世界音痴

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著者 : 穂村弘
  • 小学館 (2002年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093873734

世界音痴の感想・レビュー・書評

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  • ルタからずっとオススメしてもらっていた
    ほむほむの初作品!このタイトル、気になったので図書館にて借りて読んでみました。

    彼のグダグダ、ダラダラ感。読者を惹き付けるユニークな文体にやられちまった。
    読んでいて、思わずクスクス声が出てしまいました。

    共感ポイントもあるかと思いきや、この部分は全く違うなー・・・など、いろんな気づきが得られました。

    ほむほむの生活感現れるエッセイを読んですっかり
    ファンになりました。
    彼の短歌、絵本もいつか読んでみたいです。

    ○○音痴ってたくさんありそうだけれど、
    『世界』と似たようなニュアンスで考えてみると
    自分、人生音痴なんていうのもありそうな気がします。

    今後の活動も気になるなるー。

  • ほむらさんの1994~2002年に各誌に掲載されたエッセイを集めた1冊。

    みんながやるように「自然に」ふるまうことができない。
    「自然さ」を奪われたものは世界の中に入れない。
    それゆえ、つけられた本書のタイトル。
    ああ、ほむらさんだっ!

    ほむらさんのエッセイは笑いながら読みつつも、100%笑い飛ばすことができません。
    それは誰しも時折感じるであろう周囲とのずれのせいかも・・・と、本書を読みながら思いました。
    自分の中にある周りとチューニングがずれた部分が、ほむらさんの文章に反応してひりひりするような気がするのです。

  • あっやっぱりこのひと恥ずかしい恥ずかしいと手で顔を隠した指の隙間からこっちをじっと観察しているひとだ! こわい!

  • 世界と音程が合わない。

    飲み会が苦手だったり、飲食店ではコートを脱ぐか脱がないかで
    迷い続けたり、世の中に対して自然に振る舞えない穂村さんの
    ダメっぷり全開のエッセイ。

    「わかるわかる」と思う部分あり、「いや、私はここまでじゃないぞ」と
    思う部分あり。

    普段感じている生きづらさというと大げさかもしれないけど
    生活の中で感じる周囲との違和感を穂村さんが文章にしてくれて
    救われたような気がした。

    何より「世界音痴」というタイトルがかっこいい。
    太宰治の「人間失格」並みにかっこいいと思う。

    この本を面白いという人とは友達なれそうな気がする1冊。

  • この人はやばい。中二っぽいときに読んだら引きずられてしまう。
    自分にコンプレックスがあり、自分がもっとよいものだったらいいと思っているのに、最終的には自分だけが好き。
    他人からどう思われているか気にしまくりなのに、どう思われているか自体は自分の中で完結している。変な人、とか、奇妙、とか、、それをあきらめている。
    そういう評価が自分に下っていることを変えようと思わないし、違うかもしれない、ということは露ほども思わない。
    怖い。なんだかわからないけれどぞっとする。
    自分も世界音痴だなあ、と思っていたけれどほむらさんに比べればまだまだひよっこだった。

    私は新しい世界を見たいし、人とももっと関わりたい。自分だけで完結した世界に住み続けたいとは思わない。
    そのためには嫌な人ともうまくつきあいたい。最低限だけで。

    世の中の見方が斬新で面白い、というのはそれだけで孤独なのかもしれない。

  • やっぱり穂村弘が好きだ。

    ツボにはまったところをメモしとく。
    ・ノストラダムスの章。
    ・年賀状の枚数のくだり。
    ・高校二年のパンピー(ジュースの一種)の話し。

  • 可笑しくて、やがて哀しき…&どこかヘン!(爆)

    私的穂村ワールドとの出会いの一冊。
    半分読んだとこでジュンク堂に走って、とりあえず手に入る文庫版エッセイを買い占めるという行動に走らしめた記念碑的一冊。
    本家本業の短歌作品の方は、うーん、うーん、、、トびすぎててゴメンナサイなのですがー

    「ジャムガリン」により、布団の中でのクスクス笑いは止まらなくなり、
    「母」により、枕に押し付けた目からはじんわりと涙ちょちょぎれ、
    もう、ホムラーとなりにけり。

  • エッセイと短歌。おもしろい人
    C0095

  • 独特の雰囲気。

    この人変人だわ。(ほめてる

  • ベッドの上でパンを食べたりする人って感じは
    しなかったなー。今まで読んだ本からは。

    誰でも(小さな子どもでも)使える言葉で
    ドキッとするような世界の切り取り方ができる人が
    詩人や小説家になるんだろうな。
    下の引用みたいに。綿矢りさの「大地のゲーム」もそうだったし。

    引用ーーーーー
    略、大トロの半額パックを手に持って、うまいかまずいか、新鮮か腐っているか、得か損かを考えている。いつのまに、こんなに遠くに来てしまったのか。「ああっ」
    (ああっ)(これでぜんぶなのか)(人生って)(ほんとうに)(まさか)(ぜんぶ)(これで)(そんな)
    すばらしいことってあったのか。すばらしいことってなんだったんだ。
    ーーーーーーーー

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世界音痴の作品紹介

僕は青春ゾンビ、僕は恋愛幽霊。末期的都市に生きる歌人、穂村弘(39歳・独身・総務課長代理)。寿司屋で注文無視されて、夜中に菓子パンむさぼり食い、青汁ビタミン服用しつつ、ネットで昔の恋人捜す。唖然呆然、爆笑そして落涙の告白的エッセイ。

世界音痴のKindle版

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