ジゼル

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著者 : 秋吉理香子
  • 小学館 (2017年9月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864794

ジゼルの感想・レビュー・書評

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  • 豪華絢爛な雰囲気が漂うバレエミステリ。だけどやっぱりというかなんというか、綺麗なだけの世界ではないのですね。嫉妬や愛憎渦巻くその中で、だけれど高みを目指そうとするバレエ団員たちの姿は美しくはあるのだけれど。これはこれで、かなりの茨の道。その中で起こってしまったこの事件は、なんとも悲しいものでした。実は「ジゼル」のストーリーもあまり詳しくは知らなかったので。事件と重ねあわされるようなそちらの物語にもどっぷり浸れました。

  • 初の秋吉さん。
    バレエに関して何の知識もないし、「ジゼル」も知らなかったのだけど、問題なく読めたしちょっと見てみたくなった。「このバレエ団も裏では嫉妬の嵐なのね・・・・」と。アカン。

    ラストは想像した通りだったのでちょっと。最後の最後まで謎解きは続いているのだけど、もうひとこえ大きなどんでん返しが欲しかったなかと。

  • 2017/12/8読了。

    少しバレエを習っていたことがあるので、とても興味深く読めた。
    バレエ団の内部の話も面白かったし、ミステリー要素もうまく散りばめられていて、ドキドキ。

    特に後半はページをめくる手も早くなってしまうほど、先が気になったけれど…

    第二幕の最後のあたりから、あれれ、と。
    消化不良のような、もやもや感が残った。
    「カーテンコール」も、もう少し違うものにならなかったのか、と残念な気持ちが強い。

  • 太刀掛蘭丸に紅林嶺衣奈に如月花音、きらきらネーム続出で似非バレエ小説かなと思ったけども、バレエに関してはなかなか読みごたえもあってジゼルに対する解釈が深まった・・・けども、最後の最後の種明かしはちょっと無理があるかな。。。
    後はもう少し文章が上手ければいいのに。

  • おもしろかった。バレエ公演を生で観てみたいと思った。。犯人は予想外だった。

  • ジゼルの解釈等楽しく読めた。
    最後まで謎解き。 よかったです。

  • バレエの美しさと、頂点を目指したい気持ちから様々な感情が渦巻くものだと感じる。バレエを愛し、頂点に上り詰めるには憧れ、羨望と同様、嫉妬も感じてしまうだろう、やはり心の余裕も必要だろう。団員は幼い頃からバレエ漬けで、頂点を目指すために努力する姿は印象的であった。そこにバレエの役を巡って、一番、主役を勝ち取りたいと思う団員同士の嫉妬、羨望といった感情が渦巻き、以前亡くなったダンサーの生霊などそれが団員の不可解な死と関連があり、事件の解明に団員同士の複雑な関係、感情がうずまき、犯人は意外な人物に驚きを感じた。

  • ゆっくりと進んでいたのに、解決に向けては一気に進んで終わった。
    もっとドロドロしたものを期待していたけど…。
    カーテンコールはまさかの?!だったな(笑)
    うーん。面白かったんだけど、もうちょい何か違う展開でも良かったのではないか?と欲張りな考えしてしまう。

  • 過去の事件が原因で封印していた演目「ジゼル」を解禁し、上演を決めた東京グランドバレエ団。
    大役への抜擢から起こる配役争いとそれに伴い少しずつ表面化する嫉妬。古典少女漫画のお約束の様な展開から、十五年前に死んだはずのプリマの幽霊が現れた事により事態は一気に不穏さを増していく。
    当初は和やかに公演に向かって一丸に見えたバレエ団の面々も、死者が出て配役が繰り上がって行く中で内面に秘めた妬みの感情を隠さなくなる。
    バレエを愛し過ぎた故に起こる悲劇の連鎖。

    個人的にバレエが好きなのでストーリーのスピード感もあって一気に読めた。
    ジゼルの解釈をディスカッションしながら広げていく場面はそれ単体でも面白い。
    章の合間にジゼルの物語が挟まれるので、ジゼルの内容を知らない読み手でも比較的分かりやすいはず。
    ただジゼルの代役指名をあっさり断るのが、その後の殺害理由の検討の為の展開にしか見えなかった事と、幽霊の正体が予想外というよりは唐突過ぎて少々アンフェアな所はどうしても微妙。

  • 大変面白かった。最後まで飽きずに、あっという間に読むことができた。バレーの「ジゼル」の説明が何回も何回もされているので、自然に「ジゼル」がどういった物語だったのか、初めて知ることができた。ただし、それによって、ジゼルを理解できたかというと、はっきり言って私には理解できなかった。

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ジゼルの作品紹介

華麗なるバレエ・ミステリー、開幕!

東京グランド・バレエ団の創立15周年記念公演の演目が「ジゼル」に決定し、如月花音は準主役のミルタに抜擢される。このバレエ団では15年前、ジゼル役のプリマ・姫宮真由美が代役の紅林嶺衣奈を襲った末に死亡するという事件が起き、「ジゼル」は長いあいだ封印されてきた。
公演に向けて準備を始めようという矢先に、花音の同期の蘭丸は、夜のスタジオでジゼルの衣装を身に纏った真由美の亡霊を目撃する。
そして、芸術監督の蝶野は事故で大怪我を負い、プリマの嶺衣奈は精神的に追い詰められていく。配役の変更で団員の間に不協和音が生じる中、不可解な事件が相次いで……。
これはすべて真由美の”呪い”なのか? 花音は真由美の死の真相に迫っていく。
「嫉妬」と「愛憎」渦巻くサスペンス。
その先に待ち受ける、切なすぎる真実。
小説版『ブラック・スワン』とも言える、華麗なるバレエ・ミステリーが開幕!!


【編集担当からのおすすめ情報】
人気バレリーナの上野水香さんが大絶賛!!
「実際のバレエの『ジゼル』と小説が並行して進んで、そのリンクが絶妙でした!息もつかせぬストーリー展開とあいまって、どんどん読み進めてしまいました。この作品が映像化されるなら、ぜひこの嶺衣奈を演じてみたい」
発売前から『Oggi』『美的』他、女性誌で話題に!!
『きらら』11月号からは新連載もスタートするので、合わせて楽しんでください!

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