その手をにぎりたい

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1890
感想 : 284
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863735

感想・レビュー・書評

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  • バブル時代のOLの物語。
    とにかく鮨が美味しそう。特にウニが食べてみたい。プラトニックとリアルだけど虚しい関係の両極が描かれていたのが興味深かった。
    ちょっとはあの時代に大人としてバブルを体験してみたかったなぁー

  • 自宅ソファーで読了。
    時代は違うけど、東京勤務だった昔を思い出しながら、、、。

  • 一ノ瀬さん、最後まで鮨屋の職人でいて欲しかった。康幸になって欲しくなかった。本の名のまま「その手をにぎりたい」で終わってほしかった。
    …残念…

  • お寿司食べたくなりますね~。
    こんな高級なお寿司屋さんいったことはないけど、うらやましい。

  • 最初、お鮨かーい!ってなったけど、最後切ない。そしてとても官能的でした。案の定、読後はお鮨(まわってるやつですが)食べに行きました。

  • バブル時代を懸命に生きた女性のプラトニックな恋愛物語。テレビドラマを見ているようなストーリー展開(章立て)で、読後感もいい。美味しいお鮨が食べたくなる。

  • バブル時代のお話。

    バブル期はまだ小学生だったし、田舎暮らしだったのでこんな煌びやかだとは想像の中でしかなく…

    ただただお寿司が食べたくなった。

    2017.8.28 読了

  • 2017.7.31
    うーんと思いながら読み始めたのに、途中からテンポよく一気読み。バブルは経験してないし東京に住んでもないけれど、大都会で女性が逞しくなっていく姿になんだか胸うたれた。高級寿司に一人でカウンターなんて、かっこよすぎる。いろんな女性が登場するけど、生き方って正解なんてないし、でも、どこか他人が羨ましく感じたり・・同世代として余韻を残す内容でした。

  • 中学二年生のときに読みましたが、ああ、こんな恋もあるんだ、ととても驚いた記憶があります。読んだあとに思わずため息が出てしまいます。あと、すごくお寿司が食べたくなります。

  • 職人の手に惹かれるのはよく分かる。職人に限らず働く男の手はかっこいい。
    私はバブルは知らない。作者もバブル世代じゃない。バブル期設定だからか、鮨屋もホステスも30代独身女性も一人鮨も今と違うだろうからなんかしっくりこない。

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著者プロフィール

1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞と、高校生が選ぶ高校生直木賞を受賞。ほかの小説に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ(双葉文庫)、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』(どちらも新潮文庫)、『らんたん』(小学館)など。エッセイに『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)など。本書がはじめての児童小説。

「2023年 『マリはすてきじゃない魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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