パークチルドレン

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著者 : 石野文香
  • 小学館 (2007年10月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861915

パークチルドレンの感想・レビュー・書評

  • やはり先生の「特殊閉鎖された空間に大人になりきれない大人と子ども達」「禁断の恋」「曖昧なジェンダーに囚われる子ども」といったモティーフは健在。
    命綱みたいな均衡で生きる少年少女の旅立ちのときがすぐそこに来ている。

  • 最初は、子供の時って周りみんな敵って感じあるよなあ。そうやって強くなるよなあ。って思いながら読んでました。

    親が再婚して、再婚相手と暮らすのは無理。と、祖父母の家から学校へ行く。
    そんな時、廃園になった場所を訪れると、子供たちの秘密基地になってた。

    そこに居たキョージュという人は、廃園になった社長の義理の子供。母親が再婚して一緒になった子供。
    そして同級生の千夏と、一個上の直澄とその他色んな事情を抱えた子供たち。

    千夏は小さい頃、今は廃園のここで事故に遭い、落下したとこを助けて貰った。助けた人は直澄の父親で、助けたことで直澄の父親は亡くなった。
    3人で傷の舐め合いをしていた。

    ある日、千夏が洪水に襲われて死んだ。
    最初は妊娠7週だったから自殺かとも思ったけど、助けられた命を粗末にするはずがない。
    結果、子供を助けようとして死んだという結末。

    だけど、そこから相手は理科の先生で、死んだけど赤ちゃんを先生に抱かせたいってことで身篭らせて…って…そのくだりいる?
    でもまあ、命がーって最初っから言ってたしなあ…。
    いや、やっぱいらないんじゃない?
    そこだけすんごい浮いてる。っていう読後感でした。

    でも千夏が死んだ理由を自殺にみせるにはそうするしかなかった…?
    やっぱりうーん。って感じです。

  • 読んだことあるよ~~な
    でも代理出産は・・・

  • インターネットでおすすめの本を調べて見つけた本です。

    ありえそうな話で、夢のような世界観で、
    おもしろいストーリーでした。

  • 装丁がとても可愛くて手に取った本。
    薄い本なので1時間もせずに読了。
    しかしものすごーい辛い1時間だった。

    1章を読み終えた時点で稚拙な文章とアホみたいな設定にうんざり。
    高校生の書いた携帯小説か?ってレベル。
    中高生くらいを対象にしてるんだろうかと思いつつなんとか読み進めると
    中盤でまた目を疑うような展開に…。
    妊娠をこんなバカみたいに描いて欲しくないんですけど。
    登場人物の背景もただこの子可哀想でしょ?って設定を張り付けただけにしか見えず
    ラストの展開も吐き気がするほどちぐはぐで気持ち悪かった。
    ツッコミどころがありすぎて疲れた。

    こんな話で賞が取れるなんて信じられない!!!

    最後まで読みきった私は相当頑張った。
    このひとの本は二度と読まない。
    時間のムダでした。

  • 廃園になった遊園地だけが自分の居場所になっている子ども達とその中心的な役割を担っているキョージュ・真澄・千夏そして主人公の水香、生かされている自分や生きている意義が見いだせずにいる人達、「月の裏側は見ない」という約束のもと、この遊園地にいる時だけは笑顔で居心地良く過ごしていた。大人が無くした子どもの世界をいつまでも楽しんでいるのは臆病な逃避なんだろうか?でもなくしたくない空間だなぁ!

  • 小路幸也氏が絶賛してただけあって、小路幸也臭がした←褒め言葉

    思春期のどうしようもない気持ちの話でした。
    キョージュがかっこいい、素晴とか
    直澄くんもハラハラする生き方をしますね
    あっさり読めたけど、いつの間にか号泣してた

    「食べ物を持ってくると、いつも膝の上に置くよね。僕としては手が出しにくくて、ちょっと困るんだけど」

  • ■ひとりぼっちだった15歳の水香は、閉鎖された遊園地で仲間に出会い、初めての恋をした。そして突然、親友の千夏が事故死し、水香は千夏が妊娠していたことを知る。お腹の赤ちゃんを代わりに産んでほしい…!?水香は、千夏の最後の願いを叶える約束をするが―。大切な人を守るために、何ができるだろう?全編に「愛しさ」が満ちあふれる、期待の新人によるみずみずしい感動作。第八回小学館文庫小説賞受賞作。

    ■■柔らかな文体が読みやすいですが、少々ご都合主義の展開。結局これはファンタジーのくくりに入るのかな・・・。よい話でしたが、キレイすぎだなと感じてしまうのは人それぞれなのかもしれません。

  • 楽園はいつか壊れます。
    どんなに素晴らしい場所でも永遠ではいられない

    偶然迷い込んだ子供達の楽園「パーク」。奇しくもそこに入る条件を満たした水香はその一員となる。
    種々様々な要因が逃げ場所たるパークを破壊しようとする。

    それに立ち向かうわけではない。
    対抗するわけではない。
    小さなルール。それさえ守れば楽園はそこにありつづけるはずだった。

    起こる事件。
    否応なしに変わることを余儀なくさせる現実。
    自ら変わりはじめること。
    全て動き出したとき、パークの時間もまた動き出した。

  • あたしも探しているのよ。黒曜石のような美しい瞳の人。
    水の香りというか、激流のような主人公。

  • 何回も読みました(´`)

    読みやすいし、面白い(^O^)
    私もパークチルドレンになりたい!

  • 月の裏側を隠し持つ子供達が集まる遊園地跡でのお話し。主人公や子供達の口調は少し現実的でなかったけれど、内容については浮遊するような柔らかい感覚があり楽しく読むことができた。こんな素敵な居場所を、早く私も見つけたい。

  • 優しい文章で、絵本を読んでいる感覚だった。
    子供達っだって、大きかったり
    ものすごく重い荷物を持っていたりする。
    それを置いて休むことも必要だから、
    パークに子供達は足を運ぶ。

    パークチルドレンになれたからこそ、
    遊園地が自分達のものじゃなくなっても
    歩いていけるんだと思う。

    ふんわりと、穏やかな気持ちで読めた作品。

  • 母の再婚で祖父母と暮らすようになった『水香』。クラスメートにも溶け込めず、この町には自分の居場所が無いように感じていた。

    閉鎖された遊園地に忍び込んだ『水香』は、クラスメートの『千夏』を始めとして、沢山の子どもたちと出会う。

    月の裏側は、誰にも見えない

    『パークチルドレン』。みな同じように居場所を求める子どもたち。自分たちのルールーを作り、いつしかここに集うようになったのだった。そこはまるで『楽園』のようだった。ここに居る間はとても幸せだった。そして、かりそめの楽園はやがて失われる。


    辛いことから目をそむけているだけでは前には進めない。いく楽園を作り、蓋をしていても、現実には傷は癒せない。でも、そのためにも、こんな場所があれば良いだろうな。いつかは巣立つその日のために。

  • 図書館でタイトル・装丁に惹かれ読んでみました。

    死んでしまった人が、幽霊となって出てきたり
    それが皆共通に見えたり、
    ストーリー・設定に確かに現実味はないのですが

    物語自体がキラキラして、
    絵本を読んでいるような
    子供の頃に戻ったような、やさしい気持ちにしてくれる本です。
    ゆっくりした、休日の午後にオススメの一冊です!

  • 2009.5
    閉鎖された遊園地に集まる子どもたち。

    ―月の裏側は 誰にも見えない―

    そこは楽しいことだけを守る場所。
    初めての親友が事故死、その彼女が妊娠していたことを知った水香。
    お腹の赤ちゃんを代わりに産むことに。

    ってちょっと想像しにくい設定です。
    ほんとは、そんな場所必要なくて、家庭が心安らぐ場であって欲しいなと思う。
    理想の話。

  • ★…3.5くらい。水香の告白の言葉…なんて大胆なの(照)!

  • 初めての作家さんです。やさしい文章で、気持ちよく読めました。最後、急にSFっぽくなってしまったのが残念。2008.11.27読了

  • 図書館で装丁に惚れた本です。
    表紙のとおり、あたたかくて優しい雰囲気が全体を包んでいます。
    学校にも家庭にも居場所がない子供達が集まって遊ぶ「パーク」。
    廃屋となった遊園地を舞台に、引っ越してきたばかりの水香、クラスの人気者の千夏、
    無口な直澄、物知りなお兄さんのキョージュ、そしてたくさんの子供達がお互いの本音や
    暗い影に触れ、だんだん変化していく物語です。
    初心すぎるくらいに甘酸っぱい恋だとか、
    意識せずとも兄弟みたいな関係だとか、
    娘より乙女なお母さんだとか(笑)
    そういうのが大好きな人にはおすすめです。

  • 主人公の言葉遣いがどうにも…なァ。
    役者が演技しているみたいで馴染めなかった。

    台詞も内容も、全体的に嘘くさい。どこか白々しい。
    著者の「創作」ではなく、
    「理想」がそのまま描かれていたからではないか。

  • 転校して居場所が見つからない少女が町を探検していて、閉鎖された遊園地をみつける。
    そこには同じく居場所がなかった子供たちが居ついていた。
    「月の裏側は見えない」この言葉に隠された意味とは?
    幸せな日々を過ごすようになった少女に衝撃の出来事が起こり不思議な体験を大切な人と共有することになる。


    好きだなぁ。男の子がかっこいい。

    また今度ちゃんとかきます。

  • 閉鎖された遊園地。そこに集まる居場所がない子供たち。設定からしてどこかファンタジーめいているけれど、途中の展開にファンタジーど真ん中のエピソードが組み込まれて苦笑してしまった。しかも妊娠ネタ。若い作家さんならそれもアリかと思えるけれど、どうやら作者は1978年生まれ。こんな夢物語みたいな作品を書いていて大丈夫なのかと思ってしまった。

  • けっこう好きです。

  • 水香は、母の再婚を機に祖父母の家で暮らすことにしたが、転校した高校では孤立していた。
    ある日、昔遊んだことのある閉鎖された遊園地に忍び込み、ユーレイたちに驚かされた。
    実はそのユーレイたちは、学校や家に居場所のない子供たちだった。
    水香は仲間に入れてもらえることになったが、そこには意外なことにクラスの人気者の千夏がいて、水香に友情を示してくれてきた。
    そしてもう1人高校生の男の子がいて、水香は彼に惹かれて行くが、千夏とはなにやら深い関係があるようだ・・・。

    水香の恋、千夏と彼の過去、子供たちの問題、そしてユーレイ(これ、ビックリ)。
    みんなちょっとづついい方向に成長していけそうで、望みの持てるお話です。
    ユーレイも、まぁ、アリってことにしましょう。
    「月の裏側」は、子供たちが無理に隠そうとしている、辛い現実をしめしています。
    パークのルールとして、見てはいけないものとされています。

  • 話は悪くないが、いかんせん作りが安っぽい。
    ストーリー展開が早い上に、先が読めてしまうという代物。

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パークチルドレンの作品紹介

ひとりぼっちだった15歳の水香は、閉鎖された遊園地で仲間に出会い、初めての恋をした。そして突然、親友の千夏が事故死し、水香は千夏が妊娠していたことを知る。お腹の赤ちゃんを代わりに産んでほしい…!?水香は、千夏の最後の願いを叶える約束をするが-。大切な人を守るために、何ができるだろう?全編に「愛しさ」が満ちあふれる、期待の新人によるみずみずしい感動作。第八回小学館文庫小説賞受賞作。

パークチルドレンはこんな本です

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