こんなにも優しい、世界の終わりかた

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1325
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863513

感想・レビュー・書評

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  • 世界の終わりは、静かに優しく青く染まっていく。
    そんな時、主人公の優は、14歳の時に知り合った雪乃に会うために旅立つ、というストーリー。

    ファンタジーのような雰囲気ですが、悪くなかったです。

    優しい空気感に包まれて癒されて、あっという間に完読。

    疲れたときに読んだら、少し元気になりそうな1冊です。

  • 心が洗われるような、優しい気持ちになれるような一冊でした。

  • こんなハートフルな本は普段あまり読まないのに、何故だか読みたくなってしまった。・・・疲れてたのかな。

    それはともかく丁寧な物語だなぁ。
    めっちゃ面白い!とは思わなかったけど、たまにはこんなゆったりと読める本もいいかも。
    こんな穏やかに終わりを迎えれたらいいな。

  • 終わり方としては、少し?が残る状態。けど、優のお父さんがすごく素敵。奥さんへの愛であったり、息子への愛。けして器用ではないけれど、深く底なき想いが残るあふれていたこたがすごくよかった。

  • すごく泣きました。じっくりゆっくり風景とか時間とかの流れを感じて読みました。よかったです。

  • 切なくて、悲しくて、でも優しい。
    話はゆっくり進むので、じっくり読む方が世界観に浸れる気がした。

  • すてきだったにゃ~
    他猫にはやさしくするにゃ~

  • 市川拓司さん原点回帰の純愛もの。
    とてもまっすぐなファンタジー。最後は泣いた。

    でも、少し美しすぎて、読むのがしんどいというか、あんぎあんぎする感じでなかなか読むスピードが上がらず半月も掛かってしまった。

    ちなみに、僕は若い頃ですら、全く優しくなかったので、真っ先に青い光に射られて成仏せないかんその他大勢タイプ。

  • 世界の終わりが近付かないと、人は素直になれないのかもしれない。
    自分の心に正直にはなかなか生きられない…。
    本当に好きな人と永遠に一緒にいられるなら、こんな終わり方もいいのかもしれない。

  • ラスト20ページで号泣。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。獨協大学卒業。'97年からインターネット上で小説を発表。2002年1月、「Separation」で出版デビュー、いきなり同作がTVドラマ化される。次作「いま、会いにゆきます」は映画化され、100万部を超えるベストセラーに。他の著書に「恋愛寫眞――もうひとつの物語」「そのときは彼によろしく」「弘海――息子が海に還る朝」「世界中が雨だったら」がある。

「2009年 『きみはぼくの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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