイんだろう!

  • 主人公3人それぞれが色々抱えている。
    だけど3人はそれぞれの”何か”を
    受け止めて支えあう。
    ココ・ナツ・マリネのように
    大人になってもこんな風に過ごしていきたいと思った。

  • いろいろなめぐり合わせの中で笑って傷ついて成長していく女の子たち。くるりのばらの花が出てきたので妙に印象に残ってる。

  • 途中でなんども涙した。

著者プロフィール

飯塚健 (いいづか けん)
1979年生まれ。映画監督。脚本家。代表作に『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズ、『大人ドロップ』、『笑う招き猫』、『REPLAY&DESTROY』など。待機作に『榎田貿易堂』、『虹色デイズ』。現在、2才半の娘を持つ父。

「2018年 『さよならズック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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