『求めない』 加島祥造

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著者 : 加島祥造
  • 小学館 (2007年6月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093877220

『求めない』 加島祥造の感想・レビュー・書評

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  • 丸山隆平オススメ

  • 求めない 080630
    加島祥造 小学館

    ご本人も言っておられるとおり
    古き昔から言い伝えられてきた「足を知る」を
    知識でなく心で感じた瞬間を書き綴ったものなのだろうか

    この世は人間にとって結果という物質を求める肉体と
    プロセスという体験を求める精神との二つが渦を成すことで存在している

    今、結果を求めすぎる社会に傾いているから
    求めない方へ少し戻る必要が起こっている
    だからといってすべてを放棄したら元も子もなく
    この世は消え去ることだろう

    それが証拠に加島さんは
    「求めない」姿を求めてやまない
    声を大にして皆に伝えたいのだろう
    これほどに口を酸っぱくしてまで繰り返し口説いているエネルギーは
    まさに欲でしかない
    そのことが矛盾で成り立っている相対界を浮き彫りにしている

    後書きの後に「真実は嘘に支えられている」とある
    この言葉からも加島さんがあえてこの世の矛盾に挑んだことが読み取れる
    この本によって社会は何ら変われなくても
    個人的な変化をもたらすことができればと期待しているのかも知れない
    知識でなく心が体験で捉えた瞬間に誰かが溶け込む勇気を得るかも知れないと

    もしも地球が矛盾のない世界に変わってしまったら
    次の誰かの心が「足を知る」ことに触れるチャンスをなくしてしまう
    だから大自然は体験の場として矛盾している地球を譲らないだろう

    丁度裏山や遊園地が子供にとって危険と裏腹の冒険の場であるように
    いつの日も人々は「足を知る」ことを求めて繰り返し
    未知の日々を右往左往しようとしていることだろう

  • 「求めない」・・簡単そうでけっこう難しい。
    でも、

    「求めないーすると心が広くなる」
    「求めないーすると悲しみが消えてゆく」
    「求めないーすると判断がフェアになる」
    「求めないーすると自分の好きなことができるようになる」

    作者の言うとおりいいことばっかりだ。
    極め付けは

    「人生の中から惨めさを消すには、ひとに求めないことだ
     ひとはかならずあなたの期待を裏切るからだ。」

    もう何にも求めたくなくなったはず(笑)
    それでも求めたくなったら・・

    「一切何も求めるな、と言うんじゃあないんだ
     どうしようか、と迷ったとき
     求めないーと
     言ってみるといい。すると気が楽になる」

    そんな時・・ホントに言ってみた、ホントに気が楽になった。
    これからの人生の愛読書になると思った。

  • お金のことを考えてて、この本を手に取ったような気がします(笑)。それ以外にも勿論有効に対応できる一冊です。
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage082.htm

  • 声に出して読みました。詩の音読には、ヨガみたいな効果があると思います。頭は空っぽになりませんでしたが…
    欲のないフリして、実は欲まみれな自分です。求めない、がどういう状態か、いまいちピンとこず。。でも、そう気づけたことが、第一歩なのかなぁ。

  • 2008年1月12日読了。以下、過去の日記から抜粋。

    密かに話題になっている詩集ですね。
    図書館にあったので借りてきました。
    なかなか深い内容が込められています。
    特に印象に残ったのは(うろ覚えなのですが)、

     求めない するとあなたに求める人は去っていく
     求めない するとあなたに求めない人が残る

    なかなかいい言葉だと思いませんか?
    人間ってつい相手に求めてしまいますよね。
    無意識の中で相手にこうしてほしいなと願っている。
    そして、勝手に怒ったり、傷ついたりしている。
    それをやめると、きっと楽になるんじゃないかな。
    人間関係に悩んでいる生徒に言ってあげたい一言です。

  • 1923年生まれの著者、加島祥造さん。
    いくつもの大学で教鞭をとられた人生の
    大先輩からのお言葉はシンプルだが、
    奥深いものがあります。
    求めてばかりいる現代人に贈るココロが
    楽になる本です。

  • ひところ話題になった本です。

    この本からは悟り、老成、なんかそういうものを
    感じる。
    そして言っている意味はわかるが、私にはちょっ
    と遠いことかなと思う。まだ生々しくて、色々な
    ことを求めて生きているから。
    求めるな、ってことではなくて、「こういう風に
    考えることができたら、楽だよ」と示してくれて
    いるのはわかるのだけれど。

  • アメリカ文学者であり、現代語訳「老子」がベストセラーとなった詩人・加島祥造氏が、「求めない。すると、・・・(ex.心が静かになる)」という形式の詩を100句くらい書き連ねている。
    いい表現もあるが、飽きてくる。

  • 求めないと○○になれる。結果ばかりに視点が置かれている気がする。
    求めないためにはどうしたらいいか、その方法が知りたかった私には、何のためにもならなかった。

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