謎解きはディナーのあとで 2

著者 :
  • 小学館
3.26
  • (167)
  • (502)
  • (862)
  • (233)
  • (66)
本棚登録 : 5863
感想 : 610
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863162

作品紹介・あらすじ

令嬢刑事麗子と風祭警部の前に立ちはだかる事件の数々。執事の影山は、どんな推理で真相に迫るのか。そして、「影山は麗子に毒舌をいつ吐くの?」「二人の仲は、ひょっとして進展するのでは?」「風祭警部は、活躍できるのか?」など、読みどころ満載な上に、ラストにはとんでもない展開が待っていた!?-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ2作目。
    続くとは思ってなかった(笑)
    低能な刑事コンビがとりあえず操作をし、
    それを家に持って帰って執事が解決するってパターン。
    1作目と全部同じパターン。

  • 読み終わりましたー
    短編なので読みやすいですねー
    ヒロインの麗子お嬢様が以外とボケとツッコミがありリアクションも豊富で魅力的でしたー

  • 人気シリーズ2作目。
    テンポ良く、気楽に読めます。

    国立署の刑事・宝生麗子は、じつは世界的に有名な大富豪・宝生グループ会長の一人娘。
    地味なスーツに、太い縁のだて眼鏡で、刑事らしくふるまっている。
    それにしても、ばれそうなものだけど…
    この本では、本人もそう思って首をかしげているシーンがあって、おかしい。
    家に帰れば華やかなワンピースに着替え、セレブな友達とも付き合う。

    上司の風祭警部は、ジャガーを乗り回す派手な男。
    こちらは風祭モータースの創業者御曹司。
    やや口説きモードに入ったせいか、麗子は前作にもまして嫌がっていますが、彼のおかげで、お嬢様は注目を浴びないで済んでいる?
    周りも触れたくないのかも…
    身近にいたらめんどくさいだろうけど~脇キャラとしては十分、役に立っています。
    しかし、他の刑事が一人も出てこないって…徹底してる~?

    お嬢様に付き従う執事の影山が、真の探偵役。
    家全体の面倒を見る執事ではなく、お嬢様専属で、運転手でもあるらしいですね。事件に興味があるせいか、現場にも出没。
    慇懃無礼に「お嬢様は頭がお悪いのでは」などと罵倒しつつ、すいすい謎を解くのがお楽しみ。
    イラストで見ると、ちょっとイメージが違う…
    というか、このほうが原作に忠実なのに、既にドラマの映像に脳内変換してるのよね。

    掛け合いでは、二人の仲に変化があるようには見えないけど~
    犯人との対決で、影山のことをお嬢様が「大切な人」と口走ったのはポイント?

    「アリバイをご所望でございますか」
    「殺しの際は帽子をお忘れなく」
    「殺意のパーティにようこそ」
    「聖なる夜に密室はいかが」
    「髪は殺人犯の命でございます」
    「完全な密室などございません」
    というタイトルも楽しい。
    ドラマでも見ました~☆

  • シンプルでスタイリッシュな推理小説でした。執事とお嬢様の会話の掛け合いが面白い。短編集で読みやすい。

  • 前作同様ライトで読みやすい。ミステリとしては、ひとつの手がかり(アレキサンドライトであり、スケート靴であり)で事件が解けてしまうのが、わかりやすくもあり、物足りなさもある。
    最後の一編だけは前作もアームチェアディテクティブから
    脱して影山が捕物をするのはお約束なのかな

  • 1もぜんぜん面白くなくてココに辛辣なレビューをアップしたと思うけど、1を貸してくれた職場の方が「2もつまらなかった(笑)」と言いながら貸してくれました。
    いや~、1より酷いですね。謎解きが練られてないって文句を言う以前に、この本の最大のウリである執事の性格が変わってる。
    トリックうんぬんじゃないの、慇懃無礼な執事がイイのよ~って言うのが、この本が好きだという人の理由じゃないの?
    2での執事は狼狽えたり誤魔化したり、なんだか普通の失礼な人に成り下がっていました。

  • ライトノベルっぽくて読みやすい。
    ドラマは見てたけど、オチやトリックが若干違ってちょっと新鮮な感じがした。

  • 娘にせがまれて購入した本
    買ったからには読まないと(笑)

    前作を読んだ娘が、2を読みたいというので購入して、娘が読み終わった後で読みました。
    まさに子供が読むのにちょうど良い本です。
    6話が収録されていて、子供が読むにはちょうど良い長さだと思います。

    前作同様、軽快なストーリー展開、影山の毒舌と麗子のつっこみ、ずっこけ。楽しい掛け合い、ありえないような設定、などなど。ドラマを見ているような感覚で楽しく読み進められました。笑いをあちこちにちりばめ、まさにコミカルミステリーっていうところでしょうか?

    今回も、楽しく謎解きゲームを経験できました。しかし、一つもなぞは解けませんでした。残念。

    ただ一つ、文句は、毎話、毎話、麗子と風祭警部の紹介が入ります。これはやめて欲しい。

    ということで楽しい読書でした。パート3も欲しがるのかなぁ(笑)
    嫌いじゃないよ。

  • 1と一緒で、謎解きをして終わる。犯人を捕まえて、心情を吐露する場面がドラマみたいにないから物足りない。1巻は影山は長身ですごくかっこよく読めたけど、2巻になるとドラマ見た後で桜井くんのイメージが強くてカッコよくなくなった気がする。

  • ミステリ的にはどーよ! みたいな部分も相変わらずたんとあるんだけど、おもろいからいいのだ。
    影山の情報源はワイドショーなのねwwww

  • 久しぶりにわくわくしながら読んだ。特に第一話の推理は秀逸。いいものを読ませてもらった。

  • 推理よりもキャラが特徴的なのにお話なのに、キャラ同士のやり取りがマンネリ化。後半にいくにつれてどんどん斜め読みが増えていきました。

  • 個人的に、執事の「『ウケる〜』でございます」っていうセリフが面白かった。

    推理は、やっぱり色々と強引だったかな。
    でもコメディとしては面白い。

    でも、文章の下手さが際立ってたような…気がする。
    登場人物の発言もだけど、どの文章も何かがわざとっぽいような気がする。

  • テンポよく、ユーモアを交えつつ、推理はしっかりしているのが魅力。
    安楽椅子探偵を貫いてきた影山にも転機か。
    また続編を読んでみたい。
    本書もドラマの原作だが、ドラマでは事件に大胆なアレンジを加えた話もある。
    ドラマとの違いを、読み比べるのも楽しい。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/2-e8ee.html

  • 影山とついにラブが生まれると思ったのに……残念です

  • 装画:中村祐介
    装幀:高柳雅人

    一話完結タイプとはいえ、
    関係ない登場人物に、同じ名前をつけるのはいかがなものか。

    そして二枚目のはずの風祭警部は
    挿絵ではどうして星ひゅうまっぽいのか。

    文体も相変わらず受け付けない。
    次回作からは手に取らないようにしよう。。。

  • またしても 「女刑事」麗子が解決できない事件を執事の景山が話を聞いただけで、事件の解決へと麗子を導いていく・・・

    名探偵コナンもびっくりの推理力かな・・・

    でも・・

    ネタ切れになりそうな・・・

    新たな展開も期待したいですね!

  • 今年のベストセラー第1位の第2段。
    ドラマが面白くないぶん、本の方が軽快で、よく思えた。影山の櫻井くんは絶対ないと思うんだけど。影山は長身のはずだし?

    影山の推理は妄想?の域を出ないような気もするけど、なぜかいつもドンピシャなのが不思議。トリックなどはあまりこだわらず、二人の掛け合いを楽しむ方がよさそう。

    • いちご大福さん
      詳しく書いていて良いと思います☺️
      詳しく書いていて良いと思います☺️
      2022/02/01
  • ドラマ放送中なので、たくさん売り出されておりますが。

    キャラは確立しているので、一定の面白さはあるのですが、ドラマの方が事件部分の仕立てが良くて、小説を読むなら、ドラマより先をおすすめします。
    正直、わざわざ読むこともないのかな、と思ってしまいました…。

  • 3章まで読破。
    取りあえず、今のところは前作よりも良い。
    前作は、ただ単に執事の謎解きで犯人が「この人だろう」という予測で終わっていたものが多かったが、
    今作では、(今読んでいるところまででは)きちんと犯人が何らかの形で判明して終わっているので、やっと「推理物」としてすっきり。
    続きも期待外れではければよいな…
    [2011年11月11日購入]

全610件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東川篤哉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×