アダンの画帖田中一村伝

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制作 : 南日本新聞社  南日本新聞= 
  • 小学館 (1995年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093871495

アダンの画帖田中一村伝の感想・レビュー・書評

  • あらためてその理由を考えねばならないけれど〝ノレない〟本だった。自分の魂と単に合致しないだけなのか、はたまた本自体の問題なのか。

    あえて本に問題を求めるなら、まだ田中一村が無名だった時に刊行された本書は、画家を俯瞰し広めることに大いに功績があったはずだが、すでに一村の名が広く知られるようになった、刊行からもうすぐ30年が経とうとする今、文章そのものの質を問われるようになると、それに耐え得ないということなのだろうか……。そうだとしたら、表現というものの難しさがそこにはある。

  • 「アダンの画帖 田中一村伝」、1995.4発行です。高倉健さんの「南極のペンギン」の中で8番目のエッセイ「奄美の画家と少女」があります。ハンセン病で入院中の少女が擦り切れたお母さんの写真をいつもベンチで眺めていた。あるとき、肖像画にすると痛まないよといって絵を描いた画家が。少女がお礼のお金がないと申し訳なさそうにうつむくと、お礼は元気になることだとにっこり笑った画家。それが、田中一村です。大正15年上野の東京美術学校に入校、結核と家の事情で3ヶ月で中退するも、生涯同級の東山魁夷をライバルとして絵に精進を!

  • 坦坦とした平易な語り口で、シンプルに事実のみが重畳されていくこの伝記は、
    なればこそ、頑ななまでに画業に徹した一村自身の特異性が、
    愈々光芒を放ち、見事なまでに起ちあがり、激しく迫りくるのだ。

  • (1996.06.09読了)(1996.01.28購入)
    田中一村伝
    (「BOOK」データベースより)amazon
    伝説の日本画家田中一村ただ一冊の伝記。画壇に背を向け生涯、妻を娶らず自らの才能だけを信じ貧窮をものともせずひたらす絵をかいた69年の軌跡。東京・千葉・奄美と移り住んだ一生を追う。

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アダンの画帖田中一村伝はこんな本です

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