たんぽぽの日々

  • 153人登録
  • 4.34評価
    • (28)
    • (23)
    • (6)
    • (1)
    • (0)
  • 28レビュー
  • 小学館 (2010年3月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881142

たんぽぽの日々の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 俵さんが息子さんについて書いているものを読むと、
    あー、娘にもっと優しくしてやろう。
    もっとゆったりした気持ちで育児を楽しもう。
    なにもいそがなくていいんだ。
    という気持ちになれる。
    俵さんみたいなお母さんになれたらなあ。

  • 2017/03/12 連載の続きは単行本になってないのか?

  • 「あなたが機嫌のいいママでいられることを、最優先するのがいいんじゃない。」

  • ◆きっかけ
    図書館
    ◆感想
    短歌に加えてエッセイと素敵な写真。短歌が生まれた時の俵さんの状況や心情がエッセイで語られ、背景を知り、知っていた短歌もよりイキイキと感じられた。短歌から様々な想像が広がるのも良いが、私はこうやって作者のその背景にある気持ちをエッセイで読むことが大好きだと思った。
    ◆引用
    ・そろそろ文字を覚え始めた息子だが、なるべく楽しい感じで、遊びの延長のように教えられたら、と思う。最近よくやるのは「言いにくいことは、お手紙で」ごっこ。がんばって「あまいもの、もいっこください」などと書いてくれば、もう大目に見て、おやつを出してしまう。…p95
    ・バリ島で、バロンダンスを見たのは十数年前のこと。善を象徴する聖獣バロンと悪を象徴する魔女ランダの戦いが描かれた舞踊だ。(中略)これからも、善と悪の力は拮抗しつつ、戦いは続く……という終わりかただった。(中略)あんなふうに、「引き分け」の話があっても、いいのではないだろうかと。(中略)バロンダンスを私なりに咀嚼したというと大げさだが、幼い息子とぬいぐるみで遊ぶときには、必ず「悪キャラ」を作ることにしていた。…p96
    ・デンマークの高校生(中略)たちは、ぽかんとしていた。なぜ大の大人が、花ごときにそんなに振り回されるのか、という顔をしている。補足のために「桜前線」のことを話すと、ゲラゲラ笑い出す始末。「花が咲きそうかどうかがニュースになるなんて」というわけだ。…p101
    →カルチャーショック。
    ・母親としても歌人としても大先輩の河野裕子(カワノユウコ)さんと、子どもについて話していたとき、河野さんが、まろやかな微笑みをたたえつつ、自信に満ちてこう言われた。「子どもはね、いつも、そのときが一番かわいいの」(中略)子どもとの「いま」を心から喜び、大切にしてきた人ならではの実感であり、すばらしい発見だ。息子との時間が、いっそう愛おしいものに見えてくるまじないのような言葉である。…p103
    →そうありたい。
    ・育児のあいまに本を読むのは、至難の業だった。それでも時間を盗むようにして、何かを読もうとしてきた。そんな母を見ながら育ったせいだろう。息子もまた、5歳にして、立派な活字中毒の予備軍だ。…p109
    →時間を盗むようにして。共感。
    ・あとがき (中略)もしかしたら、幼稚園のお友だちとは、だんだん会わなくなるかもしれないけど、お友だちだったことは消えないんだよ。お別れするのが寂しいような、いいお友だちに会えて、よかったね。会えたことの積み重ねの上に、今の自分も、これからの自分もいるんだよ。てん
    →娘もきっと転居や転校の中で友だちとの別れを経験するだろう。その時、俵さんのように優しく諭せたなら良いな。…p116

  • 詩と解説の文章

  • 「誰かに預かってもらうことの、最大のメリットは、自分が「やさしいおかあさん」になれることだ。数時間会わないだけで、子どもに対して、ずいぶん心が広くなるのを実感する。」p29

    一番子どものためになるのは、完璧な母でいることではなく、良い母でいることではなく、「機嫌が良い母でいること」。

    深く、深く、うなずく瞬間だった。

    市橋織江さんの写真もいい。
    歌もいい。エッセイもいい。

    俵万智さんの著書を初めて読みましたが、とても良かったです。いつか母親になったら本棚に入れておきたい1冊です。
    プレゼントにも良いかもしれません。

  • お母さんがみんな思うことが短歌にしてある。子どもがいる人みんなによんでほしいな。
    こころあたたまります。

    好きって思う歌はたくさんあったけど、子どもを寝かしつけながら読んだので一押しはこの歌かな。

     ぴったりと抱いてやるなり寝入りばな
     ジグソーパズルのピースのように

  • 子どもの中に自分をみる。

  • 今のわたしの、母気分にぴったりな
    グッとくる短歌がたくさんあった。

    引用のとおり。

    小さいうちは子にとって、母がその世界の多くを占める。
    だから怒られても泣いても、大好き一番でいてくれるのだな。

    共感、同じこと思ってた!というところが多いこの本。
    世の中の、母って共通項だけでけっこうな部分
    分かり合える(気がする)ことのあるママ友現象を、
    この本でも感じました。

    p103,子どもはいつでも、その時が一番かわいい、という
    先輩母の言葉に、安心した。
    いつも、今が可愛さのピークだったらどうしよう!と心配しているから。
    はい、親バカなのです。

    引用四つ目など、成長・巣立ち系の句に、
    とくにグッとくる。さみしい。

  • マコトをウツスと書くけど、世界の一部を切り取ったものが、写真だと思う。
    写真を見て、これを撮った人は、どんな気持ちでこう切り取ったのかな〜と想像するのが好き。

    短歌も、限られた字数で世界を切り取り、表現している。

    俵万智さんが、どんな気持ちでその歌を詠んだのか…、添えられた文章から、しみじみと伝わってくる。

    市橋織江さんの写真も、穏やかな空気が漂っている。

    写真と短歌は、違うけど似てるんだな〜と発見した一冊だった。

全28件中 1 - 10件を表示

俵万智の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

たんぽぽの日々に関連する談話室の質問

たんぽぽの日々を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

たんぽぽの日々を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする