正午派

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著者 : 佐藤正午
  • 小学館 (2009年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862448

正午派の感想・レビュー・書評

  • Webに同タイトルのHPがあるのは知っていたがデビュー25周年記念にこんな自分勝手なムック本を出していたとは…誰か止める奴はいなかったのか!と悪態を付きつつも結構喜々として読み耽ったりするファン垂涎の一冊。
    文壇屈指の小説巧者と評される佐藤正午がどのようにして出来上がったのかを時系列を追って知ることができる、ぶっちゃけて言えばそれは才能云々でなく「面白い小説」を書くために際限なく繰り返されるスクラップ&ビルドを極めた職人気質に他ならない。
    要するにヒマ人なのであるがそこが何とも愛おしい、好きなんだけど人には勧められない不思議な作家が此処にいる

  • にまにまというか、もうにやにやしながら熟読。大好きだ!もう一度言います、大好きだ!!

    “正気の沙汰ではない”本を出版してくれてありがとう、小学館。いままでたいして小学館すきじゃなかったけど(正午さんは光文社のイメージが強いし)、とても感謝しています。

    年表を読んで、読んだことないのいっぱいあるなーと申し訳なくなり、同時に実はむっちゃいろいろ書いてんだなーと驚く。とりあえず既刊文庫はほそぼそ古本で集めよう。

    きららに連載してた愛人シリーズと西主任シリーズが面白かった。前者に関しては、日曜日のひとど土曜日のひとが交わす「おはようございます」「ご苦労様」という会話が、後者は飛行機の中で西主任が百人一首をそらんじる場面が、正午さんらしくてわーってなった。笑っていいのかなあこうゆうの、っていう、ちょっとぎりぎりのユーモア。すてきすぎる。西主任シリーズに関しては構成しなおして、長編で出してくれ。

    しかしこれを読みながら思ったのだが、佐藤正午はたぶん人間が嫌いなんだと思う。だから小説家になったのではないか。人間がすきだからこそ小説家になるひとがいるのと、ほぼ同じような理由で。二言目にはすぐ「オンナノコの電話番号」とかゆってるけど(一言目には勿論「競輪」)、彼が好きなオンナノコってたぶん、人間ではないオンナノコなんだと思う。だからこそ、あたしはこのひとの文章がすきなんだな。勝手な想像ですけど。

  • 『身の上話』に衝撃を受けて、「この著者、どんな人なんだろう?」と取り寄せた。作家生活25年をまとめた本。エッセイに独特の飄々さが漂う。ヒマな時にパラパラめくる本ってかんじ(こういう読み方をするから断捨離ができないわけたけど。苦笑)。→断捨離本、2013春。

  • まだ全部読んでないので★よっつですが、読み終わる頃にはいつつになるかなぁと思います。

  • <精緻を極めた文章と綿密に計算され尽くしたストーリーの作品を発表しつづけ、
    文壇屈指の小説巧者との呼び名も高い小説家・佐藤正午。
    そのデビュー25周年を記念して刊行される究極の書。四半世紀の足跡を
    圧倒的なボリュームでたどるとともに、単行本未収録の小説やエッセイ、
    さらには幻となった原作映画脚本も完全収録する。
    西の果て長崎県佐世保市に居を構え、メディアにもほとんど登場しない小説家の、
    デビュー前の秘蔵写真から現在の創作現場や自宅のスナップまで収め、謎多き素顔にも迫る。
    手に取れば必ず佐藤正午の作品が読みたくなる――
    ファンはもとよりこれから作品に触れるであろう読者にも入門書として最適な、永久保存版「佐藤正午読本」! >


    正午派ですもん。買いますとも。

    2010.3

  • やっぱり編集者に愛される作家なのだな、と。
    単行本未収録の短編・エッセイ多数収録。

  • 著者25周年の記念本
    月31日として744時間うち723時間を自宅で過ごす
    21時間の外出でコンビニ、スーパー、映画、図書館・・・
    物書きを生業にするにはこれくらい書きつづけ出版しつづける
    となると・・外出時間がそれくらいになるのかなぁ~

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正午派の作品紹介

このようにして作家の人生は続いていく。小説やエッセイから、幻の映画脚本にまでおよぶ単行本未収録原稿と25年にわたる小説家の足跡が結集した究極の「佐藤正午読本」。

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