県営カジノを立て直せ!

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 53
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863971

作品紹介・あらすじ

サスペンス満載の近未来経済小説!

202X年、日本初の公営カジノERA誕生。しかし、カジノ中毒者の自殺をきっかけに、オープンして3か月後には赤字に転落していた。そこにアメリカの銀行マン遠藤龍介が呼び出され、経営立て直しと出資先でカジノのオペレーションを委託しているアメリカ企業セブンヒルズカジノとの交渉窓口を任される。セブンヒルズは、4か月で黒字化できなければ株主としてアクションを起こすと言ってきた。
県営カジノに携わる、内山副知事の子息内山達哉は龍介とは大学の同窓だったが、かつて内山の妻亜津子をめぐって争った仲だった。亜津子も、カジノ再生のために働く銀行からの数少ない出向者の一人だった。
地元の人にカジノの敷居を低くするための方策を考えるとともに、一回の滞在で数千万円を賭ける世界中のハイローラー(ヘビープレーヤー)をどう開拓するのか。
遠藤に届く脅迫状や遠藤を尾行する謎の「目」を気にしながら、さまざまな試みが功を奏し、徐々に黒字化に近づいてきたERAだったが、一方で大がかりな犯罪が進行していた……。
スケールの大きな展開、ラストでのどんでん返し。ラスベガス在住の著者によるサスペンス感あふれる近未来経済小説!



【編集担当からのおすすめ情報】
ラスベガスに18年在住している著者だからこそ描ける、リアルなカジノの実態や問題点。恋愛小説やギャンブル小説の読み方もできる、良質なエンターテインメント作品になっています。日経小説大賞受賞作家が書き下ろした渾身のヒューマンドラマです。

感想・レビュー・書評

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  • 県財政立て直しの起死回生の一手として
    県知事が導入した「カジノ」
    わずか数か月で赤字に転落したそれを
    立て直すために主人公が奮闘する
    期限はたった4か月

    利権に走る役人たち、遅々として進まないお役所仕事
    陰にひそむイカサマ

    ついに、海外パートナーから最後通牒をつきつけられ。。。

    池井戸潤の劣化版という感じ(笑)
    ちょっと期待外れでした

  • カジノ業界のことがわかった

  • 話しの軸がどこにあるのかわかりにくく、読みづらかった。タイトルを見たときはすごく面白そうな感じがしていたので、少し残念。

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著者プロフィール

1965年生まれ。慶應義塾大学経済学部、米国ウォーデン大学院修士(MBA)卒業。銀行勤務などを経てラスベガスで対米進出コンサルタント会社「ネバダ・ジャパン・コンファレンス」を起業。米国ネバダ州在住。著書は、『プロの残業術。』『TIME×YEN時間術』(いずれも草思社)、『部下は育てるな! 取り替えろ!!』(光文社)、『プロの交渉術。』『辞表を出して次へ行け!』(いずれも大和書房)など多数。

「2013年 『文庫 プロの残業術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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