末ながく、お幸せに

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  • 小学館 (2017年8月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864763

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末ながく、お幸せにの感想・レビュー・書評

  • 結婚って、人生の中でも一番か二番目の大きな変化でありドラマであり。誰でも結婚にまつわるあれこれで一冊本が書ける、って誰かが言ってたような。
    七月のとある日に結婚式を挙げている幸せ絶頂の2人を祝う8人の人々の、それぞれの思い。
    単純に「おめでとう」というだけでない複雑な思いがスピーチで、またはモノローグで語られる。
    ひとりひとりの言葉から、彼らと主役たちの間にある年月の重みと複雑な関係が見えてくる。
    誰もが一点の曇りもなく単純な「幸せ」だけで結ばれていくわけではない。それだけど、いや、それだからこそ、結婚というひとつの区切りから始まる新しい人生がより幸せであることを祈りたくなる。読み終わって、自分の結婚について誰かに語りたくなってしまいました。

  • ある結婚式を舞台に各々の家族の想いが祝辞として語られていく。母娘や夫婦や姉妹やいろんな形で対になって生きている様が自然に描かれていていい。素敵な結婚小説だった。主演は黒木華でWOWOWで映像化してほしい。

  • 素直におめでとう!だけじゃない気持ちもあったりする。過去や今を取り巻く感情に真正面から向き合った結婚式。温かく、少し切ないお話でした。

  • 初出 2010〜11年「STORY BOX」に「結婚」のタイトルで掲載された8篇。

    プロローグになる招待状に始まり、披露宴に呼ばれた5人のスピーチとモノローグの各編がが続くという実験的な形式で、単行本になって効果が出るだろうに、単行本化が遅れたのはなぜ?

    花嫁、花婿に関わった人々もそれぞれに波乱のある人生を歩んでいていることが語られる。そして花嫁も花婿も決して順風満帆の人生を歩んではいないことがわかってくる。

    ピークとなる後半3編は、花嫁の伯母である実母(!)、花婿の父、花嫁の母のモノローグ。
    尋常ではない家庭で、花嫁がどういう思いを抱いてきたのか、直接的に語られるないゆえに、それを考えさせされる。
    エピローグは花嫁から母への手紙。

  • 「おい、乾杯するか」
    (九江泰樹)

    九江家・瀬戸田家の披露宴。
    新婦母や叔母、元上司に新郎新婦の友人、ウェディングプランナーが今回の主役である新郎新婦にそれぞれ想いをもって出席している。

    参列者から愛されているなと想像できるほど、温かい披露宴。そしてそれぞれのスピーチだった。

  • 【収録作品】新婦友人 三杉愛弥/新婦元上司 橋辺洋司/ウェディング・プランナー 川村久里子/新婦従兄 佐々木慶介/新郎友人 伊藤真澄/新婦伯母 山末瑛子/新郎父 九江泰史/新婦母 瀬戸田良美
     お祝いスピーチやそれぞれの心の中のつぶやきによって新郎新婦の姿がおぼろげに浮かび上がる。本人たちよりも周りの人たちがお人好しに見えてくる。

  • ある式場で、九江泰樹と瀬戸田萌恵の披露宴が
    開かれていた。出席者は、様々な思いを胸に
    言祝ぎを花嫁に贈る。その中には、萌恵の実の
    母と育ての母も含まれていた…。

  • 色んな事がある。

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末ながく、お幸せにの作品紹介

もらい泣き必至の結婚式小説!

お祝いを一言、お願いします。
8人のお祝いスピーチで、何が語られたのか!?

シリーズ1000万部ベストセラー
『バッテリー』完結から12年!
ついに辿り着いた
あさの文学の最高到達点!

謹啓 光がきらめきを増し、本格的な夏の到来を感じるころとなりました。
この眩しい季節に、わたしたちは結婚いたします。
つきましては、わたしたちの結婚の宴にぜひとも
ご臨席をお願いしたく、 招待状をお送りさせていただきます。
わたしたちが、わたしたちの新たな旅立ちを
祝っていただきたいと思う方々だけを
ご招待した、ささやかな宴です。
ご多用中とは存じますが、どうか、よろしくお願い申し上げます。
謹白
日時 七月一日 午前十一時より
場所 やまべリラホテル 二階 インディゴ
九江 泰樹 瀬戸田 萌恵

あたし、生まれてきてよかった。

【編集担当からのおすすめ情報】
近頃初めて「ゼクシィ」を買った女性と、そのお母さんにぜひ読んでほしい物語です。ここに描かれているのは、母娘の紛れもない真実の愛です。
――担当編集者

末ながく、お幸せにはこんな本です

末ながく、お幸せにのKindle版

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