祝言島

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著者 : 真梨幸子
  • 小学館 (2017年7月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864756

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祝言島の感想・レビュー・書評

  • いつも通り、たくさんの登場人物が複雑に絡み合って登場するというパターンの本で、途中頭がこんがらがった。
    でも、一気読みしたせいか、いつもよりは内容が理解できて人物相関図が頭で出来上がった。

    タイトルの「祝言島」は東京の小笠原諸島にあったとされる都市伝説的な島。
    その島をもとに作られたドキュメンタリー映画「祝言島」。
    映画監督は嘉納明義。
    それと、以前、演劇界のカリスマと言われた男性、他二人の女性が殺された事件「十二月一日連続殺人事件」。
    その二つを踏まえた上で始まる本文。

    登場人物は皐月、珠里、紅玉、百合という女性、そしてその周囲の人間たち。
    皐月は芸大に通う女子大生。
    彼女は母親と二人暮らしで、幼い頃から突然どこかにいなくなる母親に依存している、いわゆるマザコンな女性。
    母親に依存している彼女は母親の言うままに芸大に入り、今回も母親に紹介されたバイトをする事に。
    そしてある契約書にサインをする。

    珠里はそこそこ売れている女優。
    彼女にはつきあっている男性がいるが、彼は彼女に暴力をふるうし、金を無心するヒモ男。
    そんな彼女に彼女の生い立ちを追うテレビ番組「ファミリー・ポートレイト」に出演する話が持ち上がる。

    紅玉は珠里の友人の売れない女優。
    実は彼女は3つの殺人事件どの人物とも関係があった。
    彼女はある日、珠里のつき合う男と関係をもち、それをブログにさらしてしまう。

    百合は紅玉の母親。
    彼女は元ポルノ女優で、実は紅玉の父親は「祝言島」の監督である嘉納。

    これに、サラ・ノナというオネエのスタイリスト。
    イボやんという「祝言島」の映画の中で虐殺された女性。
    などなど。
    様々な人が登場する。
    こうやって書き出していってもどうだったっけ?となるし、ストーリーの把握がとても難しい話。
    どこまで書いていいんだっけ?となるし、読み終わった後、何となく分かったような分からないような、ごまかされたようが気になる。
    というのはいつもこの作者の他の本を読んでも思う。

    殺人事件の真相のキーワードは登場人物の瞼のあざにある。
    それが「祝言島」はどんな島だったのか、という事につながるし、殺人事件の原因そのものになり、一つの真相に結びつく。
    そういう事って本当にあるんだろうか?と思った。
    以前見た「時計じかけのオレンジ」をふと思い出す話だった。

  • 真梨幸子の新作ってことで楽しみにしてたけど、イマイチだった。結局2重人格がオチかいってとこ。でもロボトミーを受けての2重人格ってとこがキモか。ロボトミー。一応心理学専攻だった者として知ってはいたけど、やっぱ恐ろしく感じる人は多いよなぁ。でも薬漬けにしたり長期入院させたりするのと、どっちが人道的かとも思う。祝言島救護院の恐ろしさをもっと書いて欲しかったなー。あと母親の呪縛と。いくら何でもオネエのおばあちゃんをママと思って生きるかいなぁ。ロボトミーでそんなにお馬鹿になるの??

  • 「未解決の連続殺人事件と、消された島の血塗られた歴史」
    これだけでも絶対面白いのに、プラス真梨さんでこれは読まずにいられようか。

    こ、これは・・・・最初はえ?え?え?と謎に包まれながら読み進めて、2回目はペンとチラシ(書き殴るから)を準備して、相関図を書きながら読むとこれまた面白いな、きっと。
    複雑だ。登場人物も濃ゆいのがたくさん。名前も特殊。
    もしかして、こうか?
    と思ったその上の上を狙われたような気がいたします。読んで損なし。

  • いや~!またまたきました!イヤミスの女王・真梨幸子!!ww

    湊かなえさんの方がイヤミスの女王としては知名度が高いかもですが、ブレないという意味ではやはり真梨幸子さんに軍配をあげたいtantanですw

    小笠原諸島にあった「祝言島」。
    しかし後年、祝言島は”なかったこと”にされ、ネット上でも都市伝説になった。
    一方、祝言島を撮ったドキュメンタリー映画が存在し、ノーカット版には恐ろしい映像が・・・。

    メイ、珠里、ルビィ、百合――
    4人の女たちを軸に進む、世にも恐ろしい「未解決事件スペシャル」の、はじまり、はじまり~~!

    ・・・あ、毎度のことながら、頭ん中こんがらがりますんで、そこんとこひとつよろしくー!www

  • 東京オリンピック前夜の1964(昭和39)年、小笠原諸島にあった「祝言島」なかったことにされた島に纏わる謎に満ちたミステリー。 登場人物だけが多くて混乱(相対図付き)なんとなく読んでて、きっと 同一人物なんだろうなぁ~と先が読めたwグロさもなく不満いっぱい。

  • +++
    2006年12月1日、東京で3人の人物が殺され、未解決となっている「12月1日連続殺人事件」。大学生のメイは、この事件を追うテレビ番組の制作会社でアルバイトをすることになる。無関係にみえる3人の被害者の共通点が“祝言島”だった。東京オリンピック前夜の1964年、小笠原諸島にある「祝言島」の火山が噴火し、生き残った島民は青山のアパートに避難した。しかし後年、祝言島は“なかったこと”にされ、ネット上でも都市伝説に。一方で、祝言島を撮ったドキュメンタリー映画が存在し、ノーカット版には恐ろしい映像が含まれていた。
    +++

    人間の厭な心が凝縮したような場所になってしまった祝言島。東京オリンピックの影に隠れて、その存在さえも歳伝説にされてしまった哀れな島である。そんな祝言島にゆかりのある人たちが、後々まで噂や出自に囚われて、事件を起こしたり巻き込まれたりして行くのである。無関係だと思っていた人が、思わぬところで関係者だったり、他人だと思っていたらそうではなかったり、騙された感が強い部分もなくはないが、それをも含めて厭な感じである。祝言島と口にするだけで祟られそうな不快な気持ちになるのは、ある意味情報操作のようでもあり、普段でも陥りそうなことであって、気をつけなければと思ったりもする。人の心の闇が凝縮し、じわじわと滲み出してくるような一冊である。

  • う~ん真梨さんらしい。

  • 評価に悩む。一気読みで引き込まれるほど面白い内容だったのたが、え、もう終わったの?とあっけない。最後に全部の解説があり、なんとなく怪しい箇所も自分の予想とは違ったのに、驚いて「やられた!」というより「ふーん、そうなんだー」、といった感じ。もう一度ざっと読み返したい気もするがそれも面倒な気も。

  • 真梨幸子さんワールドでした。ホラーです。

  • 一気読みした。引き込まれたが、なんとなく気持ち悪い読後感。

  • ひぇぇぇー。ってなった、文字通り、声をあげたくなるほど。ごちゃごちゃしていてこんがらがりすぎていてなんども登場人物のページを見たほどに。イヤミスの女王感満載。かなりイヤな作品。怖さはない、不快感だけ。充分すぎるわ。
    祝言島、と思わずGoogle検索してウィキペディアを探したくなります。
    (実際検索すると…長崎県南松浦郡新上五島町、中通島西部の青方港の北北西に浮かぶ無人島。島の周囲は釣りの好適地で、サンゴ礁があることでも知られる。)と出てきてまたひぇぇぇーとなったんですけど苦笑。行きたくない。。
    とにかく人物関係が終盤になればなるほどこんがらがるので頭を整理させながら読むのが良いです。久しぶりに興奮するイヤミス読みました。面白かった!

  • 祝言島。それはかつて東京管轄の小島であり、東京オリンピックが開催された年に噴火して沈んだ島であった。しかしその島は、闇を抱え込んでいた。

    もっと島内部の闇を見れるのかと思ったけど、その辺はさらっとだけでちょっと拍子抜け。人物誤認の方に重きが置かれすぎて何の謎を追いかけてるのかぼんやりしていたような。でもこの誰が誰だかわかんないから最初から読み直さなきゃついてけなる感じは良くも悪くも真梨先生っぽい。

  • 未解決に終わった「十二月一日連続殺人事件」。そしてその真相が隠されているかもしれないのは、なかったことにされてしまった「祝言島」を撮ったドキュメンタリー映画。と、この道具立てだけでもう興味津々なのですが。読み進むうちにぐいぐい引き込まれ、しかし頭はぐるぐる状態。どこが事実でどこが虚構なのか。そして明らかになる事件の真相……ああ、やっぱり真梨さんだあ。今回もどっぷりと嫌な話でした。素敵。
    仕掛けのひとつはありがちなネタではあるのだけれど。案外気づけません。思わず二度読み。そしてどいつもこいつも嫌なキャラだよねえ。芸能界の華やかさの裏にあるあれやこれやも嫌だし。どんよりじわじわした雰囲気がどうしようもなく鬱な感じなのだけれど。この嫌さがくせになるとたまらないのですよ。

  • まだ、続くんだな。

  • 相関図を書きながら読んだ。それでだいぶすっきり分かった。もっと祝言島での恐ろしい出来事も読みたかった。
    あんまり重要そうでない人も、最後にはピタッとハマるのはさずが。やっぱり相関図は必要。

  • 祝言島は本当にあるのだろうか…
    政府もグルになって本当に隠蔽されて、闇の中に葬られたとしたらなんて恐ろしいことなのだろう。
    そして最後の怒涛の種明かし。
    ちょっと頭が混乱して誰が誰だ!?
    と、なっちゃったけど、これはもう一度最初から読めば違った一面が見えてきて面白いはず。

  • 思ったより怖くなかった

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祝言島の作品紹介

「消された島」をめぐる超弩級イヤミス!

東京オリンピック前夜の1964(昭和39)年、小笠原諸島にあった「祝言島」が噴火し、生き残った島民は青山の仮設住宅に避難した。しかし後年、祝言島は”なかったこと”にされ、ネット上でも都市伝説になった。一方で、祝言島を撮ったドキュメンタリー映画が存在し、ノーカット版には恐ろしい映像が含まれていた。
2006年12月1日、東京で3人の人物が連続して殺され、未解決となっている「十二月一日連続殺人事件」。無関係と思われる3人の共通点が「祝言島」だった。半世紀を経て、”消された島”の禍々しい歴史が暴かれる――!!!





【編集担当からのおすすめ情報】
メイ、珠里、ルビィ、百合――
4人の女たちを軸に進む、世にも恐ろしい「未解決事件スペシャル」の、はじまり、はじまり。
著者が「私史上最高のラストに着地した」と太鼓判を押す、イヤミスの新境地。
物語に呑み込まれぬよう、人物相関図を書きながらお読みください。

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