君はレフティ

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著者 : 額賀澪
  • 小学館 (2016年10月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864589

君はレフティの感想・レビュー・書評

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  • ★3.5

    夏休み中に事故に遭い、記憶喪失になった主人公の小谷野真樹・高校2年生。
    自分に関する記憶をきれいさっぱり失った。
    家族の名前も、友達の顏も、自分がどんな人間だったかも忘れてしまった。
    記憶が戻らないまま、新学期がスタートしていく。
    現在では見知らぬ人ばかりになったクラス。
    友人たちは温かく迎えてくれるが孤独感は否めない。
    同じクラスであり、同じ写真部でもある親友・生駒桂佑と春日まどかとの
    友情を支えに、正樹の日常は戻りつつあった。
    文化祭に向けて一致団結という高校で「7.6」という謎の落書き事件が発生。
    落書きはどんどんエスカレートしていく。
    そして、その落書きはあたかも正樹に向けられたメッセージの様だった…。

    突然記憶を失ってしまったら…とっても不安だろうなぁ。
    主人公小谷野は記憶を失う前、とっても正しくて誠実で優しかった。
    誰からも愛される人だった。
    記憶を失って、自分を見失ってる今もとても誠実で優しかった。
    小谷野の言葉がとって良かった~(*´ `*)
    落書きの謎は、小谷野・生駒・春日の三人に関する謎なのだろうと思ったけど、
    意味が全くわからず…何なのだろう…。
    心理描写も繊細で先が気になって仕方なく頁を捲る手が止まらなかった。
    三人が三人ともとっても素敵で純粋で、優しくって切なかったなぁ。
    切なくて。切なくて。そして、温かくなったお話でした。

  • あぁ、額賀さん、また一つ青春小説ベストを更新しましたね!
    事故で記憶喪失になった高校生と、彼を支える同級生。
    自分が記憶をなくすことで、事故の前の全てを忘れてしまうことで、失ってしまったのはいったい何だったのか。
    自分が思い出せないことよりも、忘れてしまったことで傷ついている人が近くにいるという事が何よりも辛いでしょう。
    ほんの半月前のことを忘れてしまった仲間をそばで見つめる二人の友。彼らが表には出さない「おもい」があまりにも大きくて重くて辛くて悲しくて、胸がぎりぎりと締め付けられる。
    だけど、いや、だからこそ、このラストは何にもまして強い輝きに満ちている。
    これを希望と言わずに何と言おうか。額賀さん、素晴らしすぎる。
    10代の心って、固くてもろいガラスのようだけど、外から見てるとキラキラとしてきれいなんだよね。そして、簡単に割れてしまうけど、その割れたカケラさえもがキレイなんだよ。だから、悲しい。

  • 事故で記憶を失った男の子のお話。少しミステリー風。
    2017/9/8

  • 古谷野真樹は高2の夏休みに事故に遭った後遺症で記憶を喪った。カレンダーに書かれた予定に従って赴いた場所には生駒桂佑と春日まどかが待っていた。古谷野と2人の大切な友人との新しい記憶はここから始まった。

    新学期、文化祭前の校内で落書き事件が多数発生する。『7.6』と書かれた落書きは古谷野に向けられたもの?
    記憶の隙間から引き出してきた事象と少しずつ絡み合う現在。

    タイトルの意味するものの大きさと優しさ。
    この純粋な物語の行方を是非体感して欲しい。
    ちょっとだけ、ひとに優しくなれるかも。
    額賀作品にハズレ無し!

  • そうきたかー。
    ネタばらしの後から、作品のトーンががらりと変わってしまったような妙な感覚に。驚きはあるけれど、「やられた!」という爽快感とはまた違う。
    オビの煽りがミスリードを誘ってる気がしますが......ベタ甘恋愛ものを期待しちゃった人はちょっと気の毒?

  • うーむ

  • 額賀さんの本は結構好きで、見つけたら読んで来ました。
    記憶喪失という小説には比較的ありがちな設定でしたが、最後まで楽しめました。
    ただ、肝心の「7.6」については、少しこじつけというか、さすがにここから真相にたどり着くのは無理なんじゃないかなと思う内容でした。
    本書の要なだけに、何とも惜しいカンジがします。
    あと、記憶を失くす前の主人公の真樹がちょっと出来過ぎなカンジもしました。

    高校時代の文化祭とか、青春過ぎて懐かしいかったです。
    この辺りはさすが額賀さんだなぁと思いました。

  • 高校生の恋愛について書かれた小説です。
    題材は良かったのですが、もうちょっと掘り下げて欲しかったです。
    そのせいで、感情移入がしにくかったです。
    ミステリー要素に恋愛が絡んでいて、なんだか軽い感じで
    読み終えました。

  • 途中、「もしかして、こうかな?」と思うところもあったけど、まぁいい話でした!

  • んんんーー。
    どこかで読んだような設定だわ。
    (あっちは女子高生主人公で、事故でなく自殺未遂だったけど。)
    7.6の意味は、ちょっと切なかった。
    でも、なぜ虹の色?
    終盤、2人が橋の上で話すあたりからは、がぜん面白くなった。学園祭用に映画を撮ったエピソードも好き。

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君はレフティの作品紹介

心に突き刺さる、200%ピュアな恋愛小説

夏休み中交通事故に遭い自転車ごと湖に転落した古谷野真樹(高2)。命に別状はなかったが後遺症ですべての記憶を失った。新学期が始まり、現在では見知らぬ人ばかりになってしまったクラス、写真部に復帰する真樹。友人達は温かく迎えてくれるが妙な孤独感は否めない。
同じクラスであり、同じ写真部でもある生駒桂佑と春日まどかとの友情を支えに、真樹の日常は戻りつつあった。そんなある日、文化祭の準備に明け暮れる高校で謎の落書き事件が勃発。最初は他愛ないいたずらかと思われていた落書きだったが、体育館の壁→クラス日誌→クラスの黒板→文化祭の公式Twitter、とどんどんエスカレートしていく。そして、その落書きはあたかも真樹に向けられたメッセージのようだった。
当初、まったく理由がわからずとまどっていたが、自分を取り戻す大切な秘密が隠されているのでは、と気づき、落書きの謎を追い始めた真樹。その謎を追っていくうちに次々に見えてきてしまった親友の秘密。そして、最後の最後に見えてきた真相とは・・・・・・・。


【編集担当からのおすすめ情報】
青春小説の旗手として、新進作家の筆頭として、確実にファンを増やし続ける額賀澪さんが今回挑んだのは、学園ミステリーをスパイスに効かせた青春片恋小説。「切ない恋愛小説を書いてください」とのリクエストに上がってきた原稿。読み進む手が止まりませんでした。最後の最後、思わず叫んでしまうほどの驚きの結末。そして、青春ならではの熱と心を打つ純粋さ。
最後まで読んだら、またもう一度、読み返したくなるはずです。
ラストは決して人に言わないでください。

君はレフティのKindle版

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