- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093862059
感想・レビュー・書評
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石田さんの本らしくとても読みやすかった。けれど最後がいまひとつ。
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題名とカバーイラストがとても可愛らしい本(・∀・)内容は、2人の埋めきれない格差はよく分かるなぁと共感できたが、最後のほうは2人の短絡的思考に読み手がついていけなくなっていく感じがした。
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うーん、今一つ。お金持ちの彼と貧困のどん底の彼女。やっぱりね!と言う感じかな
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1時間ほどで読める。
中高校生向けかと思うくらい文章も簡単すぎて、石田衣良は人気作家なのかが本当に疑わしい。 -
内容紹介
許されぬ愛にもがく二人…。究極の恋愛小説
大学三年生の江崎澄雄は、携帯メールの出会い系サイトでメールのやり取りをかさねたジュリアと恋に落ちる。
しかし、二人の経済的な環境は、極端なまでに違っていた。ある日、ジュリアの父親が脳出血で倒れてしまう。 -
2010.9.20~9.26読了
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死ぬしかなかったのか。。。
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石田衣良の恋愛もの、だんだん満腹になってきたかな。
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内容が好きじゃない。
嫌いなわけじゃないんだけど、題材が好きじゃない。
読みずらいとかそういうのは一切なくて、寧ろ3時間半一気にガチ読みできる内容でした。しかし本当に本当に、題材というかテーマが好きじゃない。面白くなかったとか、そういうのではないんですが、星は1個です。
内容はかいつまんで言うと現代版ロミジュリ。
前半は、主人公の虚無感とか、二人の出会いとか、急速に盛り上がってく展開とか若者らしくていいかとも思いましたが全然こういう内容や結末を美しいと思えないし、携帯小説に近い内容で、現実味がない。当事者同士が幸せならよいって問題でもなかろう…。
まぁ何も知らない人が、冒頭10行の新聞記事だけを読んだときに心に抱いた思いと、同様ってことです。でも物語本編で、冒頭10行になるに至った、二人の事情を事細かに知った後ですら、わたしは最初に思った思いと変わらなかったけど。寧ろ、読んだ後の方が余計に、なんとかなっただろう、と思いました。道は他にもあったのに。二人はそうはいうけれど、他選ばずに終わってどうするんだ。。。
二人には劇的でドラマチックで、誰よりも幸せでも、周りには、たった10行の出来ごとで終わる。
かなしいね。
たった10行で終わる自分たちの人生、それこそもっと嫌だとこの二人は思わなかったのかな…。切り開けば10行じゃなかったかもしれないのに。
最後に向かって明るくなる二人がわたしは大嫌いだなぁ。自分より相手のことを一番に心配してしまうとか言いながら、結局はそれぞれ自分のことしか考えてないように見える…。笑
ていうか、主人公がんばれば何とかなったやろ…。
ジュリアも相手巻き込むなよ…。っていうのが正直な感想。笑
あー!本当このテーマ嫌いだ。
やるなら、この結末しか二人には道がなかった、
本気で他に方法がなかったってしてくれればよかったのに。 -
容姿、お金、将来、全てに恵まれたゆえに諦念を持つ澄雄は
出会い系サイトで同じように諦念を持つジュリアに出会う。
格差社会の底辺に暮らす彼女は
澄雄と自分がつりあわないとわかっていながらも
惹かれあう二人は離れることはできない。
格差社会とか希薄なメール関係とか社会問題を切り取った話。
その割にお互いの親が古風で新鮮味がないんだよねぇ。
ロミジュリを意識したからなのかどうか。
どうせならもうちょっと明るい展開に持ってって欲しかった。