東と西 1

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  • 小学館 (2009年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862554

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東と西 1の感想・レビュー・書評

  • 2017.09.01読了。
    今年12冊目。

    あまり評価が高くないようだけどなかなかおもしろかった。

    西加奈子さん以外の作家さんたちは初めて読む方ばかり。
    と思ったらいしいしんじさんのトリツカレ男読んでた笑

    いしいしんじさんのTはつかみどころがなさすぎて読むのに苦労したし、もう一回じっくり読み返さないと理解できないw
    トリツカレ男はもう少し読みやすかったなぁと。


    栗田有起さんの極楽、池田進吾さんの赤、青、王子は不思議な非現実的な話。
    極楽の中で刑務作業が自転車を漕いで発電することでそれいいなあ!って思った笑
    西加奈子さん、藤谷治さん、森絵都さんの話は現実的で読みやすい内容。

    最後のすみだ川と東の果つるところの2つが特に良かった。

  • (2016/7/25読了)
    なんとも不思議な取り合わせ。場所に特化した?
    新しい小説?
    いしいしんじさんの小説は、書き方も珍しく、段落は極力少なく、ページに文字がビシッとうまっている。それだけで私にはとても、苦痛だった。
    西加奈子さんは大好きなんだけど、東野さんみたいに、良し悪しの差が大きすぎるかも。正直、この小説はあまり面白くなかった。
    栗田有起さん、池田進吾さんは多分初めての作家さん。面白かったとは言えないけど、なんだかあとに残る小説だった。
    この中で藤田治さんの小説は、昨年初体験だったんです歌舞伎の演目とすこし似ていて面白かった。
    森絵都さんの、左右対称を信仰する一族という発想の面白さと、深刻な内容とのアンバランスさに違和感を感じた。

    (内容)
    日本じゅうを言葉の力で縦横無尽に飛んでいく新しい小説集。日本には、まだ小説がある。
    デザイナー池田進吾発による、いしいしんじ、森絵都、栗田有起、西加奈子ら人気作家読み切り小説集。「場所」に特化した全く新しい小説集です(今後、半年に1回ずつ、全10回の刊行を予定)

    (目次)
    いしいしんじ T
    西加奈子 猿に会う
    栗田有起 極楽
    池田進吾 赤、青、王子
    藤田治 すみだ川
    森絵都 東の果つるところ

  • 図書館にて。西加奈子さんの「猿に会う」が読みたくて♪ きよちゃん・さつきちゃん・まこちゃん 仲良し3人娘のストーリー、懐かしい記憶を呼び起こすような物語でした♪

  • よくわからない…
    私の想像力だけでは、どうも読み切れないらしい…
    やっぱり、森絵吐さんは好きだなぁ
    西加奈子さんも読みやすかった

  • 様々な作家さんの不思議な雰囲気をもつ作品が集められた短編集。
    物語にぐっと引き込まれる作品が多かったと思う。

    『東と西2』の「来世不動産」を読みたいがためにこちらから読み始めた。

  • 東と西をテーマに、それぞれの作家が書きおろした短編集。いろんなテイストが混じっていて贅沢な感じ。一番はじめの、いしいしんじの小説が突拍子なさすぎて読みづらいけど、あとは面白かった。ただ、わかりやすいハッピーエンドがない。

  • 西加奈子さん、森絵都さんが好きで手にとった本
    池田さんの初小説などあり期待してましたが
    ちょっと期待外れ

  • デザイナー池田進吾発による、いしいしんじ、森絵都、栗田有起、西加奈子ら人気作家読み切り小説集。「場所」に特化した全く新しい小説集です

  • 6人の作家の作品が収録されている。
    「東と西」というタイトルなのでそれに関連した作品が入っているのかと思って読み始めたけれど、そうでもなかった。大まかにいって「日本」という意味合いかな。どれもすんなり読み流せないような、くせのある作品で、何度も読み返しました。
    いしいしんじさんの「T」と、池田進吾さんの「赤、青、王子」が特に印象に残りました。

  • 新聞記事によるとグラフィックデザイナーの池田進吾さん自身が呼びかけ、装丁もした短編小説集だとか。

    「日本」をテーマにしたお話集だとか。

  • この中では西さんと藤谷さんの作品が良かった。西さんの作品は、「なんとなく分かる気がする」女どうしの関係性。藤谷さんの作品は文体が独特で良い雰囲気でした。

  • Tの言葉以外は風の音にしか聞こえないオレが
    体が半分になっても土方の仕事を続ける「T」/いしいしんじ
    定職には着かず実家暮らしの幼なじみの女子3人が
    ちょっとお出かけしたり旅行したり「猿に会う」/西加奈子
    一万五十年の寿命を全うして極楽に向かうべく川を流れたQが
    発電刑務所にたどり着く「極楽」/栗田有起
    デザイン事務所の雑用仲間の後輩から誘われて
    土日だけインクを作る「赤、青、王子」/池田進吾
    酒問屋の若旦那である進兵衛が女郎の清鶴のところで
    大晦日の紙入れをなくし2人がすれ違う「すみだ川」/藤谷治
    左右対称の呪縛から逃れるべく女優となり
    非左右対称の芸名で活動する女の独白「東の果つるところ」/森絵都
    装丁・装画・編集:池田進吾(67)

    現代純文学の書き下ろしアンソロジー。池田進吾さんが試みた企画のようです。
    「東の果つるところ」が一番好きです。こういう文字へのこだわりに魅かれる。
    反発するうちはまだ捕らわれているという大叔母の台詞にはっとしました。
    あとは「すみだ川」のかみ合わなさがじれったくも面白い。
    自分はやっぱりわかりやすい話が好きなんだなぁ。
    「赤、青、王子」を読んで堀江さんを思い出したのは王子だからか?

  • いしいしんじ「T」、西加奈子「猿に会う」、栗田有起「極楽」、池田進吾「赤、青、王子」、藤田治「すみだ川」、森絵都「東の果つるところ」の6編。

    いしいさんの作品は、「みずうみ」や「四とそれ以上の国」辺りがだめな人は受け付けないかも(アタシの事だ)
    西さん・池田さんのだらだら続く話もだめだったな。
    栗田さんの作品はなんか無性に物悲しくなった。結構好きかも。
    藤田さんはお話の持っていきかたが上手。他の作品も読んでみようかな。
    森さんはさすがの腕前。ダントツトップで面白かったですよー。

  • 西加奈子さんの作品が面白かった。

  • う〜む。なんというかかんというか…好きな作家さんがこんなにそろっているのに、なんでこんなに悲しいんだ…

  • 2010.3
    魅力的な著者たち、と思ったけれど読みきれないもの多数あり。
    うーん。

  • 注目作家によるアンソロジー。ちょっと期待してたけど、どの作品もほとんどその世界に入っていけなかった。これだけ全部が全部好きじゃないって珍しい。

  • 松本、大阪、京都と3つの町をめぐるのに、
    足の裏で感じるその「地続き感」が面白い、いしいしんじの作品と、
    左右対称の名前に執着する家族から逃げ出した女優の
    死に際の壮絶な独白である森絵都の作品が、読みごたえがあって好きです。

  • お、装丁が結構好きというところから入って、
    あらあらいしいしんじがいるやん、ということで読んだ。

    そしたら、まぁいろいろだった。

    いしいしんじ「T」
    「ココといってそこだけジグソーパズルみたいに取り外しのきく土地なんてこの世のどこにもないよ」
    という文章があってとても印象的。
    あぁ繋がっている。地図上ではさージグソーパズルみたいだけど。
    全然、そんなことないんだよね、って、気づく。

    西加奈子「猿に会う」
    よくわかんない。関西弁はわりとよい。
    だけど、物語として、ほっとしたのかぞっとしたのか、
    自分でよくわかってないのですごく微妙。ちょっと苦手。

    栗田有起「極楽」
    河童のわりとゆるい話かと思ったらそうじゃなくて悲しくなった。

    池田進吾「赤、青、王子」
    不思議な話。こういうところで色をかき混ぜていると、
    そこに溶けたくなってしまいそう。

    藤谷治「すみだ川」
    落語を意識したんやろうなーって感じ。
    読み易いけど、好きではない。

    森絵都「東の果つるところ」
    この作家さんの書く物語について、
    私はいまだに距離の取り方がわからない。
    うーん。家族の話。

  • 河童の話おもろかった!落語みたいな話もおもろかった!西加奈子はやっぱおもろい!

  • 『日本には、まだ小説がある』という大上段に振りかぶった副題と豪華な執筆陣。池田進吾さんだけは知らなかったけど、それもそのはず、小説初作品ですと。しかも彼こそが装幀家なのにこの本を企画して編集しちゃったっていうマルチな才能をお持ちの注目株らしい。いしいしんじの改行のほとんどない独特のぶっ飛んだ世界はついていけないんだけど、なぜか残る。栗田有起、池田進吾両作品は、いしいしんじの不思議な世界のもうちょっとこちら側って感じ。つまりかなり変わったお話。西加奈子のホンワカ三人組の話と、藤谷治の落語のような時代物が読ませる。さすがに変わった話が続くと普通の話にすごくホッとしたりして。森絵都「東の果つるところ」は、本の雑誌3月号でアライユキコ氏が『怪作』と評していたけど、『森さん、どうしちゃったの?何かいやなことでもあった?』とききたくなる。

  • <table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093862559/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41RdPFqaz4L._SL160_.jpg" alt="東と西 1" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4093862559/yorimichikan-22" target="_blank">東と西 1</a><br />(2009/12/01)<br />いしい しんじ西 加奈子<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093862559/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>デザイナー池田進吾発による、いしいしんじ、森絵都、栗田有起、西加奈子ら人気作家読み切り小説集。「場所」に特化した全く新しい小説集です(今後、半年に1回ずつ、全10回の刊行を予定)</strong></p></blockquote>
      <blockquote><p>  いしいしんじ  「T」
      西加奈子  「猿に会う」
      栗田有起  「極楽」
      池田進吾  「赤、青、王子」
      藤谷治  「すみだ川」
      森絵都  「東の果つるところ」</p></blockquote>
    どの物語も一風変わっている。昔話のようでもあり、近未来の話のようでもあり、現代のようでもあり、全くいつでもないようでもある。「場所」に特化した、と内容紹介にはあるが、その場所でさえ存在する場所そのものとは思えず、どこにもない場所のようである。胸の裡がざわざわとざわめくような一冊だった。

  • 日本、を舞台にしたアンソロジー。
    ちょっと変わった作品世界を構築するのが得意な作家が名を連ね、日本が舞台であるのに日本ではないような(松本や京都という地名が奇妙なアイコンになって世界がねじれ変容するいしいしんじの「T」や、一万五十年生きて極楽に向かうQを追ったシュールな栗田有起の「極楽」など)独特の短編が収録されている。
    ちょっとクセの強い作品が多いけれど、好きだな、と思った。
    こういうヘンさって、たぶん小説でしか表現できない。

  • いしいしんじ等の作品になにやら摩訶不思議なブックデザインをしていて前から気になっていた池田氏発案の小説集。東やら西やらの地名が出てくるのが特徴。栗田有起の作品が気に入った。

  • 文芸2010年春号より

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