農家の嫁の事件簿 描き下ろし

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 64
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881340

感想・レビュー・書評

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  • 嫁 という立場と、嫁入り先の環境との距離感が、とても共感できます。それまでの自分のスタイルとかなり異なる出来事も多くて驚きつつも、嫁入りしちゃった以上は前向きに取り組んでみようよ、という姿勢にも 好感が持てます。
    この、嫁入り という状態。都会なら結婚なんだろうけど、田舎≒地方だからこそなんだろう。

  • 農家の暮らしをのぞき見できる1冊。
    特に著者が農家に嫁入りしていることで
    本の中でもどこか客観的に、「らしさ」を
    伝えてくれるのが良い。
    本編ではおもに田舎暮らしの素敵な部分を、はじめにや後書きでは本音を垣間見ることができた。
    季節ごとでに章立てされており食べ物や行事、様々な事件まで!写真とイラストで教えてくれる。

  • 料理 食べてみたい。

  • 前作に続き、何もないようでとっても豊かな田舎暮らしが可愛いイラストと一緒に味わえました。濃厚な田舎暮らしにちょっとしんどくなったりもしているようですが(まえがきから)、それでも家族や周りの人への尊敬や愛に溢れていて、やっぱりこの人はすごいと思う。

  • 岩手の山奥の農家に嫁いだ女性。
    ご本人は埼玉出身で、農業とは縁のない生活をされていたとか。この本は、嫁いで9年になるころに書かれたもの。

    読んでいると、嫁ぎ先のおうちはかなりの山奥の様子。
    田舎育ちの子でも、嫁ぐのにちょっと躊躇するかもしれない・・・。


    都市の便利さはない。田舎、農家ならではの大変さもある。でも、都市や普通の家庭では味わえない色々なものがある。

  • ia

  • 趣のある、雰囲気いっぱいのイラストつきで、農家の1年を描いた本です。
    難しい「農業論」や「農政論」ではなく、あくまでも農村という世界を絵日記風に描いた、それだけといえばそれだけの本。
    でもとても面白い。

  • 北国岩手の農家の暮らしぶりを、優しいタッチのイラストとユーモラスな文章で垣間見ることができた。
    春夏秋冬、それぞれの季節で収穫できるもの、イベントなど、都会では味わうことのできない楽しみで溢れている様子に和む。

  • あれから4年の「北国,山の中」~春は山葵の花芽を産直に出品し,ビニールハウスの紐をペットボトルを重石に代わりに飛ばし,牛を山に放し,バレーボール大会を楽しむ。山葵を出荷し,お盆には大人が川で子どもに返るが,筍狩りは敷居が高い。秋は茸狩り,橡の実が手に入り,稲刈りのシーズン。冬はヤマドリが畑におりてきて御馳走になり,氷点下でシャボン玉が凍るのを実験,味噌玉作りを見学~メインストリートに何でも屋が3軒,2009年にようやく携帯のアンテナが立った。コンビニが片道40分の所に出来て,便利に感じる。じいちゃんばあちゃん,義父母,夫との6人暮らしで子どもは未だいないらしい。筑波の大学院を出て,フィールドワークで岩手が気に入り,そのまま釜津田に嫁入りして9年,1973年生まれってことは結構なお歳。イラストを描けるって強みだよな。1冊目が評判良かったのだろう,小学館で2冊目だからね

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