- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093863490
感想・レビュー・書評
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卒業は学校だけのものじゃない。様々な「その瞬間」を描きとる13ストーリーズ。
何かをやめる時、違う道へ進む時。その決意表明に、確かに卒業という言葉を使いますね。
子離れ親離れ、アイドルのグループ脱退、自動車学校の卒業、卒業シーズンの思い出など
たくさんの卒業がつまった一冊です。まず冒頭に短歌。歌人の加藤さんならではですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
卒業をテーマにした短編集。それぞれ読み終わると副題でついている気持ちが分かる。今日を何かの卒業にすればいいんだよ。っていう感覚好きだなぁ。
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短歌+短編小説。
加藤千恵の話は、ほんのり甘ずっぱかったり、キラキラしていたり、そういうのが多いから、
なんというか、まっすぐで透き通った頃を思い出したい時に最適。
すべてがハッピーエンドじゃなくても。 -
20161019
卒業がテーマの短編集。
何かから卒業してするの、最近ないな。 -
いろんな物、かたちからの卒業。ゆっくり優しい話し。 2016.2.16
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もう何に惹かれて借りたのかも忘れてしまった。卒業がテーマの短編集。恋愛が絡まない話もあればよかった
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様々な“卒業”の話。加藤千恵の小説はリアルだ。自分が置き忘れてきた過去の断片みたいだ。最後のお話が切なくてたまらない。春にぴったりの切ない作品。2013/075
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十八歳の女の子が度々でてきたような。
彼女の話は読みやすいね。 -
「卒業は学校だけのものじゃない。」帯に書いてある通りでした。
節目ふしめに、知らないうちに小さな卒業をくりかえしている。そんなことに気づく小説。