地球先生

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著者 : 宮下隆二
  • 小学館 (2011年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863032

地球先生の感想・レビュー・書評

  • 母親が亡くなったことでホームレス同然の生活を送るようになったケンジ。しかしある出来事がきっかけで出会った女子大生メイランや、路上でゴミをあさる大学教授のおじさんに出会い、立ち直っていく様子を描いた小説。現代の日本が抱える社会問題について考えさせられる。私たちが解決していかなければならない問題に目を向けるきっかけにしてほしい。

  • 地球先生ってなんだろう?と思い手にとる。

    なんだかさらりとした読み心地。
    おもしろかったけど、展開がご都合主義っぽくもある。
    でも、ヘビーな展開になるよりは
    こっちの方が前向きでいい。
    かるーく一気に読み終えられた。
    終盤、地球先生と彼女の父親とがひとりの女性で繋がっていた、とゆー展開に、そっちかい、と。
    底辺から這い上がる青年の成功・成長ストーリーなのかとおもいきや。
    まあ、成長(?)なんだろうが・・・・。なんつーか、縁は異なものってことでしょうか?

  • 優しい話だか、全部うまくいきすぎてる感じがな~盛り上がりがもっと欲しかった。
    2014.5.8

  • 派遣、フリータ​ー、ホームレス、ゴミ問題、貧困、格差社会などなど、現代日本の抱える問題を経糸に、恋愛を緯糸に織り交ぜた青春小説。
    ちょっとテーマが大きすぎて、最後は尻すぼみになってしまった観があるが、いろいろなことを考えるきっかけにはなると思う。

  • 母の死、派遣切り、ホームレス一歩手前になったケンジだが、ひょんな事から台湾の女学生メイランに出会い、また「地球先生」こと環境問題を研究する大学助教授の助けを借りて成長して行く青春物語

  • 派遣切り・ホームレス・食品廃棄問題と社会問題をわかりやすくもりみつつ、感動ありのラブストーリー。出来すぎだけどわかりやすくてすぐ読める。フードバンクが話題になってるだけに、個人でもらったらまずいだろ、と思ってたらのちにそういう流れになっていったので納得。

  • 底辺に落ちました、からの復活ストーリーの定番的展開を超えませんが、読みやすさはあります。福祉と恋愛を絡めてきたのは他にはあまり見かけないものでしたが、売りでありそうなその部分が一番見応えがなく、ちょっと物足りなく感じます。1時間程度で読了。

  • 母子家庭で育った青年が、母を亡くし仕事も失ってホームレスになった。
    生きる気力も失い、その日暮らしをしていた主人公がある日メイランという台湾女性に出会い、生きる希望を見つける。
    生きるとは何かを、優しいストーリーで教えてくれるんだけど、途中から何だか自己啓発本みたいな感じがしてきて、つまんなくなった。
    結末もありきたり。
    読んで良かったとは思うけど、何度も読みたいとは思わない。

  • 普通の小説だと思って読み始めたのですが、とても読みやすいのに、きちんとメッセージが込められていて良かったです。 主人公が関西弁。私は抵抗なかった。

  • 母の死によってホームレスになった主人公がある女性に出会い、自分を見つめ直す。
    ゴミ箱を漁る男性(実は環境問題を研究する准教授)と知り合うことで回りが変化しはじめ…
    特に山も落ちもない、「恋愛もの」とも言えないような…。家(と住民票)は生きていくうえで必要すぎる、薄味で調理したものを色々な調味料で試しながら食べるのは美味しそう、ぐらいしか残らなかった(*_*)

  • 家族を亡くし、派遣切りに遭い

    ホームレスになってしまった男性のお話。

    ホームレスのふりして環境問題について研究している大学教授や

    外国からの留学生に出会い

    見失っていた目標を取り戻していく。

    ちょっとストーリーが出来すぎな感じはしましたが

    現代が抱える問題がうまく取りこまれています。

  • 今の世の中には家がなくてもしっかり生きているひとがいるってことにまずすごく驚いたし労働ってもののことをなんにも知らなかったことに恥ずかしくなった
    好きな女の子のためにがんばる男の子のすがたがまぶしくてかっこよかった!

  • 非常に読みやすい恋愛を中心とした物語に​現在の日本の社会が抱える問題点(原発ではなく、派遣、フリータ​ー、ホームレス、ゴミ問題とか)を織り交ぜた現代小説。環境社会​学という学問がある、ということを教えてくれる入門書。とはいえ​、別に堅苦しいものではなく、人間味のある内容で主人公と同じ視​線でさくさく読めた。主人公ケンジがホームレスから抜け出す過程​が細かく描かれており、物語にリアルさをもたらしている。まあ、​ケンジのような体験を誰もが出来る訳ではないが、どこでどんな出​会いがあるかわからない、一期一会の大切さを気づかせてくれる。​環境社会学は個人的には興味のある分野なので、より詳しく知りた​いと思った。自分の進路に悩む中学~大学生に読んでほしい一冊。

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地球先生の作品紹介

大阪の派遣社員・ケンジは、母の死と派遣切りをきっかけに家を失い、日雇い労働で生活をつなぎ、カプセルホテルに寝泊まりする日々を送っていた。そんななか、社会起業家を目指す台湾の女子大生メイランや、街角のゴミを集め環境問題を研究するオッサン「地球先生」に出会う。目標も夢も失っていた自分に気づき、「もっとましな人間になってやる」と誓うケンジは、ささやかな努力を重ね人として再生していく。ところがある日、台湾に帰ったメイランから、SOSのメールが届いた…。

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