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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093870672
作品紹介・あらすじ
柳田国男による山人論の構想はどのような過程をへて幻想に後退してしまったのか。「民俗学」以前の柳田の発想にこそ、大いなる可能性を求める新しい日本思想史の試み。
感想・レビュー・書評
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今まで人生で読んできた中でも10本の指の一つに入るほど酷い本
最初から終わりまで、冴えない不人気ブログの書きなぐり以下の地面スレスレの超低空飛行が続く詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山人・山民・山の人・常民という言葉を通じて、柳田国男の思想の変遷を丁寧に追った一冊。章ごとに折り込まれる紀行と柳田の足取りが重なり合うところもまた楽しい。
図書館の貸出期限が切れたので、突貫で読んだためあまりきちんと理解できていない所も多いように思えるものの、「これ、本屋で買ったらずっと手元に置いておけるんだよな……」と考えを巡らせてしまったほど。柳田国男の、特に山人を巡る論に興味がある人には是非お薦めしたい一冊です。
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