痴呆病棟

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著者 : 江川晴
  • 小学館 (2003年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093874045

痴呆病棟の感想・レビュー・書評

  • 当事者主観からの視点が良い!大切にしたい価値が盛りだくさん

  • 少しボケが始まって来たため、息子夫婦に勝手に検査のためと称して入院させられてしまう。
    嫁姑関係も含め、そんな女性の立場から面白おかしく描かれているので、シリアスな問題をむくめながらも一気に読めてしまいました。
    ちょうど私の祖母も入院中のため、老人介護の厳しい現実について色々考えさせられます。
    認知症でやっかいな患者さんも、捉え方次第で個性的な患者と思える。どう接したらいいかのヒントにもなります。

  • 江川 晴  作者さんは三十年の先輩。文章といい内容といいなんてまろやかなんだろう。大変な現実にも拘わらず温かい衣持ちで読み終わった。 

  • 介護者は、とても献身的に働いているように描かれているが、それが逆に滑稽に感じるのは何故だろう?
    このホーム自体を茶化しているように見えるのだけれど・・・。

  • あっという間に読めてしまう。タイトルから勝手に想像していた話とは大分違っていた。読者の気持ちを、重たくさせないような配慮なのか。しかし、家族という問題はどうあっても切り離せないと、最近またしみじみと思った。

  • 元女医のお婆ちゃんが息子や嫁から痴呆と判断され老人ホームに送り込まれる話。老人ホームでのあれこれ。 老女目線で話が進むが、最初は物忘れが激しい描写が幾つも出てきて老女の感情もとっ散らかってるが、老人ホームで医者のように働き始めると感情も落ち着き、会話も理路整然としてくるところが面白い。人間、いらない人にされるとボケるのかな?などと思った。

  • 前半部分は、物忘れが目立つようになってきた高齢者の女性がそれとは知らされずに、病院に連れて行かれるという話で、実際もこういうところあるんだろうなと思わされてちょっと切なくなった。後半は、軽く読めるけど、認知症の勉強になるとは言いづらい内容だったように思う。

  • 身につまされる話かと思って手に取ったのですが、明るい痴呆小説。
    惚けたはずの主人公、治ってビジネスまで始めてしまう。
    拍子抜けでした。

  • 暗い話かと思ったら、そうでもなくて、でも何だか切なかった。歳をとっても、一生懸命生きてる。

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痴呆病棟の作品紹介

理想的な医療を目指す院長や看護部長と個性豊かな患者たちが繰り広げるユーモアとペーソス溢れる物語-。ときどき痴呆の出る元眼科医の湯浅マキ(76歳)が息子夫婦にドライブに誘われ、ウキウキ出かけてみたら、連れていかれたのは老人病院の痴呆病棟。何度も病院からの脱出を企てるが、看護師に見破られる。ときどきふつうの状態に戻るのを幸いに、看護師や入院患者たちの日々を観察し始めた彼女の目を通して痴呆病棟の内情が描かれる。

痴呆病棟はこんな本です

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