メシマズ狂想曲

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 302
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864596

作品紹介・あらすじ

メシがマズい和紗のお料理奮闘記!

累計40万部を突破した『居酒屋ぼったくり』の著者・秋川滝美の最新作。この本を一冊読み終わるころには、出汁の取り方から、ちょっとしておつまみまで作れるようになっているかも。30代、ちょっぴりさみしい女子必読の一冊。

滝田和紗、34歳、独身。彼氏の作り方も料理の作り方もさっぱりわからないまま、この年を迎えてしまった。株式会社カジワラで女性で係長と言えば、かなり出世は早いけど、このままでは女性としての幸せを掴み損ねる。そろそろメタボも気になるお年頃。外食ばかりでは、体も心も疲れてしまう。
ゼロから料理を始めたい!メシマズを脱したい!そんな時に利害が一致した同期の村越が和紗と一緒に料理研究を始めることに。営業のライバルだった村越が、料理の同士に。そこに村越に思いを寄せる後輩女子やその後輩に思いを寄せる同僚などが加わって、てんやわんやの料理研究が始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすいお仕事、恋愛小説。ハッピーエンド。

  • お仕事.恋愛.料理の小説。こんな話し方する社会人なかなかいないよ。すごい読みやすかったのは良かった。

  • 失敗ばかりの料理勝負。
    苦手なことが分かったのならば、もっと簡単な基礎からレシピ通りに作ってみるべきでは。
    あまりにも露骨過ぎる態度には、いくら鈍感な人でも気付くだろうが見てられないだろうな。

  • おうちごはん修業中! (角川文庫)

  • 久しぶりに読んだ秋川さんの作品だけど、このヒロインのキャラがとてもいい。でも、たしかに鈍感女過ぎませんか。。でも楽しく読めました。続編も期待したいです。

  • 返却期限ギリギリに読み始め。結果、面白くて止まらず、一気に読了。
    料理経験値ゼロの村越と和紗が料理に挑戦しながら、バトルしながら恋仲になる話。
    和紗のニブっぷりが良かった。
    続編あるのかな?ないかな…?あったら読みたいな。

  • これもできないか!
    それも失敗するのか!
    とびっくりな和紗の料理の腕。
    なぜそんなにレベル高いものからいくのか。もっと失敗しなさそうな料理いろいろあるじゃんとかおもうけど、
    とにかく面白すぎてやめられなかった。

  • 延々と仕事しながらの片想い話が見たい時にオススメ。

  • 久しぶりの著者、しかも新シリーズ(ちゅうても、新刊ではないけども)。
    大変面白かった~! 一時期、ぼったくりシリーズといいかげんな夜食シリーズを立て続けに読んで、若干著者の世界観に食傷気味になってんけど(すいません)、改めて時間をおいて読むと、やっぱり面白い~。

    相変わらずの主人公高スペック。でもってちょいちょい登場する武士言葉は何なんって思うのに、笑ってしまったわ。
    このへんの抜け具合とリズム感が絶妙やと思う。これ、やりすぎるとアカンやつ。

    それにしても、著者は料理ができひん人も書けるんやね…。
    ご自身は絶対に料理上手ですよね。上手だけに、下手も書けるんかな。
    和紗はともかく、村越まで料理下手やったのは面白かった。ここは村越こそ高スペックでくるかと思ったのに!

    一緒に並んで台所に立って上達していく…。自分をよく見せようと躍起になる必要もなく、失敗すら笑って話せるような関係…。
    そんなホホエマシイ未来も悪くない…。
    …けども、

    和紗が男やったほうが面白かったのに!

    と、思ってしまう現在はBL脳でほんますいません。
    ホラ著者だって、男子ばっかりの話も書かはるやん~。(@「放課後の厨房男子」)

    だって、著者くらいの甘さならぜひBLで読んでみたいんやもの…。BLのいいところって、恋人同士が対等ってところやと思うのね。
    著者はいつもハイスペックな女子ばかり書かはって、男子と対等にあれこれすることが多いので、余計BLのほうが…ってなってしまう。

    男性に負けないぐらい動ける女子と、それ以上の器がある男性との恋愛話よりも、BLのほうがまだ「ありそう」って思ってしまう私もどうか。笑


    和紗が村越への気持ちに気づくのが早い早い(笑)!
    恋愛小説やったらここが面倒臭いのに、サラリと流してくれるのが助かる。
    風花ちゃんと山埜くん絡みの恋愛相談がだんだん面倒臭くなってくるからね。たとえ小説でも、他人(?)の恋愛相談に乗るっていうのは、面倒臭いもんやねえ。

    そしてメタボがちょっと気になるフォーティーズ…(笑)。

    あと、自炊がなんで本をばらしてスキャンすることなのかが、わからんかった…?

    修飾語が多いというか、主観交じりの地文なのでややごちゃっとした文章やのに、苦なく読めるのは、リズムがいいからなのかしら。
    簡潔にすれば必ずしも読みやすいというわけではないねんな、と、著者の小説を読むといつも思う。

    (あー…。著者の文章がnot簡潔というわけではなく)

    村越についてくどくど書かなくても村越の心境はよくわかるし(同情したくもなるし)、書くところと書かないところの比率が、面白いねんなあ。うまい。

  • 食事を題材としたラブコメですね。
    気が付かないのは本人だけ。
    最後は予想通りのハッピーエンド。
    気楽に読める感じですね。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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