ライアの祈り

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著者 : 森沢明夫
  • 小学館 (2012年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863421

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ライアの祈りの感想・レビュー・書評

  • 青森三部作の三部作目。

    百年食堂を読んで、
    陽一がどうなるのか、続きが読みたいー!
    と思ってたから、
    ラストで陽一のその後が知れてよかった♪

    ファンタジーな世界があったけど、
    全然面白く読めました。

    実はまだ青森ドロップキッカーズを読んでいないので、
    これから読もうと思います。

  • 青森三部作の完結編。
    青森という土地は何かしら神秘的なようなイメージがわたしのなかである。おそらくイタコのイメージが強い。
    そのせいなのか世代を越えたり時代を超えてつながる物語り。森沢作品は読んでいて安心。安定の読後感。

    ○世の中には物理的な事象だけがあって感情はすべて後付けなのだ

  • 『津軽百年食堂』『青森ドロップキッカーズ』に続く青森三部作完結編

    人数合わせの合コンに誘われた大森桃子バツイチ35歳
    同じく人数合わせ要員の佐久間五郎…クマゴロウさん40歳
    クマゴロウさんは遺跡発掘調査をしている学者さん。メインは縄文時代…。
    大人しく温厚なクマゴロウさんだが、縄文の話になると楽しそうに話してた。
    桃子はその日みた太古と思われる夢を思い出しながら徐々に聞き入っていく…。


    『津軽百年食堂』…大森食堂のお姉ちゃん大森桃子
    現在を生きる桃子と縄文時代を生きるライアが交差しながらストーリーが展開していく。
    ファンタジックな世界だけど、人物も丁寧に描かれて違和感なく入り込めました。
    これまで主人公達を支え・笑わせ・和ませる陽気で素敵な女性の桃子さん
    自分の離婚を自虐ネタで笑い話にしてしまう。
    しかし、自虐ネタにしないと耐えられなかったんだ…。
    そんな桃子さんが運命的な出会いをして幸せになった
    桃子さんがお母さんに話してる所は泣けたなぁ

    太古のシーンでは、現在を生きる私達が今一度、胸に刻むべき言葉が沢山散りばめられていた。
    嬉しい時に温かくなって、悲しい時に苦しくなり、悪い事をしようとする時に痛む
    『神の欠片』…。
    自分の為に祈るのではなく、自分以外の誰かの為に祈る。
    『神の欠片』を強く光輝かせなきゃ。

    大森食堂のその後を知れたのも嬉しかった。
    陽一君と七海ちゃん結婚してた( *´艸`)
    芯君も産まれてた。
    相変わらずとってもあったかく幸せなお家だった。
    そして、桃子さんに赤ちゃんが…。

    普通って何て幸せなんだろう
    家族って良いなぁ
    三部作の皆のその後読みたいなぁ…。

  • スケールのでかい、いい話です!

  • 青森三部作と知らずに読んでました
    「津軽百年食堂」は読んでたから、またみんなに会えた!という気持ちで楽しく読めました。

    本作のポイントは、タイトルにもある縄文時代を生きた「ライア」と、現代を生きる「大森桃子」とリンク…なのでしょうが、大森桃子の部分だけを読むということをしてしまいました。
    (それでも話としては十分満足できます)

  • 現実にこんな出会いがあったとて、そうと分かりようがない訳ですが、悠久の歴史の中で、この物語のような出逢いがあったら素敵だと、素直に思える読後です。
    映画化されるようですが、この時空をどう飛び越えるのか――まぁ、原作と映画は別物として、でも鑑賞後には読後と同じ温もりを味わいたいと祈ります。

    森沢さんの作品は、非現実的なほどに悪い人がおらず、でもその非現実的な世界が心地よくて好きです。現実は現実で味わえるから、そうでない世界を、これからも見続けさせて欲しいと祈ります。

    2つの祈りが通じるといいのですが。

    「津軽百年食堂」「青森ドロップキッカーズ」そしてこの作品で「青森三部作」完結!だそうです。いずれの作品も僕の本棚に飾られています。前二作を読んだのが大分前なので内容を克明に覚えていないのですが、改めて読み返したくなりました――が、森沢さんの他の作品も読みたくもあり、悩ましい限りです。

  • 津軽百年食堂シリーズ最終話。ファンタジーの要素を盛り込んだ作品になっているので、これまでの話とは毛色が変わっている。私はファンタジーも読むし、この作品では比喩としてこういう手法を選んだのかなと思い、特に抵抗はなかったけど、別の話が交互に入っているので、頭が切り替えにくいときはあった。(短い時間を使って切れ切れに読んでいるので・・・)
    それでも、ラストに向かって、個々のエピソードが繋がりを持ち、この作品の深いところにあるテーマが見えてくるので、最後は一気に読めた。
    シリーズを締めくくるのに、これ以上幸せなラストがあるかというくらいの終わり方。桃子さん、七尾さん、お幸せに。

  • 【ライア】の最初が今までと全然違う違和感で、しばらく読めなかった本です。
    でも、読み始めたら「ギン」という真っ白な犬の登場で、一気に嵌りました。
    もう、犬が出てきたらほとんどイチコロ。
    「ギン」がイノシシの牙で突き上げられて、飛ばされた後、全然記述が無いので、死んでしまったのでは?って主人公より心配で、ずっとハラハラしてました。
    後ろ足は引きずってたけど、元気で本当に良かった。
    犬好きなので、目線が違っててすみません。

    「ギン」の次は「クマゴロウ」さんに胸キュン!
    こんな朴訥な人の好い人大好き!!
    こんな人どこかにいないかな?と思ってみたり、桃子さんが羨ましくて…思いっきり感情移入して読んでました。
    でも、子供が出来ないと悩む桃子さんの悩みも痛い位よくわかります。
    相手が良い人であればあるほど、結婚に踏み切れないし、理由を打ち明けられないと思います。
    でも、それさえもあっさり乗り越えてしまう「クマゴロウ」さん、本当に良い人に出会えて、桃子さん良かった。
    3部作で津軽百年食堂の皆さん全員が心温まる、ハッピーエンドで☆5。

    縄文時代とリンクしての作風も、良かったです。
    これって完全にファンタジーだと思いながら読んでました。
    3部とも同じ作風なのに、内容や感じが全く違って、でもみんな心暖まる青森の素敵な人達のストーリー。
    こんな素敵な三部作を読めて幸せでした。

  • 青森三部作完結編、だそうです
    平成と縄文の時代を行き来していておもしろかったです

    ただ、前二作、未読で読んだのは失敗でした
    これから読みます

  • 太古の登場人物とその生まれ変わりである現在の登場人物が織りなす物語。二つの時代を交互に描き読者は読み進めるだけ各々の時代がどんどんリンクしていく。時代の中でさらにそれぞれの登場人物の視点で描かれた物語。

  • 森沢明夫氏の青森三部作の最後。
    八戸の世界と縄文時代のシンクロが面白い。
    あまりに年数がかけ離れているので、なかなかピンとこないけど、
    まあ、夢は広がるなぁ。

    カクテル言葉や、紙飛行機ブログの少年、
    他の小説との結びつきあり、
    森沢明夫氏の小説世界の楽しみかな。

  • 安定の感動作
    この人の本はいつも感動する

    子供ってのはね、親孝行なんてしなくていいんだよ。生まれてきてくれただけで、もう充分に親孝行は果たしてるんだから。

  • 縄文時代すごいなと、ふむふむ、なるほどがいっぱいだった。縄文時代と現代を行ったり来たりだけれども、こんがらがることなく読めた。
    母娘のシーンは胸が詰まりそうだった。優しく心温まる物語。くまごろう、いい男だ。魚介、美味しそう。
    シリーズなのを知らず、これを一番初めに読んでしまったけど良かった。前の作品に出てくる登場人物がちらほらいて、読んでたらもっと良かっただろうに残念。他の2作も読んでみたい。

  • 考古学者のくまごろうさんが素敵。
    前世からの記憶、何千年前から続く縁と化石がつながる
    太古ロマン。
    縄文時代が長く続いたこと、縄文人が高度な技術と仲間と自然を大事にする思いやりを持っていたこと、
    殺し合いと利益を求めない幸せな生活をしていたことを
    知りとても感動した。
    縄文時代に行ってみたいと思った。

  • 3部作のようだけど、一番はじめに読みました。
    (これしか図書館になかった)

    遠い遠い遙か昔の縄文時代の話と
    現代の話が交互になっていたけど
    不自然ではありませんでした。

    読み終わって、
    遙か昔の縄文時代がちょっと身近に感じてしまいました。

    最後はうれし涙。

  • 青森三部作最終章の位置付けではあるが
    単独で読んで問題なし。
    とはいえ読み終えたら前作読み返したくなった。

    前二作にも登場した
    百年食堂の長女が本作の主役。
    太古とリンクしていく展開に好き嫌い別れそうだが
    私は好き。
    5つ星と迷ったくらい。

    【図書館・初読・10/11読了】

  • 『津軽百年食堂』では脇役だったけど、いいなぁこういう姉さん
    という桃子さんの、心に秘めた思いや人を思う考え方が男前で魅力的
    こちらもやっぱり、心に残る言葉であふれた小説でした
    縄文時代のこと、パプアニューギニアの原住民のことも
    興味深く、面白く読める小説でした

  • 過去の話の好き嫌いが分かれそう

  • 青森三部作のラスト。バツイチ35才女性。合コンで知り合った考古学者40才とのゆっくりの恋愛。そういえば一作目を読んでないな~
    2013.7.17

  • 桃子ちゃんもクマゴロウさんも好きだけれど、
    考古学の設定もいいけれど、
    縄文美人の桃子ちゃんもいいけれど
    ちょっとファンタジーな感じは抜きにしてほしかったかな。
    ちょっと、夢にみた程度で・・・

    クマゴロウさんは理想だね。
    やさしいーくて傲慢でなくて
    この感じはいそうでいない。

    羨ましい、桃子ちゃん。
    お幸せにぃ

  • 前世のお話は余計でした。

  • FBの投稿で紹介されていたので、興味を持って読んでみました。

    現代と縄文時代という時空を超えた祈りを軸にした、輪廻転生を感じる物語。
    太古の時代の人々の気持ちや感性は、実際のところ知る由もありませんが、自分たちの代々々々・・先祖のロマンに思いを馳せながら読みました。

    幸せとは、実はなんと普遍的なものなのか!
    自分が必要とされて感謝されたとき、
    誰かに助けられ感謝できるとき、
    誰かを大切に想うとき、想われるとき
    ・・・そしてそれを感じることができる人(時)、人は幸せなのだと思います。
    人同志が身を寄せ合わないと生きれない太古の時代は、幸せを感じれる人が多かったに違いありません。
    現代は、物資には恵まれていても人との関わり合いが希薄です。
    幸せを求めるのであれば、感謝と他人を大切に想う祈りを持たねば訪れないでしょう。
    そんなことを感じた一冊でした。

    桃子のお母さんが、最後に嬉し泣きしているシーンは、自分に孫ができたからではなく、娘の苦しみが解き放たれたからなのだというのが伝わってきて、母の娘を想う気持ちに胸打たれました。

    ダイリキが飲みたくなった!

    幸せを感じたい人に読んで欲しい一冊。

  • たぶん初めて読んだ作家さん?
    津軽三部作だって知らなくて最後から読んでしまいました。
    他の二作も読んでみたいと思います。

    優しくて好きな話でした。

  • 森沢明夫の青森三部作の三作目。
    今回の舞台は八戸。主役は桃子さん。
    古代と現代を結んだ心温まる小説です。
    青森県には、あと7市ありますよ~~~>森沢さん

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ライアの祈りの作品紹介

35歳バツイチ。恋に臆病な桃子の前に現れたのは何とも不器用な考古学者。遙かな時を超えて愛の絆が甦る…。青森三部作完結編。

ライアの祈りのKindle版

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