タスキメシ

著者 :
  • 小学館
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感想 : 145
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864282

感想・レビュー・書評

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  • もうすぐ箱根駅伝ですね〜♪
    「タスキメシ」料理と駅伝?スポーツに食は大切ですし、更に競技を極める人達には重要。

    兄弟愛、友情、ライバル、挫折、夢、希望
    そしてちょっとだけ恋…

    主人公・早馬が立ち直っていく姿は痛々しくもあり過ぎ去った自分の青春を思い出しました。
    わたしも姉妹で同じスポーツをしてましたので、気持ちも本当に良くわかって。゚(゚´ω`゚)゚。

    さぁシリーズ物です!
    高校、大学と早馬の競技時代は終わりました。
    次は?スポーツ管理栄養士として弟や親友達と関わるのかな⁇
    楽しみなシリーズ発掘です‹‹\(´ω` )/››


    • 1Q84O1さん
      100通!
      ビックリ!ヮ(゚д゚)ォ!
      100通!
      ビックリ!ヮ(゚д゚)ォ!
      2024/01/31
    • 土瓶さん
      芦原さんのマンガも問題となったドラマも観たことないが、なんだかこの問題、ボディーブローのようにじわじわ効いてくる。
      考えてしまう。
      日テ...
      芦原さんのマンガも問題となったドラマも観たことないが、なんだかこの問題、ボディーブローのようにじわじわ効いてくる。
      考えてしまう。
      日テレ、プロデューサー、脚本家たちに嫌悪と怒り。
      作家を守るべき小学館、担当編集、編集部たちの無能。
      話も通じずに独りで翻弄された芦原さんはどれほど孤独だったろう。
      暗いダムの淵に立ち、身を投げる寸前に何を思ったろう。
      ドラマ化の話なんか断ることができていたなら、今でも、きっと。
      哀しくて辛くて怒りに目がくらむ。
      2024/01/31
    • おびのりさん
      私も悲しいところから、怒りに変わってきた。
      小学館が立ち上がらないのなら、もう読まないって小さな抵抗。
      私も悲しいところから、怒りに変わってきた。
      小学館が立ち上がらないのなら、もう読まないって小さな抵抗。
      2024/01/31
  • タスキメシ。
    2015.11発行。字の大きさは…小。

    膝の故障により、走ることを諦めた兄・眞家早馬は、料理をつうじて弟・春馬の偏食を治しマラソンと係わりを持とうとする。
    そして、走るのでなく料理をつうじて選手たちのサポートをするスポーツ栄養士を目指していく、その先には……。

    • まことさん
      やまさん♪こんにちは(*^^*)
      いつも、コメントありがとうございます。
      たまには、こちらからと思いました♪
      『うちの旦那が甘ちゃんで...
      やまさん♪こんにちは(*^^*)
      いつも、コメントありがとうございます。
      たまには、こちらからと思いました♪
      『うちの旦那が甘ちゃんで』は来週は、図書館から早く返却しないといけない本がたくさんくるので、無理みたいですが、再来週あたりだと、大丈夫かもしれません。
      今、しばらくお待ちください。
      2019/11/30
    • seiyan36さん
      こんにちは。
      やまさんの本棚を見て、「競歩王」を読もうと思いましたが、図書館では貸出中でした。
      今回の「タスキメシ」。
      一気に読めそうな内容...
      こんにちは。
      やまさんの本棚を見て、「競歩王」を読もうと思いましたが、図書館では貸出中でした。
      今回の「タスキメシ」。
      一気に読めそうな内容ですね。
      2019/11/30
    • nonoさん
      やまさん、いつもコメントありがとうございます。私も膝を故障したことが有るのでアスリートとして興味があります。
      やまさん、いつもコメントありがとうございます。私も膝を故障したことが有るのでアスリートとして興味があります。
      2019/12/09
  • 転職の魔王様が面白かったので。
    駅伝×料理
    陸上だけじゃなく色んなことを「続けていく」のは大変なこと。
    続きを読みたい。

  • 感動の青春スポーツ物語に、美味しそうな料理がいっぱいで、読んでいてすごく楽しかった。
    兄弟や友人がお互いを思い合う姿が素敵。
    料理もできる陸上男子、かっこいいなぁ。超偏食の弟が兄の料理に魅了され、それを楽しみに走るのも、いいなぁ。
    シリーズの他の作品も楽しみ。

  • 何があってもこのタスキだけは裏切らない!裏切れない!
    駅伝と料理を合わせた青春小説…。
    ーあきらめる勇気があったんだ。続ける恐怖てなんきっと乗り越えられるー


    陸上の名門高校で長距離選手として将来を期待されていた高校3年の早馬と
    一つ年下の弟・春馬
    早馬は、右膝の剥離骨折で手術しリハビリ中。
    担任の稔の畑の手伝いをさせられ、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。
    好き嫌いの多い弟の為に、料理の腕を磨く。
    春馬や陸上部部長で親友の助川やライバル校の藤宮らは、
    早馬が戻ってくることを切実に待っている。
    しかし、そんな彼らの気持ちを裏切って、心に傷を抱えた早馬は競技からの引退を宣言する…。

    早馬は自分の足でなんでも手に入れられると、どこまでも走っていけると信じていた。
    しかし、トップクラスのランナー達の中で、自分の実力の限界を感じていた早馬。
    そして、弟に負けるのは物凄く怖い…。
    怪我をきっかけに競技から離れたいと思う早馬の気持ちも理解出来たし、
    いつも兄の背中を追って走ってた春馬や一緒に戦ってきた助川の戻って欲しいって気持ちも
    良く理解出来て、とても複雑な気持ちでした。
    諦めちゃ駄目だよ。若い子には無限の可能性があるって言わない稔の姿も良かった♪
    走る事が大好きで、でも怖くもあり、才能のある弟の存在も苦しい。
    それでも、自分なりに陸上に関わっていこうとする早馬の決意と彼の選んだ道。
    その道にとても驚きました。でも、嬉しかった(٭゜◡゜٭)
    決して楽な道のりではなかったと思うけど、きっと幸せだったんだろうなぁ。
    そして、都の本当の気持ちにも驚いた…。

    挫折や葛藤、友情、兄弟愛…とっても素晴らしかった。
    青春の輝きとほろ苦さと悩み苦しんだ末に見える光。
    とっても爽やかで、気持ちの良い読了感でした。
    登場する料理がとっても美味しそうだった♪

  • 読み終え、熱いものが込み上げるのを感じた。
    人生とは孤独な個人競技だ。ゴールは人によってそれぞれ違い、しかも落とし穴から上り坂、下り坂、さらに「まさか」という罠までついてくる。
    心に傷を抱えた陸上選手、彼はクラスメイトと料理で交流する中で段々と自分の事を打ち明けていく。
    問題を抱えているのは一人だけでなく、誰もがそれぞれの問題を抱えている。
    この作品の中にはそれでも逃げず、何とか立ち向かおうとする人々がいる。

  • 料理と駅伝のお話し。最新作を読む前に一作目の本書をと思い読む。一気に読破、面白かった。二作目も楽しみ。

  • 高校駅伝での失敗、挫折そして快走。
    どれだけ想像しても予想通りにいかない
    ただ走るだけなのに、いつも速く走るのは難しい。だから面白い。
    今年も高校駅伝県予選を見に行こう。

  • 怪我で陸上を諦めるかの葛藤、年子の兄弟としてのそれぞれの思い、都ちゃんの背景からくる料理、チームメイトの気持ち、、、
    最後、駆け足すぎかなとも思うけど
    青春スポーツものについつい泣いちゃう事を確信しました。
    続編読みます。

  • いつか読もうと思っていた本を
    ようやく読了。

    誰が主役かわからずに読み進め、
    最後の切ない爽やかさにじんときた。

    諦めるのは簡単ではない。
    思った形とは違ったかもしれないが、
    最後まで自分と向き合い、
    戦い続けたお兄ちゃんに拍手。

著者プロフィール

1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒業。2015年、「ウインドノーツ」(刊行時に『屋上のウインドノーツ』と改題)で第22回松本清張賞、同年、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞する。著書に、『ラベンダーとソプラノ』『モノクロの夏に帰る』『弊社は買収されました!』『世界の美しさを思い知れ』『風は山から吹いている』『沖晴くんの涙を殺して』、「タスキメシ」シリーズなど。

「2023年 『転職の魔王様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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