こうふく みどりの

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著者 : 西加奈子
  • 小学館 (2008年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862066

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こうふく みどりのの感想・レビュー・書評

  • 西加奈子さん、初めて読みました。

    なんだか言葉にできない読後感です…。自分の表現力が無さ過ぎて困ってしまう(笑)

    始めは可もなく不可もなしって感じで読んでましたが、いつの間にか物語に引き込まれてました。

    コテコテの大阪人、中学生の女の子緑ちゃんの日常を描いているだけなんですが、時折挟まれる誰だか分からない別のストーリー。時代も違うし何人か登場するので、「なになに?どう繋がってるの?」とよく分からないまま読み進めてました。

    最後はじんわり涙がでて、心地良く幸せな気分になれました。

    あとがきで西加奈子さんが言われていた「誰かと繋がっているという連帯感と幸福感」、とても共感できました。

  • 家族のみならず、ご近所さんの悩みや愚痴まで
    聞くとはなしに聞いていて、いつのまにか浄化してしまうおばあちゃん。

    のらりくらりと布団で煙草を吸いながら
    妻子ある男性との間にできた娘を淡々と育てるおかあさん、茜。

    「魚住さんの友達」としか認識されないことを歯痒く思いながら
    その親友と同じ男の子を好きになってしまうひとり娘、緑。

    どうしようもない夫となかなか離婚できないまま
    年下の少年にどうしようもなく惹かれていく、緑の従妹、藍ちゃん。

    4歳になっても一言もしゃべらず、
    母である藍ちゃんのあとをずっとついて歩くだけの桃ちゃん。

    子どもからお年寄りまで、
    西加奈子さんは女性を描かせると、本当に上手いなぁと思う。
    ふとすれ違ったときのかすかな匂いまで
    ちゃんと体温を伴って漂ってきそうなほど。

    みんなの悩みを吸い取ってくれる存在として
    誰もに頼りにされていたおばあちゃんが
    実はいちばん深くて苦い過去を抱えていたことに象徴されるように、
    おばあちゃんに色にちなんだ名前をもらった女性たちが
    それぞれ悩みや苦しみにもがきながら、
    それでも誰かの支えや救いになっていく姿が頼もしく、清々しい。

    猫のカミさん、ホトケさん、犬のポックリさんに至るまで
    全部女の子という筋金入りの女系家族(?)の彼女達が
    いつも自分なりの「こうふく」を抱きしめていられますように。

  • 関西弁って、言葉がぎゅっとつまっていて 短い言葉なのに 云わんとすることがすごく伝わってくるなぁ…
     言葉の力 いいですね。

    心がスッとした。 楽しい読書でした。

  • 西加奈子さんの本の空気感がとても好き。

    緑ちゃんちに行きたい。

  • 西加奈子さんは、家族の物語となると俄然パワーが増す。「さくら」を読んだ時の衝撃を思い出した。つらいことも酷いことも、どんな出来事が訪れても、読み終わったら心がきらきらします。この人の家族の物語で、超長編を読んでみたいと思う。ぜひ描いて欲しいです。

  • 中学生の緑の日常と、数名の女性のモノローグが交互に出てくる。
    読みすすめるにつれて全貌が見えてくる感じ。
    緑の笑える日々、中学生らしい初々しさがあり、とても読みやすい。
    でもただ面白いだけではない、人間の深みに触れられるような一冊。
    緑の明るさはすごく感じたけど、身近にこんな子いたらちょっと将来が心配になってしまうかも…という。
    周りの大人たちが、人柄は良くてもなんだか危ない人ばかり。
    まぁ小説の中なら楽しいんですが。
    こうふく あかのを先に読んだけど、みどりののほうが好きでした。

  • つながってる...

  • 辰巳緑。

    すごく優しい気持ちになった。
    こうふくあかの
    を次に読みます。

  • こうふくシリーズは両方読んだが、こちらの方が個人的に好き。作者の着飾らない文体と人の心の描写が好き。

  • 西加奈子さん、はじめまして。
    ふわっとした感じで、よく分からないまま読了した感じ。
    こういうテの文体と世界観は…今まであまり好んで読んできてなかったから、苦手かもしれないと再認識したかも。
    物語の中の物語が、どう繋がってるのかわたしにはちゃんと理解できませんでした。
    でもまあ、なんとなくふわっとしていて、後味悪くはない、感じでした。あかも読んでみます。

  • あんまり面白くなくて挫折

  • 『こうふく あかの』と連動した小説。それぞれがさまざまな過去を背負っている。それでも、緩やかに人生を生きていく術が描かれている心がじんわりと温かくなる。

    ただ、おばあちゃんの過去には衝撃を受けた。。。
    (旦那さんの弟を海へ突き落とした過去)

  • 緩やかに繋がった人々の、それぞれのしあわせ。重く苦しい過去を抱え、それでも笑顔で生きる。ゆったりとした時間が流れるように、愛と嫉妬に包まれた作品でした。

  • 関西弁の文体が時折、何を言っているのか不明で
    それを理解しようとする気は起こらなかった。

    中学生の恋愛と家庭、ほっこりしつつ、
    さくさくと読めた。

    しかし途中で開いて続きを読むと、家にいる人がこれは誰だかすぐ分からなくなりぴんとこないことあり。猫がまぎらわしい。
    そのせいか繋がりも感動はないまま。

  • 【あらすじ(Amazonより)】

    お前んち、いっつもええ匂いするのう。
    おばあちゃん、夫(おじいちゃん)失踪中。
    お母さん、妻子ある男性を愛し、緑を出産。
    藍ちゃん、バツイチ(予定)、子持ち。好きになったら年齢問わず。
    桃ちゃん、4歳なのに、まだおっぱい吸いに来る。

    辰巳緑、14歳、女未満。初恋まであともう少し。

  • こちらの方があかより共感できたかな。

  • 『こうふく あかの』とあわせて。個人的には赤より好きかな。

  • なんか泣けたなぁ( ノω-、)

  • 関西弁が心地よい。
    全編にわたって下町感満載で、辰巳家の居心地の良さが羨ましい。
    緑のコジマケンに対する「好き」の揺れ動き、わかるなぁ。

  • 女所帯でくらす中学生緑ちゃんからの視点で描かれてました。
    所々「この人は誰?」な人の視点で描いてある箇所もありました。
    とりとめのない日常の中ど肝を抜かれるような出来事があったりとリズム感が心地よかったです 2014.10.31

  • 緑の中学校に、転校生がやってきた。
    背が高くて無口で、名前は小島犬(コジマケン)。
    名前のインパクトもあって、みんなの興味を引き付ける彼に、緑も惹かれていくが、友人・明日香も彼のことが好きで…

    関西弁で語られる物語が、どこか心地よい。
    女系家族で育った緑と、父子家庭で育ったコジマケンのギクシャクした感じも面白い(ギクシャクしてるのは緑だけか)
    藍ちゃんの作る手料理、食べてみたいなあ。

    「こうふく あかの」とは直接的な接点はないけれど、関連する部分は少しあるらしい。
    ずいぶん前に読んだから忘れてしまった。
    もう一度読み直そうかな。

  • 西加奈子さん、2冊目。
    図書館で見つけて読み始め。
    易しい表現や文章に、ぎっしり詰まった人々の思い。ええですねぇ。

  • 読んでいると、こっちまで大阪弁になりそう。

    西加奈子の小説の主人公は、本人にはその意識がないけど、人気者が多い。
    醒めているのに暖かい女の子。
    そして匂いについて、みんなすごく敏感。

    藍ちゃんやおばあちゃんの描写で、なにが美人なのか、
    どういう人が好かれるのか、初めて発見することが多い。

    個人的には、桃ちゃんがこの先どうなるのか気になる。

  • 特に何か起きるわけでもなくオチもなく淡々と流れる小説。そういう所はきいろいぞうに似てるかな。穏やかな気持ちになれる。

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