インサイド・ドキュメント「3D世界規格を作れ!」

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著者 : 本田雅一
  • 小学館 (2010年9月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881548

インサイド・ドキュメント「3D世界規格を作れ!」の感想・レビュー・書評

  • 3D世界規格を最後には作るところまで描かれているが、元はβとVHSの競争から反省した、DVDの規格の統一から描かれており、その上でBlu_rayとHD_DVDの規格競争、その上での3Dとつながっていく。

    そこには、技術の優劣と共に、アメリカの映画界のコンテンツ産業やPCのMicrosoftなどの思惑が複雑に絡み合っていく。インサイド・ドキュメントとあるようにそこには深い人間ドラマがある。

    アバターの後、あまり3Dのコンテンツの良い話は聞かないが、メーカーのエンジニアの苦労を見ると、3Dが普及してほしくなってしまった。

  • 3DTVの普及については批判的な意見を多く耳にするため,
    3D映像の今後に興味を持ち,参考に選んだ本.


    本書(約240ページ)は
    ・HD DVDとBlu-ray規格競争の話
    ・映画業界(特にハリウッド)と電機業界の話
    ・3D映像規格化の話

    これらのテーマについて
    それぞれ約80ページずつで構成されている

    『3D映像』が2010年ごろに話題になったことの大きな要因は
    ① ハリウッド大手スタジオの協賛(アバタ―等
    ② 記憶媒体の高容量化(VHS → DVD → BD
    ③ 表示,画像処理技術の進歩(TV,圧縮等

    だと書かれている中で,特に①が重要とされ
    ハリウッド大手スタジオ
    (ワーナー,ディズニー,フォックス,ユニバーサル,パラマウント)を始め,
    アメリカで作られた3D映画コンテンツの数は
    2006年:2本
    2007年:3本
    2008年:5本
    2009年:12本
    2010年:50本以上
    と増えていて3D映像市場は今後もっと伸びるのではないかという
    期待を持たせてくれました.

    HD DVD,BR,3D映像の規格化についての話で
    『どんなに優れた技術でも,規格競争に負けてしまえば普及の目はない』
    という言葉が印象的でした.

    00'年代後半から,10'11'年の話まで詳しく書かれていたので☆4

  • 和図書 547.8/H84
    資料ID 2010104387

  • タイトルは「3D規格を作れ!」だが、内容の半分まではそこに至るまでのフォーマット戦争や各メーカーの内幕が描かれている。とはいえ、これを踏まえなければ3D規格の成り立ちを理解することができないので、必須でもあり、なおかつここのストーリーも面白い。

    単なる勝ち負けではなく、メーカーそれぞれの視点から探った思惑や政治的側面を深い取材によって掘り下げている部分は現実味が多分にありつつも、物語として引き込まれる。

    日本の家電メーカーがなにかと衰退していっていると言われる昨今、技術を支えてきた技術者に光を当て、日本のメーカーに期待を込めた一冊といえる。

  • 非常に面白く一気に読んでしまった。日本の家電メーカーの底力を間接的に感じることができた。ガラパゴスなのは規制のある産業だけなこと、また3Dに対して偏見を持っていたことを明確に認識させられた。次のTVは3Dにします。

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インサイド・ドキュメント「3D世界規格を作れ!」の作品紹介

パナソニック、ソニー、東芝…。ニッポンが世界をリードしてきた光ディスク&映像規格。ハリウッドと協業し奇跡の3Dテレビ規格標準化を成し遂げるまで。

インサイド・ドキュメント「3D世界規格を作れ!」はこんな本です

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