- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093863568
作品紹介・あらすじ
史上最強の内閣、大阪の教育問題を斬る!
書店員さんの支持率100%! ベストセラー『史上最強の内閣』が涙の完結か!?
北朝鮮の核ミサイル問題を収め、京都に帰った二条内閣。彼らのもとに、全国学力テスト最下位に悩む大阪府知事がやってきた。府知事のたっての依頼で、二条内閣は裏方として教育問題に取り組むことにした。しかし、京都御所に忍者が放たれ、閣議の会話を盗聴されてしまい、二条内閣の大阪府への協力が白日の下となる。しかも、テレビのニュース番組で、二条内閣は軍国教育を推進させていると猛烈な批判を浴びる事態に発展。さらには、全団連なる怪しい団体まで登場し、大阪は一触即発の事態に。果たして、史上最強の内閣の行く末は?
感想・レビュー・書評
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2016_03_02-0024
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二条内閣ふたたび登場。詰め込みの点数至上教育ではなく、個々の得意技を見つけて伸ばす教育改革に拍手。学校教育が本当にこうなったら良いのにな^^ 北の将軍さんの長男のその後や、コードネーム『太郎』の正体もわかります。
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前作で、大いに驚かされた「史上最強の内閣」の続編、「史上最強の大臣」が出てました。
政治に対し、「こうだったらいいのに!」と思う所を見事に小気味よく、フィクションにしています。今回は教育問題です。やっぱり北朝鮮も絡んで来ます。
前作を読んでいるので、前ほどの驚きはないものの、スッキリ、バッサリ、しがらみに関係無く勧められるストーリーは、読んでいてスッキリします。
まあ、映像化は無理でしょうね。(あらゆる方面から、クレームが入る。)
今の日本、こう言うスッキリする話を、欲していると思います。
同僚に借りましたが、コレは買ってもいい。
前作のレビューは以下に
http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4093862907 -
2017.11.15
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命を賭して教育に情熱を注ぐ。命をかけてまでする教育が良いかはわからないが、教育者とは50年先70年先に生徒に「ああ あの時先生が言ってくれたから良い人生だったな」と評価されるのだろう。目先の出来事に左右されるのではなく、将来の姿を考えて教育するのだ。植林みたいだな。自分の代には小さいが孫子の代で初めて立派な木になる 森になる。
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史上最強の内閣も面白かったので、この本も読んでみました。前作はとにかく痛快という感じでしたが、今作は反対のための反対をする野党等、全く現実と同じで考えさせられる事もあったなぁ…
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内閣を読んだのが随分前なのであんまり覚えてないや。期待しすぎたらだめかもしれない。
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右も左もよくわかる。
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日本にはいざという時のための一軍内閣が京都に控えていて、その最強内閣が北朝鮮問題で大活躍するという『史上最強の内閣』の続編。新門文部科学大臣による大阪府の教育改革がメインテーマ。面白くないわけではないのだが、前作ほどのインパクトはなかった。
あと、左翼系の人たちの硬直的な考え方を批判したい気持ちはよくわかるのだが、逆に著者の左翼理解があまりに硬直的でちょっと白けてしまった。なんでもすぐに軍国主義に結びつけたがるとか、北朝鮮にシンパシーを感じているとか、あまりにステレオタイプな左翼描写が頻出するが、一昔前の左翼ならともかく、現代においてはまったくリアリティがないと感じた。新門大臣の教育改革に対して、格差拡大批判があるのはまだわかるが、それを軍国主義に結びつけるのは、現実には流石にないだろうと思う(現に安倍政権の道徳教育強化の動きについても、軍国主義の観点からの批判はほとんど聞かない)。前作でもそういう傾向はみられたが、本作では、それがさらに強まっているように感じて、その点で小説としての面白さより興ざめ感が勝ってしまった。 -
民主党や左翼に対する皮肉が効いている。
鷹山、菅内、与田、万国、堀越。。。
いっそのこと、本名書いた方がすっきりした。
読み替えるのが面倒だった。
影の内閣が理路整然としている。
反対のための反対をする野党やマスコミには飽き飽きなので、気持ちがよかった。