泣きながら、呼んだ人

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著者 : 加藤元
  • 小学館 (2012年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863452

泣きながら、呼んだ人の感想・レビュー・書評

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  • 何組かの母と娘の話。
    色々あっても、結局母はあらゆる形で子どもを愛してる。

    「僕たちがこうして生きる糧となっているのは、自分自身が過去に得た愛情の積み重ね、思い出だと思う。かつて誰かに大事にされてきた過去があるから、誰かと手を携えて生きていく未来を信じられる。」

    この本に記されているとおり、子育てに正解はない。だからこそ、ぶっつけ本番でとにかくやってみること。

    きっとほんと、そうなんだと思う。

  • 家族の中でも母と娘がこじれたら一番難しいのかな。この本読んでたらそう思った。4人の母の中でも菜摘の母が家族だったら大変そう。だからずっと一緒にいる菜摘の父はそれだけですごいと思う。「だましだましやっていくしかないやな、お互いさまなんだから」

  • 4組の母娘の関係を掘り下げて描かれた家族小説。
    母親だってひとりの人間。
    いつもいつも正しい言動をしているわけではない。
    母の立場になったり
    娘の立ち位置にいたりと
    いろんな角度から読み進められて
    おもしろかったです。

  • いろんな女性と母親の関係性を描いた短編集。
    短編集だけれど、それぞれのお話がわずかに絡んでいくあたりに世界観を感じて良いです。

  • 不肖私マザコンですからこういう母親ものは弱いのです。そうかーあんまり評価されてないかー。一つの新築に関わる様々な家族の母親との関係をピックアップしたショートストーリー。薄いっちゃ薄い。何が薄いかって母親の存在感。常に主人公が一番印象に残っちゃうから、テーマである母親の影が薄いんだ。ここでは主人公は名脇役に徹しなきゃ。母親の存在感を際立たせるよう立ち回らなきゃ。いやまあ自分の子供が自分を踏み台にして生きるよう下から見守るのが母親ですから、と深読みすればできなくも…できないか。あと、基本的に母親が我儘。どいつもこいつも。リアルですけど、そんなリアルさはいらないから、今は作り込まれた母親の温かさが読みたいのです。でも僕はこういう本大好きです。

  • 共感度、によってだいぶ評価が変わるかと・・・。
    母と娘の間のいろいろって、私もそれなりにありますが、そんなにはないのかもなぁ・・・。
    あんまり干渉しない人だしな。
    ん?そうでもないか。ウザいときもありますねw
    上手くスルーさせる業を身につけたのかもww

  • 随所に共感ポイントがありました。ダ―クな内容だけど語り口が柔らかいのでそれほど母と娘の確執が強調されず少し物足りないくらいでした。でも読後感は優しい気持ちになれました。老いてきた母といつまでもバトルしていてはいけないなと反省。優しくなりたい。

  • ああ母と娘ってこうだよなと思う場面がいっぱいあった。もうこれはどんな親子であっても同じなのかも。
    でも最後は理解しあえる結末だったのがよかった。

  • 図書館にて。
    何かで紹介されていて予約したのだが、何で見たかは忘れてしまった。
    4人の娘と、その母親の物語だが、娘の夫や弟の目線から描かれている章もあって奥行きのある物語になっていると思う。
    母親は、良くも悪くも同性である娘には踏み込み過ぎてしまうものなのだろうか。娘も、いくつになっても母親から繰り返し言われた言葉にがんじがらめになっていたりする。
    お互いに縁が切れることはないにしても、母親は娘への過度な干渉や気持ちの依存から自由になること、娘は幼いころからの呪縛から解き放たれることができるように、ちょうどよい距離が見つけられるといいなと思う。
    でもいくつになっても愛憎うずまく母と娘という関係、ずっと渡り合っていくものなのかも。
    いろいろな母娘関係があり、何も葛藤がない人などいないと思う。
    正解もないのかもしれないが、不器用で残酷、切なくてちょっとほほえましい、この本で描かれている関係は他人事のようで自分のことでもあると思った。
    リアルなセリフ、丁寧な伏線は小説ではなく他人の家の出来事をのぞいているよう。この作家さんは男性?だとしたら、女性の気持ちを分かり過ぎていてこわい…と思ったら、やっぱり女性だった。やっぱりね。男性にこの文章は書けまい。

  • 少しずつ繋がっている短編集。
    ちょっと苦手な人物もいましたが、
    面白かったです。

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泣きながら、呼んだ人の作品紹介

喧嘩をしても、逃げたいと思っても、重くても、憎くても、嫌いでも、一生あなたから自由になれない。「母への思い」と「母の思い」のすべて。

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