記念試合

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著者 : 室積光
  • 小学館 (2007年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862042

記念試合の感想・レビュー・書評

  • 旧制高校野球部による日本版フィールド・オブ・ドリームス

  •  この人は文章が平易で読みやすい。
    旧制高校の素晴らしさが、良く描けている。
    沢山の人とエピソードが織り込まれ、その一つ一つが小説になり得る。
    この1作(しかも余り長くない)では、もったいない。
     もっともっと、膨らませて、長編にするか、別の形で、多くの小説が
    出来そうだが・・・
     楽しみである。
     

  • もう1回読みたい。内容はあやふやだけど、どうしようもなく心揺さられたことは覚えてる。

  • 表紙に魅かれて読み始めましたが、前半はあまり入り込めなかったのに中盤から一気にのめり込みました。『人の鎖』というキーワードに震えましたし、おじいちゃんの迎えた余生はとても羨ましいと思います。我欲無くして他人に尽すというのが作用したのかもしれないな~って自省してみたり。ちょっと読みにくかったのは、伏線なのは解りますが、上田家の男子の名前が似すぎていたコトかな~…少々混乱。旧制高校の仕組みについては『摩利と新吾』を読んでいたのでより良く解ってヨカッタです…。戦時下のエピソードには簡単にコメントできないですが、読後に明るさが残ったのが救いでした…。

  • 最初は面白くなさそうだと積んでいたが、オッサンらが一つの野球の試合のために活き活きと動き出すさまがハマって一気に読んだ。
    都立水商の作者とは意外。

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記念試合の作品紹介

平成13年、夏。七高造士館野球部の創部100周年を記念して、かつてのライバル五高との対抗試合の開催が決まった。太平洋戦争前夜、七高のエースだった上田勝弥は、記念試合の開催に向けて取材を受け、当時の記憶を語りはじめる。旧制高校から帝大に進んだかつてのエリートは、私欲に走る小賢しい秀才を軽蔑し、国家や社会のためにひたむきに生きることを目指した。太平洋戦争の終盤、学徒出陣で徴用された多くの学生が戦死し、生き残った者たちはその遺志を継いで、国の再興に力を尽くした。英霊たちに見守られながら、いま、七高と五高の記念試合が幕を開ける。祖父から孫へと語り継がれる、誇り高き精神の物語、感動の群像ドラマ。

記念試合はこんな本です

記念試合のKindle版

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