- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093878906
作品紹介・あらすじ
チュニジアで熱波に遭い、ラスベガスに遊び、西安を逍遥す…珠玉の40編。
感想・レビュー・書評
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さすが浅田次郎さん。軽い語としっかりとした観察眼。愛すべき人柄です。
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浅田次郎さんのエッセイで最後まで読み切らず終わる。浅田さんの小説好きな小生としては、エッセイいまいち。
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別府温泉を世界遺産にという氏の提案には賛成です。温泉こそ日本が誇る文化・観光の象徴みたいなもので、フェリーのデッキから眺める別府の街の壮大さはこの上ないものです。
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浅田次郎氏のJAL機内誌エッセイ。
読みやすくて楽しい♪ -
らじは浅田次郎さんの小説が素直に好きなんだけど、実はエッセイストとしての浅田さんのがもっと好きかもしれない。
この本は浅田さんがJALの機内誌「SKYWARD」に連載しているエッセイをまとめたものなんだけど、どれも読みやすくて楽しいよ。
最近ANAの利用率が高くて、なかなか空の上で読む機会がないのが残念です。
このエッセイを読むためにJALに乗ってもいいな(笑) -
以前、出張でJALをよく使っていた。経営がおかしくなる前の整備不良がニュースになっている頃。職場の女子社員から「大丈夫ですか」なんて聞かれた。でも、ANAにしなかったのは、短い飛行時間の間に機内誌スカイワードで浅田先生のエッセイを読む楽しみのため。
ラスベガスを訪ねる度、待遇が良くなっている。部屋代はタダになりホテル内の飲食もタダ。これはヤバいと感じるのだから、製紙会社の元会長と違ってまともな人なのでしょう。
中原の虹を書かれている頃、またNHKで蒼穹の昴のロケの頃。必然的に中国旅行の話が多い。
エッセイでも浅田節というかスタイルがしっかり出来上がっている。ニコニコ笑いながら読み通した。
機内誌は川上和生さんの絵がいつもついていた。表紙には載っているけれど、各話にも載せて欲しかったな。モノクロでも良いから。 -
同じ企画(JALの機内誌連載の単行本化)である前作「つばさよつばさ」と比べると格下であることは否めない。理由としては単純で、JAL!なのに、旅についての記述が少ないから! 思わず声に出して笑いたくなるエピソードなどもちりばめられているけれども。
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日航の機内誌のエッセイをまとめた第二弾。
相変わらず軽妙な話口がとても楽しかったです -
またついでがあれば読んでみようか…
蒼穹の昴後の随筆集との落差はなんだろうか… -
2002年から2009年までJALグループの機内誌『SKYWARD』に掲載されていた浅田さんのエッセイ。
普段作家さんのエッセイとかほとんど読まないのですけど、書店で見かけた帯に蒼穹の昴ドラマ化の裏話、みたいな煽りが書かれていたので興味を持ち借りてきました。
そのあたりは少なかったのですけど、面白かったです。
嬉しかったのは『中原の虹』の続編の構想が進んでいることや、『壬生義士伝』『輪違屋糸里』に続く新選組モノを執筆されているということを知ることができたことです。
新選組モノはもう出てるのかな?
江戸っ子で私の中では勝海舟のイメージがある浅田さん。
お酒を飲まないとか、競馬やラスベガスの常連で賭け事が大好きとか。
狭心症の発作をおこし危険な状態だったことなども知りました。
文机に座り、万年筆で原稿を手書きされていることなども知り、より作品に愛着が湧いてきました。
そういえば我が故郷・呉には世界的にも有名な万年筆調整の職人さんがいらっしゃるのですけどご存知でしょうか。
短いエッセイとはいえ、読者を楽しませようという心意気が伝わってくる、楽しい読書でした。 -
浅田次郎のエッセイ好きです。カッシーノ!も面白かったけど、これも面白かった。飛行機の機内雑誌に連載されたようですが、あまり関係ない。
鉄道員とかいまだに読んだことないんだけど、浅田さんのお話の笑えて泣けるところがすごいと思う。ついさっきまで笑ってたのに、次には泣かされる。プリズンホテルとかオーマイガァ!とか憑神とか。
浅田さんの中国小説に次は挑戦したい。 -
アイムファイン!
つばさよつばさの続編エッセイです。JALの機関誌に一話づつのっています。レタスのお話を、ちょうど機内で読んで大爆笑してしまった恥ずかしく苦い思い出があり、今回の掲載とても嬉しく思いました。
浅田先生の小説は、ほとんどがご自身の経験から強く感じた感動を手を替え品を替え、書き上げているように思います。歩兵も天切り松も春児も、エッセイを読み、先生のまわりの人々や思い出や、ねこたち、先生自身に触れると頭の中によみがえってくるような、そんな印象を受けるのです。
つばさの時のまだ探っているかしこまった感じが、ほどよく崩れて浅田節がチラリと顔をのぞかせる、笑いと笑いと笑いの、楽しい一冊です。 -
久々のエッセイ集
クスクス笑いで済まず盛大に笑ってしまいました。
この作者が蒼穹の昴を書いた人と 同一人物だとは思えない
ギャップも含めて楽しませていただきました -
機内誌連載のあれ。この人の日本語はきれいで正しく、そこに混じるべらんめぇが懐かしい。名人のナレーションを聞くようだ。狭心症でステント手術していたとは知らなかった。ポップコーンの袋食いなんてしないで、ずっと元気で書き続けてほしい。2010/8/10 読了。
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やっぱりオモシロイ浅田エッセイ☆あぁ、旅に出て読みたい…。
内容紹介
「鉄道員」で直木賞を受賞したベストセラー作家によるエッセイ集。
JAL機内誌「SKYWARD」人気連載中の旅エッセイ「つばさよつばさ」の単行本化第2弾です。
第1弾は2007年に単行本『つばさよつばさ』として刊行し、2009年10月に同名タイトルで小学館文庫より刊行。好評を博しています。
今作品も前作に引き続き旅をテーマにした一冊。ベストセラー作品『蒼穹の昴』の中国ロケで起きたこととは?(『西太后の遺産』)、
熊本で出会った""しろくま""の正体とは?(『しろくま綺譚』)など笑いあり、涙ありの浅田節が存分に描かれています。 -
浅田次郎のエッセイ。著者の小説を読み尽くしてしまったのでエッセイに手を出したが、やはり小説の方が面白かった。