とある飛空士への追憶

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著者 : 犬村小六
  • 小学館 (2011年8月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863094

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とある飛空士への追憶の感想・レビュー・書評

  • 私は基本的にハッピーエンドが好きだから
    ハッピーエンドではない事が残念ではあるけど、
    もしこれがハッピーエンドだったらきっと他のありきたりな
    物語に埋もれて思い出しもしなかっただろうな。


    借りて読んだ本だったけど、いつかちゃんと自分で所有したい本。

  • 別世界のお話、最初はカタカナに慣れなくて不安になったけど、 どんどん惹かれました。 最後の10ページは、まだ終わらないで!と思いながら、 じっくりじっくり読みました。
    夏空、海、川、金色の光…きれいな景色が広がります。ほろ苦いお話ですが、2人の幸せを願いました。
    その後、アニメ映画になってる事を知りDVDを見ましたが、これは見なくて良かったです。

  • 物語は素敵だけど、言葉の方は…どうかな。
    でも、本当に楽しめました。一気読みしてしまったので、次の日は眠くて眠くて(笑)

    ラストは、「まあ…そうなるよなあ…」という感じ。
    「予想のできるラスト」と一蹴することもできるけれど、どちらかというと、「そうなってしまうんだろうけど…わかってるけど…!」と、大どんでん返しを願わずにはいられない。でも、そうならないからこそ、このファンタジーにリアリティが増すのだろうと思います。

    「空のなかでは身分なんて関係がないから」
    この一言の中にすべてが詰まっています。

  • 切なすぎる…

    こういう系統にありがちな、無理やりハッピーエンドみたいなのが無かったのが良かったと思う反面、無理やりでもいいからハッピーエンドだったら良かったのにと思わずにはいられない…

    描写も透明感溢れるかんじですっごい好み。

    涙無しには読めない…

  • 『エリア88』『紅の豚』『スカイ・クロラ』。空戦ものは好きだ。どの作品においても自由と飛行機乗りはきっても切れない。
    もともとライトノベル装丁での出版ということが自分にとって壁となり、読みたいと思いながら恥ずかしさが先行して本屋で手に取れなかった。その後、小学館から新装丁で出版されたことを知り、やっと購入。特にライトノベルをどうのこうの思っている訳ではないが、どうしても気恥ずかしい。ヤンマガの『みなみけ』は別に堂々と買えるのだが……。

    作品の内容としては非常に稚拙で、プロットも使い古されたもので、なんら目新しさはない。架空の戦争にリアリティを持たすための戦略描写なども一切ない。
    描かれるのは無能な王子と、そこに嫁ぐ聡明な令嬢、絵に描いた権威主義の貴族。下層民出身のパイロットが次期王妃である令嬢を乗せ、単機敵中突破し王子のもとへ飛ぶ。苦楽を共にするうちにパイロットと令嬢は身分違いの恋心を抱く。
    おとぎ話のような戦争だ。
    だが、それがいい。
    世界観を説明する序盤では「そんなわけないだろ……」とつっこみを入れたくなる箇所が多いが、読み進めていくうちに小難しいことは必要ないのだと気づく。おとぎ話だからこそ、余計なことを考えずに、一場面、一場面を映画を観ているように読み進めていける。
     作家の描写力は非常に高い。空戦の迫力を出すため、夏の空、海に沈み、昇る日の美しさを伝えるため、少しずつ心を開いていく令嬢の心を描くため、とにかく作家は言葉を尽くしている。

     高校時代の友人が言っていたことを思い出した。
     言葉で表せないものを音で伝えるのが音楽であり、言葉で表せないものを絵で伝えるのが絵画だ。じゃあ、文芸は?
    文芸は言葉で表せないものを言葉で表すものだ。


     おしむらくは、自分がもう二十を半分以上過ぎてしまったことか。小学生か中学生の頃に読んでいれば、もっと純粋に感動できたはず。

  • ライトノベル特有のくだけた文章ではなく、
    情景や描写を丁寧に描かれていて
    すごく好感が持てた。

    戦闘機のシーンは、私も雲の中や空の上を飛んでいるような
    イメージで読めて、臨場感があった。

    朝焼けや星空のシーンもとても美しく描写されてて
    かといってくどい訳でもなく、
    良書だと思った。


    キャラクターにかんして、
    シャルルが人民階級の最下層に位置する人間なのに、
    現実をみすえ卑屈になりすぎることもなく
    飾らないまっすぐな性格の持ち主であることが本当に嬉しいし


    ”神がかっている”と言わしめるほどの戦闘機の操縦技術を見せたときには
    本当にカッコ良くて誇らしかった。


    ファナも、
    段々とこころを打ち解けて素顔を見せるようになり
    シャルルに我が儘を言ったりするところがいじらしくてかわいかった。


    でも最後にはお互いのたち位置をきちんと見据え、
    明日に向かって行きて行く強さを持って行くところが
    悲しくも綺麗なおわりかたなのかな。。。と。


    ライトノベルならではの大団円も期待しなくはなかったけど
    切なくも素敵なお話でした。

    でもやっぱりふたりが結ばれないのが寂しいため
    ★4つ

  • シリーズものらしい。

  • ブクログのどこかで紹介されていたのをきっかけに読みました。表紙もいいなと思いました。

  • ガガガ文庫版のハードカバー化。若干の改稿があり、シリーズをうまく繋げていく為の人物造詣の追加情報がある。
    ほとんどがヒロイン、ファナ・レヴァームのその後であり、「飛行士シリーズ」における彼女のポジションの重要性が窺われる。

    本編においては文庫版と変わらずイラストもない。ラノベと銘打たれ、軽んじられるに甘んじない、万人が楽しめる永遠不滅のファンタジーである。

  • アニメがよかったので読んでみた。

    帝政天ツ上との戦争中、皇太子の婚約者を乗せて敵中単機突破して本国へ送り届ける
    ミッション。
    小さい設定とかはともかくアニメとの差はほとんど感じなかった。
    シャルルとファナ~
    次作以降もどんどん読んで以降と思う。

  • 空と海の描写がとっても鮮やか。
    そしてラストの爽やかさ!小説よんでこんなに印象的なシーンは久々だった。

  • すごくおもしろかったし、久々に胸が切なくなった。
    最初はよくわからないかなーと思って読むのやめようと思ったけど
    気付いたら手が止まらなかった笑

    世界観もおもしろいし入り込みやすい。
    主役の2人のキャラクターもしっかりしていてよかった。
    最後の終わり方も素敵だったけど
    続編がとっても気になる。

  • これは最初文庫で出て、あまりの人気っぷりにその後単行本で出版された経歴のある作品です。文庫→単行本の逆転現象ですね。
    空軍に所属する天才的な技術をもつ傭兵シャルルが自国のお姫様をのせて援護なしの単機で敵中を逃げ切って目的地へ姫を送り届けるだけの話なのですが、それだけで一冊出来上がっているほど、ひとつひとつの場面がとても丁寧に描かれています。夏の空戦と恋というテーマもあってとても爽やかな読後感があります。
    また、この作品が人気だったので「飛空士」シリーズが出ているのですが、
    その後のシリーズにもシャルルがチラチラ出てきてファンにはたまらない作りです。「紅の豚」や「永遠の0」が好きな方にお勧めです。

  • 映画を先に見た所為か、本を読んでいてカラフルな色がちらついた。鮮やかな色がとても綺麗でした。

  • 読み手は常により刺激的な内容の物語を求め、作り手はより奇を衒った物語を提供する…
    いつまでもそんな満たされない思いを埋めようと堂々巡りをしているよりも、とりあえずコレを読んでみよう。
    なんだか原点回帰を提案された気分。
    読んでスカッとする物語はやっぱり、
    冒険!恋愛!葛藤!勝利!
    の王道でなくっちゃ。

  • 飛空士!
    飛空士というフレーズと装丁に魅かれて。
    身分違いの恋。
    黄金色の思い出。
    記憶と記録。

  • 話は面白かったけど、読めた展開
    いままで変ったものを読みすぎたせいか、あっけなく予想通りに終わってしまい
    ちょっと物足りなかったかな
    叶わぬ恋ってやつです
    設定がFFみたいだった

    読み終えた感じはよかったです。

  • 久しぶりに琴線に触れる本に出会えました。

    身分差の王道ストーリーで大体なんとなくこうなるんだろうなと予想がつくお話でしたが、最後は…
    とても切ないお話です。

  • 甘酢っぺ~。身分が違うってときめくね。切ないね。西海の聖母萌え!

  • 初出版と比べて、大幅な加筆修正がされているみたいで。比較表を読んでみると、けっこう変わっている!
    個人的には、こちらのほうが、好きかな。
    持ち歩きやすい装丁なのもグッド!
    紛れもない傑作です。

  • 映画化の際に一般書化されたバージョンも読んでみた。内容は映画化&続編に合わせての微修正レベルでしたが、これによって少しでも多くの人に読まれることに価値がある。映画は残念な出来でしたが、原作は最高です。

  •  思わず宮崎駿アニメを連想して読んでいた。

     敵対する国との空中戦と

     次期皇紀ファナと飛空士シャルルとの人間模様との運命を描く。

     結末は

     読者にお任せする形での回想となっている。

     娘から借りた本であるが、親子で楽しめる1冊です。




     

     

     

  • なんとなく終わりが見えていても一心不乱に読んでしまう、そんな本でした。
    それぞれの感情が丁寧に描かれていて良いです。そして装丁が美しい。

  • 犬村小六さんの作品を読むのは今回初めてです。
    『とある飛空士への追憶』はもともとは小学館によるライトノヴェルレーベルから出版された小説で、私自身『ブギー・ポップ』シリーズ以降のライトノヴェル読書体験となりました。一番の注目点は文体の進歩が時代の変化とともに感じられたことにあります。
    当初、ライトノヴェルはその文章の簡素なことで批判を負うことの多いジャンルだったわけですが、そのイメージはこの『飛空士への追憶』で撤廃されました。甘くみてはなりません。
    そのような流れもあって今回の単行本化も企画されたと推定できます。ライトノヴェルを普段読まない方に、と特にお薦めしたいですが、作風としてはアニメ文化などにある程度親しんでいないとイマジネーションが膨らまないかもしれません。ジャンルを問わず選り好みせず、という方には間違いなく鑑賞に堪える小説作品です。

  • よくある話。
    でもなぜか心に残りました。

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