綺麗になる古典美人道

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093876988

感想・レビュー・書評

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  • 職場の大先輩からお借りした本。

    美容雑誌「美的」連載のエッセイ。
    古典文学における平安貴族たちの「美」がテーマ。

    時は外戚政治全盛期、男も女も「モテること」が明日のメシに直結していた時代です。
    美しくあるための努力や工夫、はたまた心構えの数々は、我々現代人にとっても十分示唆に富むものばかり。
    肌を美しく保つには?歯は?髪は?ニキビの治し方は???
    紹介されている美容法(かなりスゴイのもありますが)を実際に試さずとも、読んだ後になんとなくキレイになったような気になりました。

    巻末の「本書に登場した主な古典美人本ガイド」も圧巻。
    『源氏』のみならず、もっともっと古典文学に触れたくなります。

  • 美的な視点から古典を見ることで改めて奥が深い文学だな…と思った。大塚ひかりさんの他のものも読んでみたい!!

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著者プロフィール

1961年横浜市生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部日本史学専攻。個人全訳『源氏物語』全六巻、『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』『愛とまぐはひの古事記』『女嫌いの平家物語』(以上、ちくま文庫)、『快楽でよみとく古典文学』(小学館)、『ひかりナビで読む竹取物語』(文春文庫)、『本当はひどかった昔の日本』(新潮社)など著書多数。

「2016年 『文庫 昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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