大江戸恐龍伝 第二巻

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  • 小学館
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (543ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863681

感想・レビュー・書評

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  • 1巻と比べて分厚い分、話がどんどんと展開して行きました。
    1巻で謎の大型動物のいる島に流れ着いた船員たちがどう関係しているのかと思っていたのですがこの巻で分かりました。ニルヤカナヤを語る生存者と三津井家の庶子の存在で話が一気に加速した感がありました。

    今後の火鼠の一味の動きも気になります。

  • 巻末に「全巻目次」というものがあって、全部で5巻で完了するらしいです。で、第1巻が319ページだったのに対して、第2巻が540ページ。ん~、すでに2.5巻くらいのボリュームがあります。
    とはいえ、一気に読み切りました。
    恐竜がいるところは「謎」だらけ。いろいろと陰謀渦巻きますが、源内がいろいろと危機にあう理由はまだはっきりしないというところです。最後の最後になっておぼろげに見えてきたぞ~。というところで終わりました。続きが楽しみです。

  • ☆5つ

    さて物語の連なりは出来るだけ途中で途切れさせないで継続するほうが良い。まあつまりは一気に読んだほうがそりゃぁオモシロイだろ、と云う事なのである。

    しかし、なかなか恐龍は出てこないねぇ。出てくるものといえば「いくか」「いこうか」「いこう」そういうことになった。と云う、某別の夢枕シリーズで著名になった言い廻しだけだったな。

    仕方がない3巻も読むか、読もうか、読もう。そういうことになった。すまぬ。

    (余談というか、ネタバレの一種なのでここでこそぉーりと書く。5巻まであるこの『大江戸恐龍伝』はのっけの1巻の後付けに5巻までの各章の粗筋語りが全部書いてある。例えば次の3巻ののっけは「源内三国船ゑれきてる丸に乗り琉球までゆく語り」である。このようにのっけから全体の展開が書かれちまってる。つまりこの先の展開と結びまで全部解っちまうってわけさぁ。これは出来るだけ読まない方がよい。おいらは気づいたところで目をつむって避けている。わはは。あ、あんたここ読んだね。ああ残念でしたぁwww。すまぬ)

著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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