オババの森の木登り探偵

  • 86人登録
  • 3.63評価
    • (6)
    • (26)
    • (22)
    • (1)
    • (1)
  • 24レビュー
著者 : 平野肇
  • 小学館 (2006年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093876636

オババの森の木登り探偵の感想・レビュー・書評

  • 東京、目黒の都会に大きな森が広がっている。
    そこにはオババが1人で住んでいたけど・・・

    子供の頃、オババの森で遊んでいた少年が大人になってオババの森を管理する事に。

    そこにはいろんな人たちが絡んできて、
    森を愛する人、邪魔と思う人達との争いなんかもあったりして、
    今の世の中、自然をそのまま残して置く事の大変さや、
    森を愛する人たちの葛藤が読みやすく書かれていて、
    虫やカエルは苦手だけど、
    気持ちのいい森の空気を吸いたいな~って思いました。

    マリエと中里の今後も気になるわ。

  • 東京の住宅街にある数少ない森の管理人になった中里。少年時代この森によく忍び込んでは所有者のオババに追いかけられていたため、「オババの森」と呼んでいます。副業でなんでも屋のような探偵をやりながら愛着のある森で暮らしていたけれど、ある日森に開発の危機が迫る。都会に自然は不必要なのか・・・?

  • 都会の真ん中に残った小さな森――別名オババの森。
    都会の真ん中という環境ゆえの周辺住民との悩みとかリアルで、口うるさいおばさんがすごく想像に易かった。
    でも奈々の日記や、ちょっとした自然を感じる出来事が浮き世を思わせる。ふとした瞬間になんか癒されたわ。
    少し終わりが弱かったかなとは思うけれど、もしかしたらと匂わせるような終わり方も悪くない。
    オババの葬儀のところは胸が熱くなったよ。

  • 都会の真ん中にある森や自然を巡る人たちのお話。

    はじめは小さな事件とかほのぼのとしたお話だったけど、少しずつ森の将来・今後のコトについて話が深くなっていく感じ。

    思ったよりもスラスラ読めて良かった(*´艸`)話も読みやすかったのかな( ´ ▽ ` )ノ 自然のコトや自然を守ろうとする人・邪魔だと思う人、それぞれだけど、最後のオババのお葬式はちょっと泣けた。微妙な血縁関係が入ってきて、なんかよくわかんなくなった時もあったけど、全体的にほのぼのとしてておもしろかったし、読みやすかった。

  • ほのぼの最後まで読み終えた。

  • 便利と快適性と効率を重視した生活を求めてしまっている現代社会では、よく理解できるストーリーである。しかし、人の温か身と自然のあるがままは、やはり恋しい。
    短編ぽっく、読みやすかった。

  • 見た目で手に取った本。

    手書きのような文字にイラストの雰囲気も良かったので。

    最終的にはおババの森の外まで話が行ってしまうし
    探偵、というからミステリーかと思いきや
    それほど旨みのある謎も事件も起こらないし
    確かに主人公は「おババの森の木登り探偵」かもしれませんが
    その人の物語、というには広がりすぎている感じを受けるし

    もっと他に内容に合う良いタイトルがなかったものかと思いました。
    …そう簡単に思いついたらそうしてますよね^^;

    じゃあどういう本かと言えば
    人との繋がりと自然の本、でしょうか?

    主人公が良い歳のわりにちょっと配慮の足りない所などが
    実際にいそうで親近感が持てました(笑)

    厚い本ですが字数はさほど多くなく
    短い章で区切ってあるので読みやすくはありました。

  • タイトルが良くて読み始めた
    最初は短い章や話が簡単に進んでいく感じが物足りなかったけど、後半になるにつれてちょっとずつ深みが増して来た。
    森がどうなっていくのかとドキドキしながら読んだんだけど、やっぱり最後はなんか簡単におさまっちゃって拍子抜け…
    途中の展開は面白かったなぁ〜

  • 表紙に惹かれて。

    ごくふつうのサラリーマンだったオレこと翔平が小さい頃に遊んだ雑木林の管理人になり、ツリーハウスをつくってそこで探偵業をしながら暮らしていく。森を気に入る人もいれば、虫や湿気の原因になると嫌う人もいる。オババの森の存続危機にどう立ち向かうのか…という話。

    なにもかも上手くいきすぎていて、その点ではあまりにご都合主義。本当にそこで暮らしていけるのかとか、不良のたまり場になりやしないかなど、現実味があるかといえば、ファンタジーじみていると言わざるを得ないかもしれない。
    だが、ツリーハウスでの自然豊かな暮らしやメダカや蛙の描写がありもしない郷愁を誘って暖かい。
    近所にこんな森があったらと思い、いい話だなぁ、とひどく懐かしくなる。

  • 都会のまん中の森にツリーハウスなる木上に基地をつくる小学生たち。近所に住むオババとともに揉め事を解決していく。面白かった。

  • タイトルと装丁に惹かれて手に取った。 最初の1ページを読んでてっきり少年たちの夏の冒険物語かと思いきや、舞台はその20数年後。大人になった彼らが、かつての遊び場だった「オババの森」の存続の危機に際して再び出会う。

    病に伏せるオババに代わって森の管理人を務めることになった中里が、森の周辺で起こる様々な出来事、森の中で育まれる生命の神秘、そして森が見守ってきたオババの人生と一生懸命に向き合う様子がテンポ良く描かれている。淡い恋心の行方もちょっぴり気になりながら、一気に読めて気持ちが晴れやかになる本。

  • 東京の中の森に、たくさんの生き物や自然が集まる描画が、とても印象的でした。

    ツリーハウスの生活に、ちょっと憧れます・・・笑

  • 図書館でたまたま目に付いた本です。
    最初の1ページを読んでみて面白そうだと思い、借りました。
    小学生の子供たちと森に住むオババのやり取りから、探偵といっても少年探偵団のようなほのぼのとした話かと思ったら、主となるのは少年の20年後、同じ森に戻ってきて、その森を守るために活躍する話でした。
    いい意味で裏切られて、一気読みしました。

    オババの森は守られるのかーーーー?

    ドキドキワクワクするそのストーリー展開は、どちらかといえば冒険小説かもしれません(笑)
    ここまで褒めて5つ☆でないのは、オチがちょっと安っぽかったので。
    スカっと解決したところだけで終わって良かったのでは?と思いました。

  • 図書館で偶然手にとって借りたのですが、
    とても面白かったです。
    オババの森に行ってみたい。

  • 鎌を持ったオババと悪ガキたちとの飽くことなき逃走劇。
    あれから20数年……都会に奇跡的に残る「オババの森」は、彼らの思い出が詰まったタイムカプセルになっていた。
     主人公・中里翔平もかつてこの森で遊んだ悪ガキのひとり。
    いまは森の管理人としてツリーハウス(樹上の小屋)で寝起きしている。
    小学生の女の子を相棒に、近所の珍事件を解決する探偵でもある。
    そんなある日、オババの森を蹂躙する重機の音が響いた!  
    睡蓮鉢の小宇宙を観察する少女、夜は銀座のクラブで働く女性ナチュラリスト、クチボソを釣る謎の老人、森とともに生きてきたオババ……個性的な登場人物たちが織りなす野外探偵ミステリー小説。
    (AMAZONより)


    表紙が可愛かったから、と言う理由だけで借りた本でしたが、あっと言う間に読み終えました。
    ミステリーと言っても、殺人ではなく、「オババの森」を中心に優しい時間が流れる中で、
    都会の中で自然と共存する難しさも書かれている。

  • 綺麗で優しくて、とても楽しいお話でした。
    情景が目に浮かんでくるような感じでした。
    あんな生活に憧れます。

    ツリーハウスと聞いて、真っ先に鬼太郎ハウスを思い浮かべてしまった私は失格でしょうか?(笑)

  • こんなにわくわくして本を読んだのは久しぶりでした。環境問題にも絡んで 物語は後半大きく変ります。
    面白くて読み終わるのが残念でした。
    こんな本を沢山書いてほしいです。

  • トロントへ向かう前、成田空港で衝動買い!長いんだけど、面白すぎて一気に読んでしました。Tree houseうらやましい!私もオババの森に住んでみたい!!

  • 夢物語
    こんな暮らしができればいいけどね

  • 子どもの頃「オババの森」と呼ばれ、探検していた森の管理を任されることになった中里。夢だったツリーハウスを構え、管理人と兼業して探偵業をはじめる。ある事件から探偵業の相棒となった奈々。以前の管理人だったオババと親戚だったらしい。その母親マリエの存在にも惹かれてゆく。
    オババが容態が悪くなってから森の権利を狙うものがあらわれる。また森の権利と共にオババの人生も明らかになってゆく。
    「オババの森」は本当に居心地が良さそう。だが、都会の中にある森なので、理解されないところが悲しい。
    自然界の問題、相続問題、中里の友人から恋愛についてまで多くのことをうまく集約した小説。ぜひ、シリーズ化してほしい。

  • ミステリー?ベランダに睡蓮鉢を置いてみよう。続編があるといいな、と思います。

全24件中 1 - 24件を表示

オババの森の木登り探偵を本棚に「読みたい」で登録しているひと

オババの森の木登り探偵を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

オババの森の木登り探偵を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

オババの森の木登り探偵の作品紹介

森の管理人としてツリーハウスに寝起きする中里翔平。ちょっと情けない、ご近所の珍事件を解決する探偵でもある。ある日、彼の住む「オババの森」に開発の魔手がしのびよる…ケータイ発・野外ミステリー小説。

オババの森の木登り探偵はこんな本です

ツイートする