しまむらとヤオコー

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著者 : 小川孔輔
  • 小学館 (2011年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881364

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しまむらとヤオコーの感想・レビュー・書評

  • ヤオコー21期連続増収増益の理由が、少しはわかった気がする。努力がハンパない。日本はあらためて、現場力でもっている国だと思う。

  • 埼玉県小川町、人口僅か3万4000人の小さな町で、なぜ日本を代表する優良小売チェーンが生まれたのか。

    私が興味を持ったのはヤオコー。
    21期連続増収増益。首都圏で100店舗以上。ディスカウントで勝負しないメニュー提案型の個店経営。成長率10%程度の無理をしない堅実経営など。

    ※ビジネススクール時代に、授業の一環で、ヤオコー上里店で1日販売員を経験させて貰った記憶を重ねながら読書。バックヤードや朝礼など、縦割りではない部門横断型の組織を体感したのを記憶。

  • ・しまむらの藤原社長によると、経営を安定させるために必要な要件(原理)は4つのSに集約できる:標準化 Standardization 単純化 Simplification 専門化 Specialization システム化 Systemization
    ・地方都市で最も有能な人材は、女性パート従業員である。

  • 日本の小売業界において、注目を集めるヤオコーとしまむら。
    ヤオコーは日常消費のメインである食品スーパーをメインとするため、狭域商圏を主戦場としている。
    その結果としてあって大量出店をするのではなく、
    エリアを絞って深掘りをするという戦略ということか。
    店舗での加工処理等を行うための水周り、冷蔵ケース、冷凍ケースの設置等、
    初期投資が大きくなるのも、ヤオコーが地域を絞って展開を進めてきた要因ではないかと思える。

    またしまむらは社会現象を起こすほどのブームともなっているが、いまどきの若い子達の消費行動が我々の時代とは大きく異なると言うことを如実に表していると感じる。
    すべての店舗で売れ筋商品を大量陳列するのではなく、その店にしかなく今買わないと次に出会うことはないと言うような雰囲気を作り出しているのも、在庫管理を徹底して行ってきた強みが今まさに花を開いているのですね。

    しかし、これだけ注目を浴びる企業は、その歴史においても他の企業とは異なることをやっているのは当たり前に思うが、当たり前のことを愚直にやり続けることができたことが、今に繋がっているのではないか?

    今後少子高齢化がますます進み、人口減も加速化するであろう。
    そんな中で如何に他社と差別化するのか?を考える上で参考になりました。

  • 小川町から誕生した、高成長を続ける注目の流通チェーンであるしまむらとヤオコー。
    両者の歴史を振り返りながら、転換点、考え方などを考察するビジネス書。
    ヒントになる点がたくさんある。
    教えてくれた友人に感謝。

  • 片や店舗独自の販促で売上を伸ばし、片やマニュアル化されたオペレーションで売上を伸ばしていた企業が同じ街の出身なんて驚きでした。

  • 埼玉発、小売りの成長の源泉をたどる

  • 超ざっくり読みでした。
    同じ街からうまれた、しまむらとヤオコーその歴史などをドキュメンタリーぽく書いてます。よく調べているなと感心。
    しかし、なんでか読みにくさを感じました。

  • 地元の中小企業であるしまむらとヤオコーについて、総合小売業との違いや、特質などを解説してあって、とても分かりやすかった。

    どちらの起業も、壁を何個も乗り越えて成長してきたことが分かった。

    自分もいつかは起業してみたいと思っているので、大変参考になった。

  • 仕事に関係のある業界の話なので読んでみた。2大小売チェーンの「しまむら」(洋服)と「ヤオコー」(食品)にフォーカスをあてた本。ドキュメンタリー調でとても読みやすく、面白い。いずれも今をときめく2企業を、生い立ちから現在までを追体験できる面白さがある。両企業とも、経営陣が非常に勉強熱心であることが伝わってくる。小売というと、生活に密着した身近な業界であるが、その裏側では、絶え間ない改善と苦悩があることがひしひしと伝わってくる。読んでいるうちに、自分も啓発されてくる感覚があった。なかなかいい本だと思います。

  • 請求記号:673.8/Oga  所蔵ID:50062223
    配架場所:書庫入り口横 学生選書コーナー・指定図書

  • 「しまむら」は手軽に流行のものが手に入れられるお店、ヤオコーは元気のいいスーパーという程度に二つの会社のことは知ってはいましたが、なぜ、この2社という疑問がタイトルを見て生れました。
    その疑問は、序章でいずれも埼玉県比企郡小川町から生まれから、とすぐに解き明かされます。

    でも、それだけで?と思っていると、実は2社には
    ・戦後すぐに法人化して家業の店から脱皮したこと
    ・いち早くセルフサービス方式を導入て専門チェーン小売業に転身したこと
    ・その後長い時間をかけてゆるやかに成長してきたこと
    ・女性パート社員の活用が巧みであること
    など、共通の特徴があることがわかります。
    また、実際に、その地の利が両社の共同出店にもつながっています。

    その一方、「ヤオコー」は親子3代で事業を継続してきたファミリー企業ですが、現場に権限を委譲する「分権的な経営」を特色として、自分たちの頭で考えて地域密着型の店づくりをしています。
    対照的に、「しまむら」は経営理念によって事業を継承して、歴代3人の最高経営者には血縁関係がまったくありません。そして、「しまむら」の強みは、標準化されたストアオペレーションです。完璧な作業マニュアル(合わせると1m以上にもなるとか)の存在が、集権的なファッション衣料品事業の仕組みを支えています。さらに、注意深くデザインされた自前の効率的な情報物流システムがこれと連動しています。

    それぞれの会社を、時間軸で並列的に述べていく手法が独特で、経済書というより企業史を読んでいる趣きです。
    いま勢いのある2社を、少し詳しく知ることができて、消費の仕組みを理解するのに役立つ1冊です。

  •  先日の、とことんオーガニック2011のイベントのパネラーとして発表なさっていた、法政大学の小川先生にオーガニック食品について話を伺いに行きたいと思い、最近の著書を読むことにした。

     すると、今すんでいる、埼玉県発祥の企業について書かれてある、この1冊であった。

     しまむらは関西に在住しているときから知っていたが、衣類に興味が無い私にしてみれば、たまに家族に付き添っていく場所であり、経済雑誌に良く登場してくる企業であった。

     しかし、ヤオコーについては、価格訴求に走らず、商品の価値をアピールする食品スーパーが、埼玉県川越本社にあると聞いており、一昨年に近所にも出店されたので、時々見に行くようにしているのである。

     そんな両社の成り立ちから、現在に至るまで、そして双方の違いが取り上げられている。それぞれのお店に行くことが楽しみになる1冊だ。

  • 2011/6/22 北京にて読了
    両社をより詳細に見てみたい

  • 日本のスーパーマーケット黎明期に日本NCRのレジ販売戦略がハマっていた話がほんの少し出ていて少し懐かしく思った。さいたま市に住んでいるのに、しまむらもヤオコーも馴染みがないのが残念なので、今度見かけたら買い物してみよう。

  • IM小川教授の小説家一作目。どうしても経営書的な感じがするのは、御愛嬌。受け手である読み手そういう意識ということもあるし。
    内容は、小川町出身の2社がどういうプロセスで大きくなるかを解明した中で、小さい地方企業(それでも恵まれた環境だと思うが)がどのようにして大きくなっていたのかを、経営者の行動から探っている。
    たぶん2作目以降も考えているはずなので文体については、今後に期待したい。

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しまむらとヤオコーの作品紹介

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