Re:返信

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著者 : 野島伸司
  • 小学館 (2012年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863247

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Re:返信の感想・レビュー・書評

  • 図書館にて。
    そういえば立読みで全部読んじゃったんだった、と借りてから気が付いた。
    ラスト8割まで読んでいて、登場人物のせりふにむかむかしながらもそういうことだったのかと思っていたのに、確かに意外なラストではあるけれど、こういうのはずるいと思う。
    こんなんじゃなんでもできちゃうじゃん。
    動機も背景も、事件そのものさえ何も解決できず、全部壊して終わりみたいな、ある意味夢落ちみたいなのってうーん。
    ドラマ化意識して驚かせるようなラストを書いてみたのか。薄っぺらい感じ。残念。

  • 新しい試みをしよう・・・という意気込みはわかった。
    でも、残念ながら何も伝わってこない。
    当初は連載小説の形態をとっていた作品らしい。
    そのためか、思わせぶりな表現もところどころに登場する。
    どの人物にも共感できなかったせいか、あまり残るものがなかった。
    女子高生がいかにも言いそうなことを並べてあるけれど、リアルではもっとシビアで辛辣で残酷だ。
    そしてもっと現実的だ。
    物語の締めがあまりにも救いがない。
    どこかに救いのある、明日へとつながる・・・そんな作品が私は好きなのかもしれない。
    活字作品として奥深さも重みも感じられなかった。

  • 先生に遺書を送る高校生五人の少女たち。
    一人だけに返信をしてほしい。
    その返信を受け取った者だけが生き残る。
    その他四人は自殺すると。

    先生は学生時代彼女を亡くし、未だにそれを引きずっていることを五人は知っている。そしてその二人の関係に憧れも抱いている。

    第一受信黒田美帆
    美人で感情がない。
    罪悪感がなく、言い方を変えれば素直で純粋。
    美帆に欠けている精神性が先生にはある。

    先生
    生徒のメールを受け取ったとき先生は結婚式に参列中だった。
    となりの席には古川あずさと名乗る女性。

    第二受信小笠原馨
    地味、典型的優等生、クール。
    美帆が好き。
    美帆と一緒に死にたい。
    美帆には返信しないで。

    先生
    あずさは新郎の元カノだった。
    新婦とも友達だったあずさは二人を引き合わせてしまった。その瞬間二人は惹かれあい、あずさはお邪魔虫に。
    新郎には夢を目指したい。
    新婦にはプロポーズされたけど断った。
    と嘘をついて恋のキューピットに。
    あずさが身を引いたことで二人は結婚に至った。
    あずさは二人に祝福すると。
    しかし惨めな気持ちが募り刺そうとしている。
    手には鋏。

    第三受信友部律子
    面倒臭がり、脱力系。
    怖くない死は自殺だけ。
    先生が何もしなくても五人は自殺する。
    四人を死なせると思うよりは一人を助けると思ってほしい。

    先生
    あずさを説得。

    第四受信中村美奈子
    中学で酷いイジメに。
    高校デビューをしたもののうまくいかない。
    夏樹に出会いそこから友達の輪が広がった。
    しかし苛められていたトラウマから疑心暗鬼に。

    第五受信平川夏樹
    若くして病気になったパパと出ていったママ。
    叔母に預けられた。
    先生を愛していた。

    先生
    19時19分、彼女が自殺をしたホームに立つ。
    きっとそこに生徒たちがいるから。
    五人全員を助けると。
    そこには五人とあずさが現れる。
    あずさは長い髪のカツラを脱いだ。
    それは自殺したはずの彼女、いづみだった。

    第六受信箕輪いづみ
    高校時代自殺しようとホームに飛び込んだとき周りの人たちに助けられていた。
    その後フラワーアレンジメントとして人生を歩んでいた。
    そんなとき先生が未だにいづみを思い、セピア色のなかにいると聞き、今回の騒動を生徒たちにお願いした。

    先生
    ここからどんでん返し。
    いづみはあの夏、学校の屋上から自殺していた。
    そして今五人の生徒が。
    先生は狂っていた。
    セピア色の檻から抜けきれていなかった。


    面白かった。
    何が真実かわからなくなる。
    最後の数ページ、話しがかみ合わなくなるところからすごくどきどきした。

  • その設定を生かすのか生かさないのかいまいち。矛盾しているミスリードがあってすとんと納得はできなかった。でもまあ終わり方は綺麗で好みです。
    短くてあっという間に読める。

  • 2015.3.16
    女子高生五人による、恐怖のメール自殺ゲーム
    たった一度だけ許された“返信”が、彼女たちの生死を分ける
    ある意味、驚愕のラスト٩꒰ ꇐω ꇐ๑꒱۶

  • 予想がつかない展開が面白かった

  • 展開というか設定としては面白いと思う。
    人の裏側をとことん描くのはやっぱりすごいなと。それも違和感を抱かせない。

    とはいえ、やっぱり設定負けしている印象が強い。
    こうだったら面白いでしょ、ダマされるでしょって言いたげなラストもあまり好みではなかった。

  • 最初は興味深く、途中から退屈極まりなく、最後に衝撃。
    野島伸司のドラマは実は見たことないし、本も読んだことはなかった。
    でも、もしかしてこれが野島さんのドラマツルギーなのかな、と感じた。
    最後に後ろから突き落とされたような読後感。僕は嫌いではない。

  • 請求記号:913.6/Noj
    資料ID:50067419
    配架場所:図書館1階西 学生選書コーナー

  • 一日で読み終えた。

    途中まで、普通に共感して、いい話じゃんって思ってた。
    なのに最後こう終わるかって言う。

    残念。

    でも途中までは本当に良かった!

    半分本気で生きる。
    それくらい力抜いてもいい。

    晩年、男の人に「生涯で心に残る女性はいるか?」と質問すると必ず一人の女性を思い出すと言うらしいけど…女の人にはないのか??

  • 913.6 ノ 登録番号9166

  • 店頭で見かけてから読み終えるまで、本当にすぐでした。それくらい、するする読めて、面白い内容で、共感もして…

    引き込まれる内容だったのですが…本当にオチが残念。一気に後味が悪くなっちゃいました。

  • ラストの展開が…。
    ハッピーエンド以外認めないなんて器が小さいとか言われたって、苦手なもんは苦手っす。

  • 読み終えた後に残ったのは、噛み砕いて飲み込みきれないもやもや感。ラストまではするすると読み進められたのに。これはきっと「え、なんで」となった2度目のどんでん返しのせいでしょう。自分の中で消化不良。もやもや、もやもや。

  • ラスト以外は端正で耽美的だったので、残念。

  • 「異邦人」はカミュなのでは。

  • え?なに??なに???

    さっぱりわかんない。

    なんなの、このラスト。



    すごい衝撃。





    最初は、微笑ましかった。

    残酷だけど、中学生とか高校生ってこういうものよね、って。

    私も、そうだった。


    いろんなことを考えて考えて悩んで悩んで。



    私にも、この先生にリンクするような思い出だってあるし。




    だけど、さ?


    だからこそ。




    なにこれ、意味、わかんない。




    スルスルスルスル読めます。



    引き込まれます。

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Re:返信の作品紹介

女子高生五人による、恐怖のメール自殺ゲーム。たった一度だけ許された"返信"が、彼女たちの生死を分ける。ラストの残酷な大どんでん返しに驚愕する、ジェットコースターミステリー。

Re:返信はこんな本です

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