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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「人はみな、優しい人がいいと、恋愛相手の条件には、たいていそれを一番にあげるね。だけど、普通に言われている優しさは、本物の優しさではないんだ。荷物を持つ、車道側を歩く、アニバーサリィはキッチリ記憶して、クリスマスにはホテルを予約する。そのレベルは優しさではない。表に見える行為は、相手の要求に、暗黙のうちに応えているだけだ。それなら一見目に見えない、思いやり?さりげない気配り?実はそれも本当の優しさとは言えない」
「それレベルで満足できる人たちが実は健全なのよね」
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「過度の美しさは男子には高い柵になる。実は意外とモテない。たいていダメモトで突っ込んでくるデリカシーのない男性に押し倒されて付き合ってしまう場合がほとんどだね。奇麗過ぎると、まともな男子は生身の存在だと思わずに、観賞用にするんだ。女性はよく花に譬えられるけど、君はフラワーショップの奥で、非売品のショーケースに入れられている存在なんだ。誰もが欲しいと思っても、それは買える物じゃないと承知している。一応、聞いてはみるだろうがね」
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“ 人には、S遺伝子という内罰する遺伝子が存在していて、
過ちを犯すと、自分を責め、後悔しいつまでも引きずってしまう。
つまり、S遺伝子は人間の良心の集約なのだ。
人間の幸福は、悩み、苦しむ果てにこそ存在する”
みんなの感想・レビュー・書評
言葉の1つ1つが胸にしみこんでくるようだった。
性同一性障害を抱える幼なじみを守ろうとする三人のナイト。
それぞれにもがいてぶつかり合っていて
こんなにも大切な人がいて
すごい事なんだなぁ、と羨ましく思ったり。
世界観が好きです。
すきです。
父親同士が親友だった四家族、それぞれの息子四人の話。
直樹、哲也、清人、望。幼なじみなんだけど、その信頼関係は兄弟みたいで羨ましい。一の矢、二の矢、って表し方がいいなあ。
性同一性障害者や同性愛者は、自殺する人がとても多いらしい。それは、明かせないものを抱える辛さ、又は明かしてしまって好奇の目に晒される辛さ、どちらかが必ず人生に付き纏う諦めからかもしれない。
理解できなくても、理解しようと努め続け、理解者になってくれる人がいることはとても幸福だろう。それは望だけでなく直樹にも言えること。
ムーミン谷の仲間たちを読みたくなった。
■セイジに近く、生まれた環境が異なってきてしまったノノ。こういう幼馴染ストーリーはやっぱり羨ましいね。一言でいうと青春小説だけど、なんかちょっと深かったかな。
幼なじみの仲良し四人組。 スナフキンに憧れる主人公のナオキ。適当で究極の八方美人。 正義感がつよく短絡的なガチムチタイプの哲也。 頭脳明晰メガネ男子の清人。 そして心は女の子の美少年、ノノ。 ノノちゃんの性同一性障害にまつわるお話。 野島伸司節が緩やかに炸裂。 野島伸司はどきりとさせられる観察眼と歪まない持論がある。 自分の言葉で他人に説明しても分かってもらえない説を、 ゆる... 続きを読む »
この作家の作品は初めて読みます。ドラマではいろいろと見ていました。
作品に漂う空気はドラマと同じですね。
4人の幼なじみの一人が性同一障害であり彼(彼女?)の心の痛みと彼を守る幼なじみが丁寧に描かれています。
やはり性同一障害は恋愛をしたときに一番つらいんですね。
読後感は良かった。
人を好きになるってどういうことか、とか。性別の重みとか。
痛々しいほど前向きに生きている人間たちばかりです。すごく、すごく素敵な作品。好きな作品。
正直言って漫画を先に読んでしまった身としてはすごく面白かった
全般に渡って「女性」と「男性」の対比が書かれていたように思う。ちょっと雰囲気で脳内補完しなきゃいけないけど。けど同じ環境で育つっていうの私は良いと思わない
残酷で辛くて悲しい、だけど希望は消えることなく優しくて温かい。自分を犠牲にして救った相手から最後に救われる、とても幸せな終わり方でした。「ねぇムーミン、わかるかい?」久しぶりにムーミン観たくなっちゃった。
野島伸司さんの本や、脚本のドラマを普段見たりしないのですが、佐藤健くんが称賛していたので手にとりました。
あまり期待していなかったからなのか、想像してた以上によかった、すごく。
複雑な四人の友情関係。
語り手であるナオキの交遊関係もいい。
多少無理矢理すぎるとこも多々あったけど、ナナコのHIV感染だったり、ノノとかなみの関係とかその他諸々。
それでもよかった、とても。
タイトルも美しいし。
普段本を読まない人にも改行が多いし読みやすく、オススメです。
一気に読み切りました。
ジェンダーアイデンティティーに関する話。
ラストの展開はなんというかあっという間で、少し物足りなさも感じました。
直紀、清人、哲也、そしてノノ。この4人の関係がすごく羨ましかった。
愛する人を守るために、自分を殺せるか… 自分なら出来るだろうか…
スヌスムムリクというスナフキンの本名が
タイトルについているのが気になって手に取った一冊。
野島伸司は初めて読みました。
やっぱ重いっすなー…でも読むのが止まらなかった。
先日観たチェンジリングにそこは近いものがあった。
ナオキが私が普段読む本の主人公とはかなり違ったタイプで
新鮮でもあり、理解もなかなか追いつかなかった。
まあタブーを犯したナオキのその後が何だか急展開過ぎたけど、
何年かしたらまた読み返したいと思った。
ナオチャン、などの全部カタカナがちょっと読みにくかった…。
ノノの初恋が実って欲しかったなーと思ってしまうなあ。
でもかなみもなかなかいい女。
親の代から仲良しの幼なじみ同士四人のお話。 一人の、性同一性障害の【女の子】を三人が守りながら、成長していきます。 野島さんの描く男の子は、いい加減で情けないのにやさしくて憎めなくて、 そういう男子に弱い女子は多いと思いますが。 そして考え方や喋り方が、軽薄そうに見えてとてもセンスが良い気がする不思議。 読みながら、視覚的に映像的に想像して、すごく絵になる文章だと思います... 続きを読む »
主人公含め、4人の少年みんなにどこかしら共感できるものがあって
ごく自然に静かに感動できるストーリー。
ところどころ、哀しくなるくらい「そうだよね」と思わされてしまう場面もあるけれど
すっと気持ちよく喜びを分かち合える場面もあって。
これがドラマ化されていたら、ダレにどの役をやってほしいだろう、と想像するのも楽しい。
スナフキンのモノローグ、沁みました。
あやみんにお借りしました。どうもありがとう。そろそろ返しますw
GIDの男の子と、その幼馴染の男の子3人が紡ぐ、美しくて切ない恋物語。
ま、非常に安心して読める小説ではありましたが…ちょっと上手く行きすぎ笑
ジェンダーに関することは、なかなかうまくいかないのが必定やからなー。
これはこれでいいんだけどね。面白かったし。
『優しさ』って、相手に気づかれたら、『優しさ』じゃなくなるよね。
って、昔、優しさ研究会の友人と話してた。
野村先生の優しさの描き方にはいつも頭がさがる。
性と友情の極みを描いた一冊。
気になる題名.
スヌスムムリク=スナフキンの本名*
言いにくい.笑
性同一障害の主要登場人物が出てくる.
名前は聞いていて,症状を理解してるつもりだけれど,恋愛するとこんなに苦しい思いをするのか・・・と感じた.
主人公に守られてるノノは可愛くて一途で読んでる時はまるっきり女の子におもえた.
佐藤健がブログにて薦めている記事を書いていたのでしっかり読んでしまった一冊。
様々な話題を呼ぶドラマを手掛ける脚本家、野島健司さんの作品。彼らしいというかなんというか、性同一性障害という重いテーマを主軸に置いたお話です。ケータイ小説(笑)を読んで愛ってこんなもんかって思うくらいなら、この本を読みましょう。
個人的にコミカライズ作品はこの物語の良さを半分も引き出せていないと思うので、ぜひ活字で読んでください。

野島伸司のドラマを幼いころにみていたけれど、小説(原作)を読んだのはこれが初めてでした。
野島ワールド独特の登場人物と、彼らを取り巻く魅力的な世界観が
読んでいてとても深いなぁと感じた。
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