青森ドロップキッカーズ

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著者 : 森沢明夫
  • 小学館 (2010年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093878999

青森ドロップキッカーズの感想・レビュー・書評

  • 青森三部作。
    安定のいいお話。人と人との繋がり。
    いい言葉がちりばめられてる。
    おばぁちゃん、ステキな言葉をありがとう。
    最後、泣いちゃいました。

  • ラストは、勝って泣くのか?、負けて泣くのか?どっちだろうと思っていたら、なるほど!そういう終わり方で来ましたか!感動しました(^^)v

  • これで青森三部作を全部読み終えた。

    森沢さんの本は
    とても読みやすいし

    道徳的な部分や
    心情にうったえる部分もあって

    心に響きます。

    カーリングのルールをほとんど知らない私でも
    分かりやすく説明されていたので
    楽しく読めました♪

  • いじめを受けている中三の苗場宏海。いじめグループに属している工藤雄大
    二人は幼馴染で、六年生まで親友だった。二人は兄弟の様に育ったのに…。
    完全なおばあちゃん子だった宏海
    ーヒロちゃんはいつも「ニコニコ」と「ありがとう」が一等賞で、偉いねえ。-
    ー目に見えないものは、誰かに分けてあげればどんどん増えていく。-
    ある日、学校で初心者向けカーリング講座開催のチラシが配られる。
    スポーツは苦手な宏海だったが、何かを変えたいと思い参加してみた…。

    沢井柚香は妹陽香と伴にカりーリングに打ち込み、かなり実力を付けている。
    協会の意向で選抜チームに入るが、しかし選抜チームをクビになって、動けなくなってしまった柚香…。


    『カーリング精神』をもとに登場人物達が、壁や試練を乗り越えてゆく姿が清々しい。
    苦しみや辛さを経た上での、極上の喜びと幸せ。
    やはり、何度も何度も涙が止まらなかった…。
    宏海と雄大の和解もとっても熱くて涙・涙…。
    選抜チームメイトを信じる事が出来ず、自分のせいで負けた試合の後、しっかり自分の気持ちを伝えた柚香。
    チームじゃなく仲間になれた瞬間…涙がこぼれました。
    そして、雄大のカーリング精神
    それを、快く受け入れ惜しみなく拍手する周りの人々やチームメイトの姿にも涙がとまりませんでした。
    カーリング精神…とってもカッコいいなぁ
    人と人の繋がりが素敵だなぁ
    一歩前に踏み出す勇気と希望が湧いてくる。

    『津軽百年食堂』のお姉ちゃん桃子の登場も嬉しかった。
    そして、最後に弘前城桜まつりに屋台を出してる大森食堂の登場(*≧∀≦*)♡
    七海と陽一の携帯の待ち受け画面も四葉のクローバーだったなぁ。
    この物語でも四葉のクローバーが、とっても物語を情感豊かにしていました。

    私も「ニコニコ」と「ありがとう」の一等賞でありたいな

  • 後半泣かせます。電車で読むとえらいことになります。
    あとがきは無い方が良かったかも。

  • 【あらすじ】
    凸凹四人組が繰り広げる青春カーリング小説。

    青森三部作『津軽百年食堂』『ライアの祈り』の根幹をなす、感動エンターテインメント小説。
    いじめられっ子の中学生・宏海、中途半端な不良で同級生の雄大、そして再起をはかるアスリート姉妹の柚果と陽香…。何をやってもうまくいかない彼等を結びつけたのはカーリングだった。青森を舞台に、見た目もキャラもバラバラな凸凹四人組が巻き起こす、爽快度120%+しみじみ泣ける青春カーリング小説。

    【感想】
    カーリングのルールが難しくて、なかなか理解できなかったけど、人間関係を築き上げることの難しさも感じられる一冊だった。厳しく辛い現実が、辛いけど幸せな現実へと変化していくところに、心があたたかくなった。

  • 四葉のクローバーを最後は松の矢印が教えてくれる。目に見えるものは分けると減るけど、見えないものは分け合うと増える。なんて素敵な言葉だろう。カーリングを舞台にした青春物語。ボコボコにされても、決して腐らない、何とかもがいて前に進もうとする宏海の姿が素敵でした。イジメの描写は辛かったけど、カーリングに熱中していく様子は素敵でした。途中参加の雄大もなんて好青年。迷いながら、壁に当たりながら、時にもう止めようか、という状況の中で支えあった陽香と柚香姉妹も清々しかったです。青森三部作のラスト一作も読みます❤

  • 陸奥湾の景色やプロポーズの思いで等で穏やかに始まった物語が、「余命宣告」の4文字で一気に心の中に突き刺さりました。
    又、宏海に対するいじめ、それを黙って見ている大親友だったおさななじみ、辛すぎる構図。
    それが、ラジオに投稿したことで、ほんの少しずつ上に向かう歯車が上昇しだす。
    「ありがとうとニコニコ一等賞が一番!」おばあちゃんの言葉が支える。
    そして、いろいろな人たちがさまざまな悩みを一人じゃない事で乗り越えていく温かさ。
    素朴な青森の良さを伝えるほかほかさに心が溶けて行きます。
    さわやかな読後感が素敵な作品でした!

  • すごくいい話でした!
    柚香が「仲間をちゃんと信じられなかった」と悔やんで涙を落すところ、
    宏海と雄大が一緒にいじめの首謀者とたたかって、仲間になるところ、
    ラスト、試合で雄大が自分のミスを大声で打ち明けるところ――
    胸にじ~んとくるシーンばかりで、泣けました~。
    あとがきの
    「「優」という漢字が好きです。「憂い」に「人」が寄り添うと、意味がコロリと変わって「優しい」になるからです。」
    っていう言葉も好きです♪

  • 「津軽百年食堂」のスピンオフ、青森三部作の二作目。
    カーリングのお話。
    さわやかで、前向きで、いやぁ青春だなぁ、と
    つい電車で泣いてしまったシーンあり(二か所とも雄大)。

    さりげなく「津軽百年~」にも触れられていて、
    もっと書いてほしいと思いつつ、これでもいいか、と。

  • 雄大が手を挙げたところで涙が出てしまった。誰も気がついていない事だけど、自分が気がついている。ここで黙っていたらこれからの人生に嘘をつき続けなければならない。君は立派なカーラーだ。

  • 筋しかない小説は好みじゃない。

  • 良かったです(^^)ベタな青春スポーツ小説だけど、その安心できる感じが森沢さんのいいところ。泣いたり笑ったり、ヒヤヒヤしたり熱くなったり…(笑)スポーツの良さ、仲間たちの絆を、存分に感じてください(^^)

  • カーリングを題材とした青春物語。
    単純な爽やかドラマにならず、いじめに立ち向かう話やチームメイトを変える話を織り込んで、競技を通じて人と人が助け合う・信じ合うということを伝えています。
    それにしても陽香の「えへへ」で目がキラリんハートマークはどんだけすごいんだと思いました。

  • タイトルから最初はサッカーが題材の話しかと思ったけど表紙の絵をみたらカーリングでした。 カーリング選手の沢井姉妹は協会の意向でチーム編成でチームメートを失う。更に新しいチームからも弾き出され苦悩する。そんな折、初心者の講習会で指導した中学生と「青森ドロップキッカーズ」を編成して大会に臨む。挫折しかけた姉妹はカーリングにより立ち直り中学生の宏海も苛めから逃れた。ラッキーとクローバーの話しで試合前に四つ葉を一枚づつちぎってみんなに配った件はジーンと心に沁みた。
    不良だった雄大だけど宏海の苛めに加担するのは堪えれなかったのかな。カーリングを通しての友情が芽生え沢井姉妹の優しさもいい感じ。
    カーリング用語が詳細に書かれていて今度のオリンピックが違った目で楽しめそう(*^O^*)

  • 『津軽百年食堂』、『ライアの祈り』のシリーズ
    中学生のいじめの場面は、やるせなかったけど
    カーリングにどんどん嵌っていく姿が頼もしくて
    カーリングって、テレビでちょっとしか見た事がなかったけど
    この本を読むと、一気に詳しくなります
    若い4人の素直な気持ちの葛藤がとても良くて
    元気が出る本でした

  • 一気読み。正々堂々前を向くって素晴らしい!

  • カーリングの競技を通してみんなが成長していくお話
    世の中には目に見えるものと見えないものがある。
    おばあちゃんのよつ葉のクローバーのお話素敵です。
    憂いに人が寄り添うと、意味が、ころりと変わって優しいになる。ナルホド

  • 青森作品の2作目。
    カーリングはオリンピックの時に見たことがあるだけ。
    馴染みはなかったけれど、とても楽しく読めた。

    それぞれの登場人物が
    それぞれの立場で一つ一つ殻を破っていく。
    中学生も大人も、もっと大人も。

    強さと優しさをもつ彼らの成長ぶりは
    まさしくカーラー精神、
    思いやりを持ち、常に高潔である。

    よかったなぁ。
    宏海クンのおばあちゃんの
    「ありがとうとニコニコが一等賞」は素敵なお話。
    おじいちゃんの松の木の話も素敵。

    あったかいお話。
    炬燵で読みたい本だな。

  • 表紙を見て何となくチーム青森が連想され何の気なしに手にとってみたがカーリングの事など何も知らないが面白く引き込まれて最後まで読み切った。各主人公達の心模様が瑞々しく、そこへカーリングの精神が引き立てていて読んでいる此方までチーム青森ドロップキッカーズの一員になった気になった。面白かった。

  • このシリーズはずれがない!時代を超えたつながりが楽しい。主人公たちが等身大で感情移入しやすい。また読みたい。他の著作も機会があったら読んでみたい。

  • 森沢明夫の青森を扱った小説。
    カーリングを舞台にしたこっちも青春小説。
    青森市内はそんなに詳しくはないけれど、風景が目に浮かびます。
    森沢明夫らしく、心を描いた作品です。
    こちらも、肩肘を張らずにさらっとどうぞ。
    最後に、津軽百年食堂が出てくるとは思わなかったなぁ。

  • 「目に見えるモノはね、誰かに分けると減ったり無くなったりするでしょ。でも、見えないモノは、その逆なの。誰かに分けてあげれば、どんどん増えていくのよ」という おばあちゃんから孫への愛情から物語が始まります。

    しかし、その孫(ありがとうとニコニコが一等賞の子)は、通う中学校でひどい いじめを受け耐える毎日を過ごしています。

    自分なりの工夫で自分の力で見つけ出した「カーリング」。
    カーリングで出会う人達の人生模様も織り交ぜ主人公の変化成長のドラマが巧みです。

    カーラーは、不当に勝つなら むしろ負けを選ぶ。

    カーラーは、ルール違反をした時、自ら申告する。

    カーラーは、思いやりを持ち、常に高潔である。

    このカーリングの精神に貫かれる。

    しかも、前作『津軽百年食堂』からのしかけも…

    あー、なんだか悔しいくらい 心揺すられる〜

  • 森沢作品には珍しい青春もの。
    でも舞台は青森(笑)。
    作品自体は良いです。
    でも他の作品が素晴らしすぎ、比べてしまうとちょっと落ちます

  • 青森ならではのカーリングを題材にした話で、出てくる場所はここか?あそこか?と青森市を思いだしながら読みました。だめだめな主人公がカーリングを通して自分に自信をつけていく様子が、青春!って感じで、さわやかさに満ちた話でした。

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青森ドロップキッカーズの作品紹介

いじめられっ子の中学生・宏海と、中途半端な不良の雄大。そしてトップを目指して氷上で闘うアスリート姉妹、柚香と陽香…。見た目もキャラもまったく違う凸凹な4人が、カーリングホールで巻き起こす、このうえなく爽快で泣ける青春小説の決定版。

青森ドロップキッカーズの文庫

青森ドロップキッカーズのKindle版

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