ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi

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著者 : 穂村弘
  • 小学館 (2003年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093874496

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ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshiの感想・レビュー・書評

  • 穂村弘氏のエッセイは読んだことあるけれど詩集は初。

    大半が意味がわからない
    でもそういうのに限って
    じわじわくるから不思議だ。

    「ごーふる」の序盤は好き。
    (後半はまったくついていけない)

    美しいと思える短歌もある。


    "夜のあちこちでTAXIがドアを開く飛び立つかぶと虫の真似して"


    一番好きなのはこれだ


    "こんなめにきみを会わせる人間は、ぼくのほかにはありはしないよ"


    きっと誰もが誰かを思い浮かべる歌だろう。

  • 2003年時点での「The Best of Homura Hiroshi」です。
    歌集収録作品以外にも、未収録作品、書き下ろしも入ったファンにはうれしい1冊。

    ほむらさんの歌集はエッセイとのギャップがすごく感じられます。
    エッセイだと、おどおどした自意識の強いおじさん(失礼!)なのですが、歌集になるとそんなところが微塵もないのです。
    きっとそんなギャップにくらりときちゃう女性が多いのでは・・・?

    ほむらさんの短歌は、思いもよらぬもの同士が共鳴してはじけて、鮮やかな光を撒き散らすのです。

    タイトルにちなんで、蛍光のラインマーカーで描かれた装画もすてきです。

  • 「こんなめにきみを会わせる人間は、ぼくのほかにはありはしないよ」
    以前読んだエッセイに出てきたこの歌が好きだったので、普段どんな短歌を書いているんだろうと気になって触れてみたけれど、やはり穂村さんの世界は難解で、どう読み解いていいのかわからない。その良さを味わえないのが悔しい。

  • 言葉の組み合わせがいいね。

  • 装丁が素敵。中の短歌も素敵。
    どうやったらこの言葉と言葉が頭の中でいっしょになるんだろう。



    秋になれば秋がすきよと爪先でしずかにト音記号を描く

    ジャムパンにストロー刺して吸いあった七月は熱い涙のような

  • 手紙魔まみのシリーズが好き。
    あと装丁

  • 初穂村弘。いいなと思う歌もあったが、斬新すぎてよく分からないものも多かった。五七五七七の枠に全く収まらないような歌は、どういうリズムで読んだらいいのか戸惑う。

  • 甘くて少しだけとげのある美しい歌が、世界の見え方をちょっとだけ変えてしまったような気がする。でも短歌初心者の自分にとっては、一つの歌に解説とまではいかなくても一言コメントがあった方が鑑賞しやすい。穂村弘のエッセイに出てきた歌もいくつかあって、エッセイに取り上げられるような歌だからいいものが多かった。

  •  不思議で奇妙だけどなんとなく分かる、気がする歌がたくさん。初読時は中学生の頃で、その時は今よりもっと訳が分かっていなかった気がする。あの時だらこそ響く歌、今だからこそ響く歌があるんだなぁ。

  • A.Sは誰のイニシャルAsは砒素A.Sは誰のイニシャル
    抱きしめれば 水の中のガラスの中の気泡の中の熱い風
    飛びながらあくびをすると甲虫が喉につまってすごくあぶない
    もうずいぶんながいあいだ生きてるの、ばかにしないでくれます。ぷん

  • 予想もつかない言葉と言葉の組み合わせが美しい。

  • ポップ歌人、穂村弘による自選歌集。

    シュールレアリズムのように意外な言葉同士が連なることで、そこから豊穣なイメージが想起される。言葉自体は目新しいものではないのに、それが組み合わされた瞬間に、ここまで不思議なイメージが出てくることに驚かされる。

    気に入った歌は幾つもあるし、これから読み返す度に変わっていきそう。まだまだ言語には可能性があるということに気づかされる一冊。

    そうそう、表紙の大竹伸朗によるイラストも素晴らしい。

  • 音楽的で日常的なのんびりした短歌の本。

  • 思いがけず出会った本。なんじゃこりゃって!ポップ歌人?たしかに!この人やばい。笑った歌は以下の通りです。



    「眠ってた? ゴメンネあのさ手で林檎搾るプロレスラー誰だっけ?」

    はんだごてまにあとなった恋人のくちにおしこむ春の野いちご

    本当のおかっぱにって何回も云ったのに、意気地なしの床屋め

    口の中にゴキブリが入ってこないようにマスクをして眠ります

    似合わないところが見たい、ほんとうに似合わないねえって云いたいの

    「美」が虫にみえるのことをユミちゃんとミナコの前でいってはだめね

    お客様のなかにウエイトレスはいませんか。って非常事態宣言

  • 雑誌でこの方の歌を読んだとき
    え、なんでこんなにカッコいいの?と。
    短歌のイメージががらりと変わりました。

    一首ごとに想像力をかきたてられて
    読んでいる短い時間が濃密になって
    とても得をした気分になります。

  • 穂村さんの作品には、どうやって出会ったのか?
    忘れた自分にビックリするけど。
    エッセイ、歌集と読んできて大好きな一冊。

    パラパラと読み返すたびに、はっとさせられたり、にやりとしたり、甘やかな気持ちにさせられる。

  • 手紙魔マミの連作が収録された歌集。

    http://www.horizon-t.net/?p=1162

  • ずっとほしかった。

    「手紙魔まみ」は無論だけど、
    「ラブ・ハイウェイ」も設定があって作られている連作なのかなあという感じ。
    でもやっぱり前半かなあ。
    見たかったのはこれだ! という。

    ブーフーウーのウーじゃないかな、とか
    がんこな汚れにザブがあるから、とか
    固有名詞出てくるやつ、好きなんだよなあ。

  • このジャケ、たしか大竹伸朗が描いたんだよな。

  • 装丁がすき。

    短歌を何度と読み返しながら、じっくり少しずつ読んでいきたい本。

  • 恋愛短歌集。世界をこんな風に見ることができたら素敵だと思う一方、それはきっとすごく怖いのだろうと思う。書き下ろしと散文(?)も入っていて、穂村弘の歌集は初めてだけれど雰囲気がわかった。

  • きゅん!

    身近なところにある感性がすき。


    おとこのひと、という感じがしてどきどきする。
    シンジケートがすき。


    装丁が良いなぁ。

  • 攻撃的でポップだった。

  • ・「海にでも沈めなさいよそんなもの魚がお家にすればいいのよ」
    ・「神は死んだニーチェも死んだ髭をとったサンタクロースはパパだったんだ」
    ・「ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は」

  • 穂村弘の短歌は、彼だから許されるのだと思います。穂村弘ワールドです。

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