エンドロールまであと、

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 300
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862035

感想・レビュー・書評

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  • やっと見つけた……。

  • 近親相姦物は実は初めて読みます。ていうかそう思わずに買って、でも読んでいくうちに引き込まれて行きました。
    双子とそれを取り巻く友人や家族や、環境。
    壁井さんの本を初めて読んだのですが、文章の書き方が好きになりました。
    近親相姦、……まあそんなに激しくないですが、平気な方はぜひ読んでみてください

  • 壁井さん作品で一番好きかも知れない。
    双子の心の変化や前向きさがすごくまぶしく感じました。
    近視相関が駄目な人は注意。

  • 以前にルルル文庫の方で本編は読んであったが、単行本化されるにあたり、書き下ろしが3編加わったので、本編をパラパラ読んだ後、それらを読んだ。ルルル文庫の時は挿絵があって、いい歳した私には落ち着かない感じだったけど(笑)、単行本になってみると案外抵抗がなかった。書き下ろし3編目のお話が良くて、この作品への愛着が一気に増した。西丸の左馬之助に対する宣誓がすごく良い。

  • よかった。
    初めて読んだ著者だったけれど、一発で落ちた!!
    語り口が穏やかでちょっとレトロがかっているところがあって、深刻なのになんだか可笑しくって・・・
    とても不思議な文体。
    ラストは・・・だけれど、非常に余韻の残るお話でした!!
    他も是非読んでみましょう!

  • 随分前に文庫版で一回読んだのですが、短編も掲載されているということでこっちも手にしてみました。


    壁井さんは大好きでほとんど読んでいるのですが、うむ、これは切ない。
    ラストは知っていたのに、読みなおすとやっぱりくぅっとなります。
    破綻することが前提の恋。結ばれないのが正解の愛。
    双子の姉弟の禁忌の恋愛とかありきたりといえばありきたりですが、それでもすごく良かった。

    映研の全員の視点を交えて話が進むのもとてもいいと思いました。
    恋愛だけじゃなく、青春が上手く描かれています。
    映画に情熱を注ぎながらも諦めることを決めている西丸。
    憧れてた先輩に失望して失恋した清野。
    過ごした時間は二度と戻らなくて。だからこそ大切で。
    それを必死に映像というものに留めようとする様が眩しかったです。
    通り過ぎて大人の目線で語る養護の西丸先生もいい。

    短編での西丸の決意が良かったですね。
    別々にはなってしまったけど、これからも右布子には頑張って生きて欲しいところ。

  • めっちゃ、感動ww
    キャラたちが大好きだ

    双子な恋
    主人公かわいすぎるな・・・

  • 4/7

  • 思った以上に、というかうれしい誤算というか、面白かった!
    双子いいなー。いいなー。いいなー。
    あとでライトノベルの作家さんらしいことを知り、
    ライトノベルも馬鹿に出来ないなあと思った。
    他の作品も読んでみたい。

  • 一卵性の男女の双子のお話。
    やはりそうなるしかないか〜というやるせない結末…。
    胸が痛みました。青いキズです。

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著者プロフィール

第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー。その他の著書に、『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』(電撃文庫)、『エンドロールまであと、』(小学館)など多数。

「2009年 『NO CALL NO LIFE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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