夜行

  • 2791人登録
  • 3.41評価
    • (116)
    • (282)
    • (359)
    • (101)
    • (24)
  • 397レビュー
著者 : 森見登美彦
  • 小学館 (2016年10月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864565

夜行の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 図書館より。

    読み始めたらガッツリ一気読み。
    恐い!けど面白い。
    多分初読みの作者さんだと思うけど、すんなり読了。
    ミステリーとか、ホラーとか、裏表の世界とか?ぶっ飛ばして面白かったです。
    でも、好みじゃないと思う(ごめんなさい)。

  • 連なる夜話5話がとある銅版画に関わっていて且つ突然消えた女性にも関わっている。何とも不可思議な気分のままに読み進めたら最終話で謎が解けるのですが、さて私はどちらの世界に居て読書しているのでしょうか? 笑

  • 不思議が不思議のまま終わるタイプの小説。感覚を楽しむものかもしれないけれど私は苦手なタイプ。頭の中でたくさんのドアが中途半端に開けられたままみたいな「上手く戻ってこられない」感じがしてしまう。
    夜行の世界の中で「だけどみんな戻ってきた」ということになっているけれど、戻ってきた描写がないものもあることが一因かなぁ。

  • 2016年下半期直木賞候補作品。
    かつて、英会話スクールの仲間で鞍馬の火祭りを見物に出かけた際、そのうちの一人が失踪してしまう。その後彼女の姿を見た者がいないまま、10年後に再度集まることに。そこで皆は不思議な体験を語るが・・・
    ホラー、ファンタジーと余り得意な分野ではなかったせいか、残念ながら下馬評ほど面白いとは感じなかった。

  • なんとも不思議な物語だった。短編五作でそれぞれ別々の物語としてとらえることもできるが、まとまってひとつの物語となっているともいえる。どの作品も夜の闇とその中に潜む不安感、恐ろしさ等を感じさせる作品だ。また尾道、奥飛騨、鞍馬等歴史がありその歴史を今も感じられる街が舞台になっており、時間を超えたミステリアスな雰囲気を醸し出している。ストーリーを理論立てて理解しようとするのではなく、著者の文章を味わい、読者自身が物語の中に溶け込んでいくことで理解出来る作品なのかもしれない。

  • 永遠の夜と、ただ一度きりの朝。
    連作絵画「夜行」から繋がって反転してまた還ってゆく。
    不可思議な旅路。
    消えてしまった長谷川さん。
    夜はとてもおそろしくて、寂しくて、なのに朝がこんなにも温かくて切ないなんて。
    なんだかとても心細くなってしまったので、モリミーの阿呆全開ワールドな新作が早く読みたい。

  • 明けない夜はない なんてよく言うけど、明けない夜もあるのかもしれない。旅先での夜がとても神秘的に感じたことがあることを思い出した。みんな夜の中を生きていて、昼のにぎわいや温かさは夢なのかもしれない。現世は夢、ゆめこそまこと、の乱歩作品や夢十夜を思わせる。とってもおもしろかった。朝の光を見る目が変わるだろう。ああ!旅に出たい!!

  • 怖くないし―、面白くもないし―、森見サンやっぱり合わないのかも~?( ̄▽ ̄;)

  • ジトリジトリと迫り上がる違和感と残像。
    「夜行」連作とはなんなのか、引き込まれた人達はどうなったのか、いまどうしているのか。
    伏線だらけのままで穴に落ちたまま。
    引っ掛かりが残ったままでの終わり方はこの物語には合っていると感じた。
    わたしは絵にひきこまれるミステリーが好きなようである、

  • 森見登美彦が俺が渡米中に新刊出してるのに気づかなかったシリーズ第1段

    久しぶりに自堕落な腐れ大学生が出てこない本格ミステリーというかSF的な小説であったが、こーいうのもちゃんと書けるのが彼のすごいところ。舞台は相変わらず京都が中心だったが。

    各章非常に面白かったが最後の結末がやや不完全燃焼気味というかもう少し深く書いてほしかった。それまでが面白すぎた分オチとしてはほんの少しだけ残念。

    森見登美彦としては珍しく☆4つだが限りなく☆5つに近い☆4つということで。

    彼は公務員時代に書いた作品のほうが実は作家として独立してからよりも面白かった印象であったが今回のはなかなかおもしろかった(小並感)

全397件中 1 - 10件を表示

森見登美彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

夜行に関連する談話室の質問

夜行に関連するまとめ

夜行を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

夜行の作品紹介

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。

私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

【編集担当からのおすすめ情報】
春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸の騒ぐなりけり
--西行法師

夜行のKindle版

ツイートする