別れの時まで

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著者 : 蓮見圭一
  • 小学館 (2011年5月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863025

別れの時までの感想・レビュー・書評

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  • 秘密を共有して共にいることはできないのかもしれない。この作家さんの書く小説はいつも大人だなぁと思う。

  • 編集者の松永は家族をテーマとして私記を編纂する時、とてもいい文章を書いた毛利伊都子と出会う。

    女優として舞台で活躍する彼女と、彼女の息子隆。自身の娘早紀と疑似家族のような関係を築き、伊都子とも恋人関係になる。

    しかし、伊都子の周りには公安の刑事が張り付いていた。刑事から「協力するように」と半ば脅迫気味に迫られた松永。隆の父親は左翼の過激派で逃亡犯だった。

    「左翼」と言われても私にはいまいちピンときませんが、たまに駅で「過激派」と呼ばれる人たちの指名手配写真を見たりします。はっきり言って時代遅れとは思いますが、今でもそんな人たちはいるんでしょう。

    公安の刑事がとても嫌な人で暗い印象を持った。実際にはどうかは分からないけれど、人間の暗い部分を見続けると、自身まで暗く染まるのだろうか。

    伊都子母子と松永親子、とてもいい関係だったのに壊れてしまって悲しい。

  • さらりとした文体でとても読みやすかったけれど、登場人物の語り口がみな一緒で最後まで違和感がぬぐえなかった。

  • え、なんで別れたの? 女、ワガママすぎね? いや、それ以前にムスコが奥深すぎね?

  • 「水曜の朝、午前3時」が良かったのでこれも読んでみました。良かったです。

    大人の恋愛小説かと思って読んでましたが、徐々にサスペンスに変わっていきます。恋愛小説にしては軽いというか、すぐに恋仲になってしまうのが何だか軽いなと思っていましたが、サスペンスタッチになってからのがおもしろかったです。主人公が事件を追い、北海道の紋別で青のインプレッサで活躍するあたりが印象的で良かったです。著者は車好きなんでしょうね。「水曜の朝、午前3時」ではベレットがいい味出してましたが、車は小説にいい味を出すと思います。このあたり車に興味のない人には味わえないところでしょうね。

  • 前半は、恋愛ものとして面白いと思いました。
    後半は、何といったら適切かわからないんですけど、違う話?って感じの終わり方でした。

    松永の小市民っぷりは嫌いじゃないし、伊都子も嫌いじゃないけれど、どこか消化不良に感じてしまいました。

  •  手記募集に応募してきた毛利伊都子という三十五歳の女性の作品が優れていて、
    松永が編集者として会いに行く。女性には小学生の息子がいて、シングルマザー。
     父親は亡くなったものだと決め付けていたが(流れで誰でもそう思うと思う)
    実は違うらしいと話していて思う。
     松永の娘の早紀はその息子を気に入り、仲良くなる。やがて二家族はいえを行き来するようになり、松永と女性・毛利伊都子も付き合うようになる。
     
     息子の父親の亡くなり方は伊都子に松永への信頼を失わせた。
     
     伊都子は絶望的なことがあっても倒れることなく、しっかりと立って、
    女優としていき続けるのだ。それがすごい。

     はじめからが公安に話した記録で、最後には松永さんの署名で終わる(公安の五十嵐さんの確認もあり)という流れの一冊。

  • オビに惹かれて読んだのだけど、全然、だった。
    「入り」は大人の恋愛を期待できたんだけど、いつのまにか冷ややかな二人になり、別れ、となった。
    もっと、ドキドキしてせつなくなる話かと思ったのになぁ。。。

  • 出だしは面白かったのに、ラストがすっきりせず消化不良。

  • 普通の恋愛小説を期待してたのに、
    途中からよくわらからん展開。

    中身と題名が一致してない気がする。
    途中から飽きて、しっかり読んでないから
    理解出来てないだけなんかなぁー。


    表紙の感じとかは割と好きやねんけどな…

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その秘密に触れなければ、ずっと愛し合えていたはずだった-。胸が苦しくなる長編恋愛小説。

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