激走 福岡国際マラソン―42.195キロの謎 (小学館ミステリー21)

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著者 : 鳥飼否宇
  • 小学館 (2005年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093876230

激走 福岡国際マラソン―42.195キロの謎 (小学館ミステリー21)の感想・レビュー・書評

  • 初めて読む作家さん、北京オリンピックの出場枠をかけ福岡国際マラソンに出場する各選手の心理面を綴る事で物語が進んで行きます。各選手自分の資質に応じた戦略を立てて臨む大会、しかし全ての選手の思惑が合致することはなく、常に状況に応じた軌道修正を迫られる。その心理面も描写も面白いですが、そんな中で一つの事件が起きる。僕としては物語の中でわざわざそんな事件を起こすよりも、事件に巻き込まれた選手も後半のデットヒートに参加させてレースを盛り上げてほしかった。。。
    それでも本は面白かった事には変わりないです。。まる。。

  • 期待せずに読んだんやけど、結構面白かった。
    最初の方で、何のためかは分かったけど、誰のためなのか分からず、
    先が気になって一気に読んだ。
    ペースメーカーって何か違うんじゃないの?と思っていたけど、うまく使われていた。
    別に契約以上に走っても良いというのは初めて知った。
    他人を思いやる気持ちがモチベーションになるという清々しい話かった。

  • 万人受けしない競技なので面白味に欠けるかなと思いましたが、過去の回想を挟みながら各ランナーの思惑が少しずつ明らかになる展開は飽きさせません。物語が単調にならないよう工夫されているなと感じました。
    途中に挟まれるアクシデントの真相はかなりあっけないものでしたが、それをダミーにしてメインを気づかなくさせる手法はお見事でした。
    なかなかの良作ですが、あまり知られていないのが不思議です。硬派過ぎるタイトルが邪魔しているのかなと思いました。

  • ミステリィと思っていると、最後、“謎” がつまらない。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/7790528.html

  • 初☆鳥飼氏。
    読みやすさ抜群。

  • マラソンをやってるので

    タイトルにマラソンと付くだけで手にとった作品。



    オリンピック選考会を兼ねたレースにを舞台にしたミステリ。

    走っている間の他の選手の心理とか、白バイ隊員など

    いろんな人の心情や企みが面白かった。

    本当にマラソン中継をテレビで見ているように感じる描写でした。

    マラソンをしている人は特に楽しめると思います。

  • マラソン好きなので、タイトルで興味を持って読んでみました。

    どんな内容か全然知らないで読み始めたので、最初は単なるマラソンモノなのかと思ったんですが、読んでみて「これってサスペンスなんだ」と気づきました^^;

    マラソンのレース展開も気になりつつ、レース中に起きる出来事が伏線となっていて、ラストは意外な展開に。
    いろんなことが気になって途中で止めることができず、一気に読んでしまいました。

    選手の心理状況なんかも細かく描写されてるし、マラソンモノとしても楽しめます。


    マラソン&サスペンス好きにはたまらない1冊でした!

  • 北京オリンピックの選考会も兼ねた福岡国際マラソンを舞台にしたミステリです。
    42.195キロを選手達が走っている時のそれぞれの思惑と駆け引き、心理描写にはハラハラドキドキさせられます。
    マラソンでミステリとはどういった事なのかと思っていましたが、最後まで読んでその意味が分かりました。
    初めは何が謎なのか分からないながらも読み進めていましたが、途中あるタイミングからその謎が段々と見えてきます。
    最後に明かされる真実と共に伏線が回収される時の感動は素晴らしいものです。

  • 中盤あたりまではただひたすらマラソン。30キロ地点位まで。出場メンバーはペースメーカーを務める主人公、市川。市川の会社の後輩、洪。イケメン二階堂。性格の悪いエース、小笠原など。
    二階堂が途中、突然死のアクシデント。実は小笠原の仕業なのだが…。走る中で、小笠原はライバルを蹴落としてきた。過去に思いを巡らせ、昔失明させた徳山のことを思い出す。
    最後の最後、洪=徳山だと判明し、同時に市川は盲目の洪専属のペースメーカーだったこともわかる。
    好きな私は楽しく読めたけど、一般的な受け入れは難しいか

  • この人の作品で久しぶりに正統派なミステリーだった。確かに視点は新しいが物語としては破綻している小説が多かった作者だが、これは非常に面白い!

    伏線が収束する感じ、犯人(?)の狙いがとても斬新で良かった。動機も十分に納得でき、最後の痛快感はたまらない。

    孤高のスポーツであるマラソン選手の心理描写も秀逸で、まともな本も書けるじゃないか(失礼過ぎる言い方ですが)と妙な納得をしてしまった作品。

  • 2007年の師走。北京オリンピックの選考会も兼ねた福岡国際マラソンを舞台に火花を散らす選手たち。
    選手それぞれの思惑と駆け引き。鳥飼さんお得意の繰り返しの多用でまさに本当のマラソンのような疾走感でした。
    気づけば先頭集団と同じタイムで一気読みしていました。

    マラソンの描写でなぜミステリが成立するのか!?
    これが最大の疑問でしたが、読み終えて納得。ぜひ読んでいただきたい作品です。
    わたしはとにかく急かれるように読んだので終盤近くまで気がつきませんでしたが、伏線も親切すぎるほど提示されています。
    良質なホワットダニット作品だと思いました。

    マラソンは走るなんて絶対嫌だし、テレビ観戦も興味ありませんでしたが、見る機会があれば今後は違う目線で見ることができそうです。
    といいつつ、一番印象に残ったのはおまもりの「フャイト」なんですけど。噴き出してしまいました。

  • 今まで読んだ鳥飼作品の中では一番読みやすく
    面白いんじゃないでしょうか。42.195キロという設定を
    スタートからゴールまでランナーの視点を変える事で
    スピード感と緊張感を失速させることなく一気読みさせてくれます。

    最初〜途中までは何が謎なのか分からないまま
    ランナー達に置いてけぼりにされそうになりつつも、追走していくと
    あるタイミングからその謎とこのマラソンにかける一つの目標が
    ジンワリと浮かび上がってくる。
    ゴールまでの残りと共にドンドン高まる高揚感はランナーズハイの如し。

    その謎の真相も行方も読後感も...うーん気持ちいいっス。

  • 前半ミステリーでなく、ノンフィクションのマラソン中継のようで、これはこれで臨場感があった。後半突然謎の死が出てきて、ちょっとミステリっぽくなるのだが、謎解きはおまけのよう。マラソンの中継を見ているようで、これはこれで面白い。

  • 題名に惹かれる。ペースメーカーに注目する話って読んだことなかったので新鮮。

  • こう来たか・・って思いました。まさかあの人が・・・ってとこが否宇さんらしいなとすっごい思いました。

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