- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093864473
作品紹介・あらすじ
あっと驚く希代未聞のショートショート小説
「王様のブランチ」で紹介された『家族スクランブル』がたちまち重版、さらには「海酒」が又吉直樹主演で映画化されるなど、今最も注目されているショートショート作家。今回刊行される『ショートショート千夜一夜』でも、多魔坂神社の祭りを舞台に珠玉のショートストーリーを紡ぎ出す。
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欲しいと念じたものが出てくるヒモくじ屋、そこに現れたゴロツキどもが引いたヒモの先には……?(「ヒモくじ屋」)、夜店ですくった人魚がどんどん成長して(「人魚すくい」)、モデルにスカウトされたエリカが行方不明に(「ラムネーゼ」)、降り注ぐ優しい雨を、自分のものにする方法(「雨ドーム」)他、全20編。
読み出したら止まらない! たった5分であなたを魅惑と幻想の世界へと誘います。
感想・レビュー・書評
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もう今や熟練の技と言っていい田丸雅智のショートショート集だ。神社の参道の縁日を巡ってのものが多いので、なんかノスタルジーに誘われてしまう。縁日ならちょっと不思議なことがあってもいいかなと思ったりする。こういうパターンでずっと楽しませてくれるのもいいけど、違う路線で、例えば、人の心理の隙を冷ややかに衝くものとかはどうかな。まあ、勝手なお願いだけどね。
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ちょっと不思議なショートショートは大好物だ〜\(^o^)/♪とりあえず多魔坂神社の祭りに行って、ヒモくじ屋で雨ドームを当てたい!(^^)他にも欲しいものがたくさんで、散財しそう(^^;)しかし、粉もんはちょっと…(--;)
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不思議な本だった。
ああ、こんなことがもし自分の身に起きたら気をつけようと思わされる、ファンタジーだと思わない何かそんな力があるような、、、。
怖い描写もあるのですが、ぐっと重くのしかかる本でもないので比較的気軽に読めます。なにかの隙間時間、切り替えにぱらぱら読み進めるのがおすすめです。
京都一人旅で購入し、usjの待ち時間などに読み進めた本でした。
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こういう不思議な世界観がとても好き!!
ショートショートで読みやすい!ほっこりする話もあり、ぞくっとする話もあり、、! -
ショートショート田丸雅智さん3冊目。
気軽に読めてあっという間に違う世界に連れて行ってくれる...
この本の中では『皮財布』が好きだった。 -
ショートショートなので1話がとても短くて読みやすく、1話が短い分たくさんの話が詰め込んであって楽しい作品でした。
オチが面白い話やほっこりする話、ぞっとする話など全ての話が面白かったです。 -
ずっとショートショートが気になっていて、初めて読んだ。
話の一つの「雨ドーム」がとても好きだった! -
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多魔坂神社へようこそ―祭りの夜に集うのは、妖しの屋台とおかしな客たち。
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多魔坂神社の祭りの夜を軸として、その場所や、そこに集う者たちや物たちにまつわる、奇妙で不思議な物語の数々である。ほんの短い物語に込められたものは存外濃く奥深いものでもある。文句なく愉しめる一冊である。 -
とある神社の祭りの出店に現れる、「普通」と違った屋台にまつわるショートショート。舞台は同じだけど、話につながりは無い。
最後に神社の秘密みたいなのがあれば良かったのにー。