エンドロールまであと、

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著者 : 壁井ユカコ
  • 小学館 (2007年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862035

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エンドロールまであと、の感想・レビュー・書評

  • めったに生まれない、男女の一卵性双生児の右布子と左馬之助の、悲しい姉弟愛のお話。

    なんつーか、
    ああ、やられた…という一言に尽きます。

    展開もラストもめちゃくちゃありきたりなんだが、

    子どもが子ども故に離れ離れになってしまう、どうしようもなさとか、

    祝福されないし先も見えないとわかっていても、お互いしかいないってこともわかりきってる、切なさとか、

    だからこそ、全てが終わってしまう前のかけがえのない平穏な日常の輝きとか、

    そういうのが詰まった話が、どうにも好きで仕方ない。

    とにかく左馬之助が好みで、

    壁井さんの描く男子がきっと自分のツボなんだろーなと思います。

    だから、どんなに陳腐だろうとも、
    泣かずにはいられん。
    泣いたあとに、
    痛みを含んだ爽快感と前向きなあったかさがあって、
    それがどうにも気持ち良い。

  • 2016.8.15 読了


    一卵性の男女の双子って
    非常に稀なんですね。

    その非常に稀な双子と
    同じ高校の 同じ部活
    (少人数のため研究会)の
    清野(せいの)女子、と
    西丸 男子の 4人の群像劇。

    最後 そうなるんだ。。。と
    ちょっと やるせなかったけど、
    少し 光が見えた感じで救われた。


    スピンオフの超短編も
    なかなか よかった!

  • よく見る名前の作家さんだよな…と思い手に取った。
    一卵性双生児の男女と映画同好会の面々の青春物語。ちょっとありそうでなさそうなファンタジーな部分も含みつつもそれが物語の雰囲気を引き締めていてよかったです。

  • なかなか悲しいエンドロールだったな・・・・・・
    ハッピーエンドが良かったよう

  • 一卵性の男女の双子のお話です。

    双子で恋をしてしまうありきたりさや、現実では少しありえないような設定ですが、物語としてはそのくらいが調度良いのではと思いました。

    またそんな中で登場人物達が青春をしていて読んでてとても楽しかったです。

  • 双子の話。

    身体の弱い右布子、大人びた左馬ノ助

    双子の叶うことはない禁断の関係。
    うーん。なんか気持ち悪い(;^_^A

    漫画系だよね。
    鱗姫思い出した!)^o^(

  • 図書館で装丁に惹かれて読み始めました。
    双子の恋愛としてはありきたりなラストなのかなぁ……という感じはあるのですが、
    そこにたどり着くまでの登場人物の動きが青春ぽくて面白かったです。

  • やっと見つけた……。

  • 近親相姦物は実は初めて読みます。ていうかそう思わずに買って、でも読んでいくうちに引き込まれて行きました。
    双子とそれを取り巻く友人や家族や、環境。
    壁井さんの本を初めて読んだのですが、文章の書き方が好きになりました。
    近親相姦、……まあそんなに激しくないですが、平気な方はぜひ読んでみてください

  • 壁井さん作品で一番好きかも知れない。
    双子の心の変化や前向きさがすごくまぶしく感じました。
    近視相関が駄目な人は注意。

  • 以前にルルル文庫の方で本編は読んであったが、単行本化されるにあたり、書き下ろしが3編加わったので、本編をパラパラ読んだ後、それらを読んだ。ルルル文庫の時は挿絵があって、いい歳した私には落ち着かない感じだったけど(笑)、単行本になってみると案外抵抗がなかった。書き下ろし3編目のお話が良くて、この作品への愛着が一気に増した。西丸の左馬之助に対する宣誓がすごく良い。

  • よかった。
    初めて読んだ著者だったけれど、一発で落ちた!!
    語り口が穏やかでちょっとレトロがかっているところがあって、深刻なのになんだか可笑しくって・・・
    とても不思議な文体。
    ラストは・・・だけれど、非常に余韻の残るお話でした!!
    他も是非読んでみましょう!

  • 随分前に文庫版で一回読んだのですが、短編も掲載されているということでこっちも手にしてみました。


    壁井さんは大好きでほとんど読んでいるのですが、うむ、これは切ない。
    ラストは知っていたのに、読みなおすとやっぱりくぅっとなります。
    破綻することが前提の恋。結ばれないのが正解の愛。
    双子の姉弟の禁忌の恋愛とかありきたりといえばありきたりですが、それでもすごく良かった。

    映研の全員の視点を交えて話が進むのもとてもいいと思いました。
    恋愛だけじゃなく、青春が上手く描かれています。
    映画に情熱を注ぎながらも諦めることを決めている西丸。
    憧れてた先輩に失望して失恋した清野。
    過ごした時間は二度と戻らなくて。だからこそ大切で。
    それを必死に映像というものに留めようとする様が眩しかったです。
    通り過ぎて大人の目線で語る養護の西丸先生もいい。

    短編での西丸の決意が良かったですね。
    別々にはなってしまったけど、これからも右布子には頑張って生きて欲しいところ。

  • めっちゃ、感動ww
    キャラたちが大好きだ

    双子な恋
    主人公かわいすぎるな・・・

  • 思った以上に、というかうれしい誤算というか、面白かった!
    双子いいなー。いいなー。いいなー。
    あとでライトノベルの作家さんらしいことを知り、
    ライトノベルも馬鹿に出来ないなあと思った。
    他の作品も読んでみたい。

  • 一卵性の男女の双子のお話。
    やはりそうなるしかないか〜というやるせない結末…。
    胸が痛みました。青いキズです。

  • 短編が追加されているとのことだったので、文庫ではなくこちらを手にしてみました。青春ものかと思いきや、結構重い話でした。逆に文庫で読まなくて良かったかも。出てくる女の子たちがあまり好きなタイプではないのですが、物語として印象的でした。(2008.08.01読了)

  •  一卵性の男女の双子が主人公。
     一卵性の男女の双子というのは、ある種の染色体異常が起こったものなので、非常にまれな存在。双子のうち女の子の方は体が弱く、10歳まで生きられないとか言われながらなんとか高校生まで生きてきた。男の子は健康で、そんな双子の姉をずっと守り助けてきた。
     深い絆で結ばれた二人の関係の「正解」の形は……というお話。

     高校生というのは、見えるものは広く大きくなってくるけれど、まだまだ子供という不安定な時期。見えてきたものに上手に対処することはできなくて、がむしゃらになったり壊れそうになったりするわけですが、そうしたところを双子とそれぞれの友人の視点を用いて書いています。その痛々しさとまぶしさが味わえる小説です。
     別の形の「正解」を見たかったなと言うのが、正直な感想ですが。

  • 装丁に惹かれて読みましたが、とにかく切ない。最後がハッピーエンドだったらなぁ、なんて思ってしまいました。台詞のひとつ、ひとつが綺麗。壁井さんは言葉が綺麗で、特にタイトルなんかが大好きです。

  • 挿絵を避けたくて、新訂版にしました。中盤くらいからずっと涙が出て死にそうでした・・・。本編をひとしきり味わって、短編を読んだらなんとも言えない、あったかい気持ちになりました。左馬と右布子は全然、失敗作じゃない。

  • ゆずれない想いや夢が誰にだってある。

    だけど、生きていくうえで全てを貫いていけるわけじゃない。
    権力。因習。家庭。実力。
    狭い世界だから抱けていただけで広い世界では通用しない。

    妥協。諦め。挫折。

    主人公の双子二人と友人二人。四人の高校生たち。
    押しつぶされそうで、諦めたくなくてあがいて戦う姿がとってもきらきらしている。

    双子の想いが真っ直ぐすぎて痛い。苦しい。

    みんなの想いが全て叶うことをずっと祈りながら読んでました。

    「社会」に出ることを、考えなきゃいけない今だから。
    夢と現実と時間の間でよくわかんなくなってるから。
    すごーく響いたのかもしれません。

    諦めたくないものが私にもある。
    と思います。

    左馬と右布子という名前もいいですね。
    日本家屋と雪が重い・・・!!
    恋愛がメインだけどそんな感じが無い笑
    ベタっちゃベタだけど、描き方がいいなぁ。
    泣いたなぁ・・・
    08.2.21

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